市長記者会見発表内容概要(令和3年8月)

※撮影機器の不具合により、動画については音声と手話のみとなります。市長映像の画面は静止画となりますのでご了承ください。

昨年度の総合防災訓練につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、やむを得ず中止とさせていただきましたが、今年度は、実施方法を変更し、実施いたします。

例年9月に深谷ビッグタートルで実施していた総合防災訓練の代わりに、今年度は、全市民を対象に自宅、学校、職場などどこでも 誰でも参加できる『シェイクアウト訓練』を11月に実施いたします。

シェイクアウト訓練とは、地震から身を守る3つの安全行動、『姿勢を低く』、『頭を守って』、『動かない』を行う訓練です。

実施日時は、11月5日金曜日の午前10時からで、『Jアラート』を利用した全国一斉の緊急地震速報訓練にあわせて、実施いたします。

市民のかたへの周知につきましては、市の広報に周知文書を折り込んで毎戸配布するほか市ホームページなどでもお知らせする予定です。

参加方法ですが、午前10時に市の防災行政無線から『緊急地震速報』の訓練放送が流れますので、自宅、学校、職場などで、約1分間、各自で地震から身を守る3つの安全行動を行っていただきます。

総合防災訓練の目的は、大きな災害をおよぼす地震の発生を想定し、市だけでなく、市民、事業所などの皆さんが合同で、実践的かつ効果的な各種訓練を総合的に実施し、災害対応能力の強化、防災体制の充実、そして、防災意識の高揚を図るものです。

なお、この目的を達するため、『シェイクアウト訓練』を実施するとともに、市の防災力向上のため、市職員を対象とした災害対策本部や避難所などにおける『情報伝達訓練』を11月下旬に実施します。

『シェイクアウト訓練』と『情報伝達訓練』、この2回の訓練を総称し、『令和3年度 総合防災訓練』として取り組みます。

災害はいつ発生するかわかりません。いざという時のために、市民の皆さんには、ぜひ訓練にご参加いただき、また、この訓練を機会に、備蓄品の確認や家族、従業員との連絡体制など、あらためて災害への備えをご確認いただきたいと考えております。

深谷市では、65歳以上の高齢者へのワクチン接種を5月22日から開始し、8月15日現在で、1回目の接種をしたかたが3万7,579人、2回目の接種をしたかたが3万4,919人となっており、接種率では1回目が91．34％、2回目が84．87％となっております。

また、高齢者のワクチン接種がおおむね完了したことから、8月17日からは64歳以下のかたの優先接種対象者として、基礎疾患を有するかた、高齢者の介護者、障害者の同居家族、エッセンシャルワーカーのかたへの接種を開始しました。

さらに、8月25日本日からは、当初の予定から日程を早めるとともに年齢層を広げ、50歳から64歳のかたの予約を開始しました。

そして、現在、若い世代を中心に新型コロナウイルスの感染は急激に拡大しております。

そのような状況を踏まえ、職場や学校、家庭内での感染を抑えることを目的に、9月1日からは12歳以上のすべてのかたを対象に接種予約を開始することといたしました。

予約枠につきましては、ワクチンの供給状況をふまえ、順次空けていきますが、現在の感染状況を少しでも抑え、ワクチン接種を希望するすべてのかたの接種が早期に終わるよう今後も取り組んでまいります。

『ふかやシティハーフマラソン』は、毎年2月末に開催しており、ハーフと10km種目については、県北では唯一の日本陸上競技連盟の公認コースでアップダウンの少ない循環コースとなっております。例年、多くの市民と全国各地からあわせて約6,000人のランナーの参加申し込みがございます。

今年度の大会について7月19日に第16回ふかやシティハーフマラソン実行委員会総会が開催され、開催の可否について協議しました。

その結果といたしまして、第14回、第15回大会の中止に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大予防の観点から大会の中止の決定がされました。

3大会連続での中止となってしまったことは誠に残念であり、本大会の開催を心待ちにされていた皆様には、大変申し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

先ほどお話ししました通り、現在、ワクチン接種もすすめておりますが、新型コロナウイルス感染症の困難を乗り越え、大会が開催された時には、笑顔で多くの皆様にお会いできることを心から願っております。

引き続き、令和5年の大会開催に向けて準備を進めてまいりますので、今後とも『ふかやシティハーフマラソン』をよろしくお願いします。