市長記者会見発表内容概要(平成27年6月)

更新日:2023年06月02日

【今年こそグランプリ!】ふっかちゃんゆるキャラグランプリ最後の挑戦

深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」は、8月から始まる「ゆるキャラグランプリ2015」へ6月10日に正式エントリーしました。ふっかちゃんは、今回の「ゆるキャラグランプリ」を“最後の挑戦”としています。昨年は惜しくも準グランプリでしたが、今年はグランプリを目指すとともに、ふっかちゃんの選挙活動を通して深谷が元気いっぱいになるよう市民と一丸となって展開していきます。市では、今回、「ふっかちゃんゆるキャラグランプリプロジェクト2015」、略して「FYGP2015」を始動します。FYGP2015は、市民や企業との協働による活動を基本とし、地域愛の醸成を図るとともに、投票呼びかけを契機とした深谷市のPR、さらには市内経済の活性化へとつなげる取り組みです。その取り組みの1点目は、FYGP推進本部の発足です。7月中に、市役所内にFYGP推進本部を設置し、市長は本部長、副市長および教育長を副本部長に据え、3カ月にわたるふっかちゃんの投票活動をサポートし、ふっかちゃん担当の協働推進部を中心に、市役所全部署・全職員がふっかちゃんのグランプリ獲得に向けた取り組みを実施していきます。2点目は、クラウドファンディングによるふっかちゃん巨大だるまの作製です。深谷市地域振興財団が、6月8日に巨大だるまの作製に係る経費をクラウドファンディングで募集したところ、募集開始から約8時間で目標額の27万円を達成し、6月23日現在、サポーター数200人を超えるかたから、目標額の2.3倍にあたる62万3千円が集まっています。現在、巨大だるまの作製に着手しており、8月6日木曜日の「ふっかちゃん出陣式」で、巨大だるまのお披露目と市民やファンと一緒に、巨大だるまへの目入れをする予定です。次に3点目ですが、紙芝居動画の配信と新たなキャラクター「ねぎぼーず」の登場です。このたび、ふっかちゃんの新たな魅力を発信していくために、ふっかちゃんの紙芝居動画を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で本日から配信します。動画の中では、新たなキャラクター「ねぎぼーず」がふっかちゃんのお友達として登場します。今後は、ふっかちゃんと「ねぎぼーず」を題材に、絵本風の冊子を作製し、ゆるキャラグランプリの投票期間中に無料配布を予定しています。以上が、FYGP2015の第1弾企画です。第2弾は、次回7月の市長定例記者会見で、発表いたします。また、今週の日曜日、6月28日には、深谷市ビッグタートルにおいて、ふっかちゃんの5回目の誕生日をお祝いする「ふっかちゃんバースデイぱーちぃ」を開催いたしますので、あわせてよろしくお願いいたします。

【総額14億4千万円の消費喚起効果】プレミアム付き商品券

消費者支援と、地域経済の活性化を図るため、深谷商工会議所とふかや市商工会の補助事業として、発行総額14億4千万円、20%のプレミアム率で12万冊の商品券を発行いたします。商品券の販売方法は、加盟店であればどのお店でも使用できる共通券と、大型店以外の小規模なお店のみ利用できる専用券、各6枚ずつ合計12枚綴りを1冊にし、1万円で販売いたします。商品券を使用できる期間は、7月5日から12月31日までになっています。なお、より多くの方に商品券が行きわたるよう、ひとりの方が購入できる上限を5冊までとし、販売場所を深谷商工会議所、ふかや市商工会各支所のほか、市内各郵便局18局や市内大型店2店舗と、前回行った平成21年度に比べ20カ所増設しています。販売対象者も限定せず、どなたでも広く購入いただけます。今回のプレミアム付き商品券の発行では、前回のおよそ倍以上の総額14億4千万円が市内の商工業者で利用されることから、大きな消費喚起効果が期待でき、市内経済の活性化が図れると考えております。

【子育て支援と経済効果】多子世帯向け商品券支給事業

国の地域住民生活等 緊急支援の交付金を財源に、多子世帯の経済的負担の軽減を図るため、先ほどご説明した『プレミアム付き商品券』を多子世帯に給付します。対象世帯は、6月1日現在で平成8年4月2日生まれ以降のかたが3人以上いる世帯とし、1,927人の世帯主に商品券を給付します。給付額は1世帯につき10,000円とし、1,000円の商品券が10枚綴りのものを7月上旬に給付対象となる世帯主宛に、簡易書留で郵送します。この商品券の利用を通して、子育て世帯の負担軽減に役立つことを期待しております。

【高齢者に安全な生活を】深谷市高齢者住宅改修費補助事業

深谷市では、介護保険の要介護または、要支援の認定を受けていない65歳以上の高齢者を対象といたしまして、自宅内での転倒などを防止し、住み慣れた地域でいつまでも安全に生活できるよう、住環境の整備や介護予防を目的とした住宅改修費の一部を補助する事業を創設いたします。対象工事は、介護保険サービスの住宅改修費の支給対象に準じた、手すりの設置や段差の解消、洋式便器への取り替えなどの小規模な改修工事とし、「補助額」は、補助対象経費の2分の1で、介護保険料所得段階第1から第3段階までのかたの上限額を10万円、第4段階以上のかたの上限額を5万円とします。なお、施工業者は、産業振興を推進する観点から市内の施工業者に限らせていただきます。

【格差対策のプラットフォーム】中学生補習学習『ステップアップレッスン』

市では、『小・中学生の学びの支え、夢の手助け』をチーム深谷として、市全体で取り組みます。その一つが、中学生補習学習事業『ステップアップレッスン』、もう一つが、小学生学習支援事業『がんばルーム』です。平成22年度より、市内各校に県内初の、校長などの教員OBを活用した学校総合支援員を配置し、学習に不安を抱える中学校3年生を対象に、中学生補習学習「ステップアップレッスン」を実施し、成果を上げてまいりました。昨年度までの市内 公立中学校の高校進学率と、全国、埼玉県の高校進学率を比較したものです。ステップアップレッスン開始の平成22年度以降、市内 市立中学校の高校進学率が、国や県を大きく上回っています。今年度は、補習学習に特化した 学校総合支援員を5名増員し、この支援員を中心に、教員、大学生 学習支援ボランティアが協力して指導にあたり、補習学習の拡充を図ります。

また、対象学年をこれまでの中学校3年生のみから全学年と拡大し、週1日は3年生を中心に、もう1日は、1・2年生を中心とした学習支援として、回数を増やします。この背景には、4月に施行されました生活困窮者家庭の子どもへの「学習支援」を促す、生活困窮者自立支援法があります。学校を格差対策のプラットフォームとして、新たな視点から、ステップアップレッスンに取り組みます。

 

【勉強も運動も『がんばルーム』】小学生学習支援事業

深谷市では平成14年度から、土曜日の午前中、各小学校の図書室や余裕教室などを利用し、個別学習の指導や相談を行う小学生学習支援事業「がんばル~ム」を市内全19小学校で開設しています。「がんばル~ム」では、主に国語と算数を中心に、一般公募の「ちいきの先生」が学習支援を行い、現在752名の児童が参加しています。 近年、子ども達の運動不足、運動離れが問題となっており、今年度「がんばル~ム」では、新しい取り組みとして「運動教室」を企画しました。内容は、国内外のダンス大会などで優勝・入賞経験があるダンス講師の大澤正基氏、元木花梨氏の指導により、がんばル~ム参加児童が一緒に踊って体を動かし、頭だけでなく体を動かし、リズム感を養います。また、深谷市スポーツ推進委員による「走り方教室」や「投げ方教室」などの基礎運動指導を運動会前に行い、速く走れるコツや遠くまでボールを投げられるコツを子どもたちに習得してもらいます。これからも、より充実した「がんばル~ム」のために、さまざまな企画をとり入れていきたいと考えています。

【県北初の試み】あかちゃんタイムの導入

今年度から、深谷市立図書館1階の書架全体で、毎月第2木曜日午前10時から正午まで「あかちゃんタイム」を導入しました。この時間帯は、特に乳幼児連れの保護者が気兼ねなく図書館を利用いただける時間です。時間中に、館内では、親子で楽しめる「ちいさい子のおはなし会」も実施します。また、図書館書架ボランティアより寄贈された、「布の絵本」を1人1点まで館内閲覧で貸し出します。一般の利用者には、小さな子どもが泣き声を上げるなど、少し賑やかになってしまっても「温かく見守ってもらう」ご協力をお願いする時間でもあります。ぜひ、小さいお子さんのいるかたも、「あかちゃんタイム」をきっかけとして、積極的に図書館をご活用ください。

【1日限定特別公開】深谷市内の史跡特別公開

深谷市内には数多くの文化財があり、その所在は市全域に及んでいます。今回、深谷市誕生10周年記念事業として、本市の歴史と文化財に関心をもってもらえるよう、史跡の特別公開を実施します。場所は横瀬神社、畠山重忠墓、中宿古代倉庫、ホフマン輪窯6号窯、岡部六弥太墓の5か所です。日時は、7月12日 日曜日 午前9時~午後3時です。中でも、横瀬神社本殿及び拝殿は、今年3月に県指定有形文化財に指定されたばかりで、本殿を間近に見ることのできる貴重な機会です。その他の史跡も、普段は公開されない部分も公開します。ぜひ、多くの皆様にご覧いただきたく、ご案内いたします。また、今回はこの企画に合わせ、旧渋沢邸「中の家」で、お客様をおもてなしするほか、七夕飾りや、郷土の偉人について学べるミニ講座も実施します。

【この秋深谷市で全国ゆりサミット開催】深谷グリーンパークのユリ

深谷グリーンパークで、約2万1千本のユリが見ごろを迎えます。5月の終わりに、公園内の面積約1,150平方メートルの花壇に球根を植え付け、現在、さまざまな色のユリの芽が伸びています。深谷市は、ユリの切花生産において年間約2,300万本を出荷しており、市町村別で全国第1位となっています。ユリの植え付け概要ですが、橙色・桃色・白色・黄色・赤色の5色・5品種を植えています。開花は、7月中旬から8月初旬まで、楽しむことができます。 皆様も、ぜひご来場ください。

【毎年13万人超の人出】第65回深谷七夕まつり

7月10日(金曜日)から12日(日曜日)の3日間にわたり、旧中山道沿線周辺を会場に第65回深谷七夕まつりを開催します。主なものとしましては、商店街のお店などを対象とした飾り付けコンテスト「深谷七夕大賞」を実施します。各商店の軒先に、色とりどりの七夕飾りが出現します。また、市民のかたが作製した竹飾りを会場周辺に飾り付ける「みんなの竹飾り」も行います。会場内の3か所の「にぎわい広場」では、さまざまなイベントを行います。さらに、七ツ梅酒造跡地内では、にぎわい夕市・ミニFMを行います。今回の七夕まつりでも、会場内ゴミゼロを目指し、七夕クリーン作戦を実施します。各にぎわい広場入口で、ふっかちゃんのゴミ袋を配布し、ゴミの持ち帰りにご協力いただきます。大勢のかたのご来場をお待ちしております。

【300年の歴史】第20回深谷まつり

「深谷まつり」は、天和年間から、深谷市街地を中心に開催されている「八坂まつり」の中日を発展させたお祭りです。現在では、最大の市民まつりであり、回を重ねるごとに、その範囲は広がり、多方面からの参加者、見物客を迎え、その盛り上がりをみせています。開催日は、7月25日 土曜日で、午前11時の開会後、「花こいソーラン」に始まり、特設ステージでは、各種ステージイベントが行われます。午後1時30分からは、「昼のみこし渡御」が行われ、自治会が保有する子供みこしや、保育園・幼稚園の園児が作ったみこしが、駅周辺を練り歩きます。午後5時40分から、「夜のみこし渡御」が始まり、居囃子が演奏される中、13基のみこしと、13台の山車・屋台が、おまつり広場に集結し、午後7時20分には、夜のセレモニーが行われます。その後、「喧嘩囃子の競演」が佳境をむかえ、午後9時過ぎまで、駅前が祭りで、にぎわいます。ぜひ、深谷の夏の風物詩をご体感ください。

ふるさと納税新制度を7月1日からスタート ~友好都市『岩手県田野畑村』の復興支援とともに~

本市の友好都市であります「岩手県田野畑村」の震災復興支援とともに、本市のふるさと納税の新制度を7月1日からスタートいたします。市ではこれまで昨年2月の雪害を受け、1万円以上寄附をいただいたかたに季節の農産物のお礼品をお返しする「ふかや・農業応援寄附金」を本市のふるさと納税として実施してまいりました。平成26年度の実績は、寄附金申込件数が133件で、寄附金額の合計が約230万円でありました。来る7月1日から、ふるさと納税の寄附を支援するインターネット上のポータルサイト「ふるさとチョイス」を利用した、本市の新たな制度を開始します。新制度の概要は、昨年度末に国に採択をされた「地方創生先行型事業」の一環として実施いたします。本事業の仕組みについて説明します。まず、市のふるさと納税のお礼の品を選ぶための市内事業者コンペティションを、全国初の試みで、インターネット上の国民人気投票として実施しました。市内事業者からエントリーされた商品やサービスの中から、国民人気投票により選ばれたお礼品は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に掲載されます。また、持続的に魅力的な地元商品の開発が行われる環境を維持するため、ポータルサイトのお礼品は、期間を区切り入れ替えを行います。これにより地域資源の発掘、地域における商品開発力の向上、事業者間連携の促進、市内事業者の売り上げの向上、そして、本市へのふるさと納税寄附金額の向上を目指します。国民人気投票の結果についてですが、4月に市内事業者から国民投票へのエントリーを募集し、当初市で定めたお礼品の認定定数35点に対して市内44の事業者から81点の申し込みがありました。5月1日から31日までの1か月間、ふるさと納税ポータルサイト最大手「ふるさとチョイス」上でインターネットによる投票を受付け、9,811票の投票があり、エントリーした81点の商品やサービスの中から、35点が本市のお礼品として選ばれました。

また、7月1日からスタートするふるさと納税制度は、東日本大震災で被災した友好都市「田野畑村」を産業振興の側面から支援していきたいと考えています。深谷市に1度の寄附申込で50万円、もしくは、100万円の区分でふるさと納税をしていただいたかたに対しては、深谷市のお礼品に加えて、田野畑村の特産品をあわせて送ります。50万円の場合には3万円相当、100万円の場合には5万円相当の田野畑村の名産品をお返しし、その費用は深谷市が負担をいたします。これにより、田野畑村の特産品のPRと売り上げ向上による産業振興を支援いたします。本日は、7月1日からのふるさと納税の取り組みを一緒になって開始していただくため、田野畑村の石原弘村長にもご同席いただいております。本市ふるさと納税の今後のスケジュールは、10月にお礼品の入れ替えを行うための、第2回の国民人気投票『「奥の深道」アワード秋2015』を8月に再び実施する予定です。「ふるさと納税は、地方創生」との考えのもと、深谷市では地域資源の発掘とまちの魅力の再認識を、市民参加型の手法でこれからも継続的に実施してまいります。

 

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