市長記者会見発表内容概要(令和3年7月)

更新日:2023年05月31日

【ヤングケアラーを支援するために】『中学生の生活実態に関するアンケート調査』の実施

本来、大人が担うべき家事や家族の世話などを日常的に行っている、いわゆるヤングケアラーは、家庭内の問題であることから表面化しにくい構造であるとともに、ヤングケアラーに関する教職員への研修なども十分でなく、深谷市においても現状把握は不十分でありました。

一方、ヤングケアラー自身は、過度な介護や家事などの負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響があるという課題があります。

そのため、ケアの負担が子どもたちの可能性を閉ざしてしまうことのないよう、ヤングケアラーの実態の把握および支援の強化が喫緊に求められており、必要に応じた支援を行うために、『中学生の生活実態に関するアンケート調査』を実施いたしました。

調査対象は市内の公立中学校全生徒 3,747人で、一人に一台配布したタブレット端末から、アンケートツールである『フォームス』を使用し、7月16日から20日まで調査を行いました。調査内容は、学校や家庭での生活状況、悩みや困りごと、ヤングケアラーの認識など全19問です。

現在、アンケート調査を集計しており、今後、各学校へ結果を送付するとともに、個別の聞き取りを実施し、実態把握を確かなものとします。併せて、福祉や子どもの担当部署などとも情報を提供し、共有いたします。

そして、アンケート結果の分析を踏まえた教職員の研修や、ヤングケアラーとその家族が相談できるワンストップの窓口の開設、さらに、子どもからの相談、子育て支援、生活支援、経済支援などのさまざまな支援を関連部署が一体となりスピード感を持って行ってまいります。

新型コロナウイルスワクチン予約・接種状況

深谷市では、65歳以上の高齢者へのワクチン接種を5月22日から開始し、7月18日現在で、1回目の接種をしたかたが3万6,447人、2回目の接種をしたかたが1万2,094人となっております。

この数字は、高齢者施設などに入所・居住しているかたの接種者数を除いた人数となりますが、65歳以上の対象者の内、1回接種したかたが83.6%、2回の接種を終えたかたが27.7%となっております。

また、7月中に高齢者へのワクチン接種がおおむね完了することから、64歳以下のかたのワクチン接種を8月から順次開始します。接種につきましては、優先接種対象者から開始します。

まずは、基礎疾患を有するかたについて、8月6日から予約を開始し、8月17日から接種開始となります。次に、8月16日からは高齢者の介護者と障害者の同居家族、エッセンシャルワーカーの予約を開始します。

また、60歳から64歳までのかたにつきましては9月1日から予約を開始する予定で、59歳以下のかたにつきましては、8月以降に決定する予定です。接種体制につきましては、集団接種会場が2会場、個別接種会場が52医療機関で行う予定です。

そして、新型コロナウイルスワクチン接種証明書いわゆる 『ワクチンパスポート』の申請受付を7月26日から開始いたしました。対象者は海外渡航の予定があり、証明書が必要なかたとなります。申請方法につきましては、窓口と郵送で受け付けます。

高齢者へのワクチン接種完了に伴い、64歳以下のかたへの接種に移行していきますが、今後も、安全でかつ円滑にワクチン接種に取り組んでまいります。

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