市長記者会見発表内容概要(令和2年7月)

更新日:2023年03月27日

【市内の地域公共交通事業者を支援】深谷市地域公共交通維持特別対策事業

新型コロナウイルス感染症が拡大している影響により、地域公共交通の利用者は激減しています。

そこで、深谷市独自の対策として、地域経済および市民生活に必要不可欠な地域公共交通を確保・維持するため地域公共交通の運行を維持している事業者に対し補助金を交付し、事業継続を支援します。対象は、『市内を通行する民間路線バス事業者』と『市内のタクシー事業者』となっており、補助額は民間路線バスに対しては1台につき100万円、タクシーに対しては1台につき5万円となっております。

なお、補助金の交付に関しましては、いくつか条件がございます。詳しくはお手元の資料をご覧ください。新型コロナウイルス感染症に関しましては、社会生活に対して大きな影響を与えております。今回の補助金では地域公共交通が維持されるよう事業者を支援していきます。

【商店の魅力開発・発信】一店逸品(一品)支援事業

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、市内の事業者にも大きな影響が出ています。そこで、市内事業者への支援策として『一店逸品支援事業』を行います。

この事業は、新型コロナウイルスの影響を克服するためだけでなく回復期を見据えた販路拡大新たな取り組みを行う事業者を支援するものです。

対象は市内に店舗を構える事業者で、そのお店でないと食べられない、または、買えないなどの『自慢の逸品』を一品、お店自身に選んでいただきます。『自慢の逸品』は、今後開発するものでもすでに販売・提供しているものでも可能です。

また、参加店舗には、『深谷市地域通貨ネギー』の取扱店となっていただきます。そして、市や商工会議所、商工会は新商品や新サービスの開発やPRを支援していきます。

ぜひ、事業者のかたにはこの事業に参加していただき、これまでの逸品だけでなく、それぞれのお店の新たな看板商品を増やしていただき、新型コロナウイルス感染症が終息した後を見据えた営業をしていただければと考えております。

そして、商工会議所や商工会とも連携してPRをしていきますので、市民のかたにはぜひ、深谷のお店『自慢の逸品』を購入していただき、地元のお店を支援していただければと考えております。

【子どもたちの学習環境向上のために】小中学校へ必要な備品を整備

新型コロナウイルス感染症は、子どもたちの学習環境にも大きな影響を与えています。今年は、3月から5月まで学校が臨時休校したため、夏休み期間が8月1日から17日までと短縮されており、それ以外の期間、子どもたちは学校へ通い、学習することとなります。8月下旬は、まだ、暑い日が続くことが予想されます。学校では、新型コロナウイルス感染症の感染状況により、三密を避けるための少人数授業も検討しており、暑さ対策として教室へのエアコン整備等が必要となります。

そこで、各学校で調査を行ったうえで必要な物品を購入し、子どもたちの学習環境を整備します。具体的には、エアコンや扇風機、スポットクーラー、網戸飛沫防止パーテーションなどです。

新型コロナウイルス感染症に関しましては日ごとに状況が変わってきております。今後も状況に応じて必要な対策を講じて、子どもたちの学習環境を整備していきます。

【経済効果は約6,700万円】『渋沢栄一公式ロゴマーク』を使用した関連商品等の売上額および制作費用

深谷市では、昨年4月の新紙幣のデザイン発表後、渋沢栄一やJR深谷駅などをイラスト化したロゴマークを制作いたしました。すでに、個人・法人を問わず、幅広く使用していただいており、昨年度は176件の申請をいただいております。

このたび、ロゴマークの経済効果を検証するため、昨年度の申請者を対象に売上状況調査を実施しましたところ、売り上げの合計額が約6,700万円となりました。今回の調査で金額の大きかったものとしては、『煮ぼうとう』やお菓子などの食料品のパッケージなどがございました。

今後も市内外のみなさまに、ロゴマークを積極的に活用いただき、さまざまな場面で深谷の偉人である栄一翁をPRし、全国の皆さんに知っていただきたいと考えております。

【ドラマと渋沢栄一をPR】大河ドラマ公式ホームページオープン

2021年1月のオープンを目指し、協議会で整備を進めている『渋沢栄一「青天を衝け」深谷大河ドラマ館』に関連して、大河ドラマ館の概要やイベント情報を発信する公式ホームページが8月1日に公開となります。8月の公開時は、速やかにサイトをオープンするため、まずトップページのみ先行して公開し、今後、事業の進捗に応じて、大河ドラマ館に関する情報のほか、イベント情報やお土産品などを追加掲載し、情報を充実してまいります。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、発信できる情報に限りはございますが、来年のオープンに向けて着実にPRを進めてまいります。

『第15回ふかやシティハーフマラソン』の中止

資料はございませんが、2021年2月28日に開催予定でありました「第15回ふかやシティハーフマラソンの中止」がふかやシティハーフマラソン実行委員会において決定されましたので、ご報告させていただきます。

『ふかやシティハーフマラソン』は、毎年2月末に開催しており、ハーフと10km種目については、県北では唯一の日本陸上競技連盟の公認コースでアップダウンの少ない循環コースとなっております。毎年、多くの市民と全国各地からあわせて約6,000人のランナーの参加申し込みがございます。今年、2月23日に開催予定であった第14回大会は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐ必要があることから、参加ランナーをはじめ関係者の皆様の健康被害を考慮し、やむを得ず大会の実施を中止しました。

このような中、第15回大会の開催に向け陸上競技の専門家、競技や運営に携わる実行委員と検討してまいりましたが、実行委員会において、参加ランナーの密集・密接を回避することやボランティアの健康上の安全・安心を確保しながら運営することが困難であることなどの理由から中止と決定いたしました。2大会連続での中止となってしまい誠に残念であり、大会を楽しみにしていただいている皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症という困難を乗り越え、再度、大会が開催された際には、多くの皆様と笑顔で会えるのを心から願っております。引き続き、2022年の大会開催を目指して準備を進めてまいりますので、今後とも『ふかやシティハーフマラソン』をよろしくお願いします。

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