市長記者会見発表内容概要(令和3年1月)

更新日:2023年03月27日

(注)令和2年8月の市長定例記者会見より、試験的に手話通訳を導入しています。

【2050年に二酸化炭素排出を実質ゼロにすることを目指します】『ゼロカーボンシティふかや』宣言

深谷市は、2050年に二酸化炭素排出を実質ゼロにすることを目指す、『ゼロカーボンシティふかや』を本日令和3年1月26日に宣言いたします。

『ゼロカーボンシティ』とは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスである二酸化炭素の排出量を、2050年までに実質ゼロにすることを目指す旨を、首長自らが、または地方自治体として公表した地方自治体のことで、1月13日現在、28の都道府県をはじめとする206の自治体が宣言を行っております。

それでは、宣言の概要についてご説明いたします。

深谷市では、『第2次深谷市総合計画』、『深谷市環境基本計画』、および『地球温暖化対策実行計画 事務事業編』に基づき、二酸化炭素排出量を低減してまいりましたが、近年の猛暑や豪雨災害など気候変動は深刻さを増しており、これらは地球温暖化の影響によるところが大きいと言われております。

このようなことから、深谷市は、今後、地球温暖化防止対策に、より一層取り組むこととし、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す『ゼロカーボンシティふかや』宣言を行うものです。

深谷市では現在、市民向けに太陽光発電システムやエネファームなど、一般住宅への省エネ設備および電気自動車等購入費の補助金交付事業を実施しております。

一方、二酸化炭素を排出する事業者としては、『地球温暖化対策実行計画 事務事業編』に基づき、庁舎の照明や空調を高効率な機器へ更新し、太陽光発電設備の積極的な導入による二酸化炭素排出量削減に取り組み、並行して、自治体新電力である『ふかやeパワー』を活用したエネルギーの地産地消などの取り組みを進めているところでございます。

本日、『ゼロカーボンシティふかや』を宣言しましたが、今後は実現に向け、令和4年度に見直しを迎える『深谷市環境基本計画』に、脱炭素社会を目指すことを明記し、深谷市全域の温室効果ガスの排出の抑制等のための計画である『地球温暖化対策実行計画 区域施策編』および、すでに生じている気候変動による影響や将来的に生じる恐れのある影響について回避・軽減するための『気候変動適応計画』を策定し、実効性ある地球温暖化対策に努めることで『ゼロカーボンシティふかや』の実現に挑戦してまいります。

【和装姿の栄一翁をお披露目】『中の家』の渋沢栄一アンドロイドをプレ公開

深谷市では、渋沢栄一翁の功績や考え方を多くのかたに知ってもらう新たな手段として、渋沢栄一アンドロイドを2体制作いたしました。

すでに、昨年の7月からは70歳頃の栄一翁の姿を再現したアンドロイドを渋沢栄一記念館で一般公開しておりますが、このたび、2体目となる、80歳頃の栄一翁の姿を忠実に再現したアンドロイドを旧渋沢邸『中の家』に設置し、栄一翁誕生の日である2月13日土曜日からプレ公開いたします。

当初、令和4年4月に公開を予定していましたが、大河ドラマの放送により、訪問者の増加が見込まれることから現在、行っている改修工事を約1年間中断し、2体目のアンドロイドをプレ公開するものです。

なお、今回設置するアンドロイドも、株式会社ドトールコーヒーの名誉会長である鳥羽博道氏からの寄附を財源に、鳥羽氏の意向を踏まえ制作したものでございます。

すでに、渋沢栄一記念館で公開しております、1体目のアンドロイドは、70歳頃の栄一翁がさまざまな場所で講演をしていた姿を再現したものですが、今回、プレ公開するアンドロイドは和装姿の栄一翁が、故郷である深谷に帰郷した際に、しばしば立ち寄り、寝泊まりした『中の家』で座敷に座り、和装でくつろいでいる80歳頃を再現しております。

ぜひ、一度ご覧いただき、ありし日の栄一翁の姿を体感し、楽しんでいただければと思います。

【栄一翁の関連施設をひと巡り】『渋沢栄一 論語の里 循環バス』を運行

大河ドラマ館の開館に合わせ、2月16日火曜日に『渋沢栄一 論語の里 循環バス』が運行を開始します。

運行期間は、2月16日から令和4年1月10日までを予定しております。

運行会社は、深谷観光バス株式会社となります。

本循環バスについては、『大河ドラマ「青天を衝け」深谷市推進協議会』の要請に基づき運行するものです。

運行概要についてですが、路線名称は、『渋沢栄一 論語の里 循環バス』になります。

起終点は、仲町バス発着所で足利銀行東側の土地になり、主な経由地は、大河ドラマ館、渋沢栄一記念館、旧渋沢邸『中の家』、道の駅おかべ、深谷駅となります。

運行時間帯は、午前8時35分から午後5時23分で、運休日はなく、車両台数は、平日1台、休日2台を予定しております。

運賃につきましては、乗り降り自由の1日乗車券が大人500円、子ども250円となっており、また、乗車区間に関係なく1回乗車券が、大人250円、子ども120円となっております。

なお、本循環バスは、市内にある埼玉工業大学の協力により、一部区間を自動運転バスでの運行を予定しております。

大河ドラマ館の開館日でもある2月16日の運行初日には、『渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館』で出発式を予定しております。なおこちらの出発式につきましては、後日、詳細をプレスリリースでお知らせいたします。

大河ドラマ館をはじめ、関連施設をひとめぐりできるバスですので、ぜひ、多くのかたに利用していただき市内を回遊していただければと思います。

【いよいよオープン】大河ドラマ館オープニングセレモニーを開催

いよいよ2月16日に『渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館』が開館します。

これに合わせてオープニングセレモニーを開催いたします。

開催日時は、2月16日 火曜日の午前10時からとなります。

会場は、『渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館』入口前でございます。

出席者は、埼玉県知事やNHKの関係者、地元選出国会議員・県議会議員、渋沢栄一包括連携協定関係団体、大河ドラマ「青天を衝け」深谷市推進協議会委員などで、内容としましては、ご来賓による祝辞、テープカット、館内見学などを予定しております。

なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、出席者は来賓のみとさせていただき、一般のかたには周知しておりません。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、出席者の変更やイベントの規模を縮小させていただく場合がございます。

当日は関連イベントも開催予定となっており、こちらにつきましてもご説明いたします。

まず、午前11時より、大河ドラマ館内の中庭で、『渋沢栄一翁 絵巻 寄贈セレモニー』を予定しております。こちらは栄一翁の生涯を描いた絵巻をトッパンフォームズ株式会社から深谷市へ寄贈いただくものです。

そして、午前11時30分からは、大河ドラマ館のバス停留所にて、『渋沢栄一 論語の里 循環バス』の出発式を予定しております。

また、開館日当日につきましては、一般来館者のかたは午後1時から入場が可能となり、大河ドラマ館内に併設する深谷物産館も同時に営業を開始いたします。

そして、大河ドラマ館駐車場では、キッチンカーの営業も行います。

なお、大河ドラマ館開館記念プレゼントとして、来館者先着1万人に、群馬県安中市の大河ドラマロケ現場で栽培された藍の種をプレゼントいたします。

そして、大河ドラマ館では、ボランティアスタッフが運営の一部を担っております。広報紙などで募集し、現時点で30名ほどの方から応募を頂いておりますが、現在も募集しております。興味のあるかたはお問い合わせください。

大河ドラマ館では、ドラマの進行に合わせ展示内容も変わる予定となっております。

ぜひ、1度と言わず2度、3度と訪れていただき、ドラマと合わせて楽しんでいただければと思います。

また、大河ドラマ館だけでなく、栄一翁ゆかりの地も訪問していただき、栄一翁をきっかけに深谷の魅力を感じていただければと思います。

お問い合わせ先

秘書課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6631
ファクス:048-574-8531

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