市長記者会見発表内容概要(平成25年9月)

更新日:2023年06月05日

群馬県富岡市との友好都市提携協定締結

深谷市と群馬県富岡市とは、歴史的に深い縁がございます。現在、世界遺産に登録申請中の「富岡製糸場」の建設および初期の経営に携わったのが、深谷市の偉人渋沢栄一を始め、栄一が師と仰いだ初代富岡製糸場場長 尾高惇忠、その尾高に請われ、富岡製糸場の主たる構造物となるレンガの製造を担当した韮塚直次郎の3人でございます。しかし、そのことは両市民にはほとんど知られておりませんでした。今後、富岡市とは幅広い分野に渡り交流を通じて、お互いの理解と連携を深めるため、今回の友好都市提携協定を締結するものでございます。これからの予定といたしましては、10月4日(金曜日)明治5年のこの日は富岡製糸場が操業開始した日でございますが、富岡製糸場で協定締結の予定でございます。今後、市民レベルからの交流を目指し、小学校などの課外授業を始め、イベントなどの市民交流などを通し、両市の関係を学べるような機会も与えていきたいと考えております。これからの交流案といたしましては、歴史的な物語性を持たせた交流会や施設の相互利用など広域観光連携、職員の人事交流、両市のイベントでの交流、ふかやシティハーフマラソンと群馬富岡サファリマラソンの相互提携、市のイメージキャラクターであるふっかちゃんとお富ちゃんとの交流などを考えております。

パンフレット『富岡製糸場と深谷の偉人たち』

深谷市では、富岡製糸場と深谷出身の偉人たちについてPRするべく、富岡市と共同でパンフレットを作成いたしました。両市あわせて10万部を作り、富岡製糸場や旧渋沢邸「中の家」などに見学にいらっしゃった、一般のかたがたに向けて配布いたします。このパンフレットにより、富岡製糸場という重要な文化財と、深谷市が誇る偉人たちが深く関わっていたという歴史的事実を、広く皆様にご紹介することで、郷土への誇りを育むことができるものと期待しております。また、両市の関係の深さについて、両市民がお互いに理解を深め、活発な交流が生まれる一助となれば幸いです。

図書展示フェア『富岡製糸場と深谷の偉人たち』

富岡市との友好都市提携に合わせ、富岡市が進めている「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を応援するため、図書展示フェア「富岡製糸場と深谷の偉人たち」を、深谷市立図書館において10月14日まで開催いたします。また、絹産業遺産群を構成する「田島弥平旧宅」は、渋沢栄一翁生誕の本市血洗島地区からも近い伊勢崎市島村(しまむら)地区にあり、世界遺産登録が実現すると渋沢翁の生家と併せ生涯学習資源、観光資源としての活用も見込まれることから、本市でも世界遺産登録を応援する意義は高いと思われます。図書展示は渋沢翁や絹産業に関連した『渋沢栄一伝記資料』や尾高藍香の伝記『藍香翁』、『上州島村シルクロード』など約100点を図書館に展示するとともに、偉人たちの肖像などのパネル展示や紹介も行ってまいります。富岡市から提供された富岡製糸場のパンフレットなども配布して、市民や図書館利用者の皆様に世界遺産登録への応援をPRしてまいります。

深谷市産業交流施設『深谷ベース』オープン

深谷のまちなかのにぎわいを創出するコミュニティースペース「深谷ベース」が旧中山道沿い 群馬銀行深谷支店の交差点から西へ約50メートルの敷地に10月5日(土曜日)にオープンいたします。「深谷ベース」とは、コンテナをモチーフとした、人々が集い・交流し、にぎわいを創出するためのコミュニティースペースです。まちなかの区画整理地内の空地を利用し、コンテナを移動可能な基礎を備えたのものに加工することで、将来、区画整理事業が着工しても、そのままコンテナを輸送し、別の場所に設置することが可能です。名称は、市内産業のPRの拠点となることはもとより、将来的には市民活動の拠点となるように、「深谷ベース」と決定いたしました。「深谷ベース」は、受付・案内窓口がある事務所棟、ユニバーサルトイレも設置されているトイレ棟のほかに、ミニキッチンがついているコンテナ「キッチンラボ」と2棟連結型の広々とした空間で、使いやすいコンテナ「深谷ギャラリー」があります。外には、ウッドデッキを設置し、青空の下でイベントを開催することができます。また、地元特産の植木を使って植栽し、今までの公共施設とは一味違った、おしゃれな空間にデザインいたします。キッチンラボでは、飲食のイベントや料理教室などを開催でき、深谷ギャラリーでは、写真や絵画展、会議室としての利用も可能です。市内商工業者が自慢の商工業製品の展示・販売をするなど、アイデア次第でそれぞれに趣向を凝らした出展ができます。深谷全体の新しいスタイルとして、みなさんの夢を実現できるステージを提供いたします。事前に予約申請が必要ですが、市内のかたはもちろん、市外の方もご利用できます。企業や団体はもちろん、個人での貸し出しも可能ですので、ぜひ多くのかたにご利用いただければと思います。なお、オープンにあわせて、10月5日(土曜日)、6日(日曜日)の2日間、午前10時からオープニングイベントを行います。是非遊びに来ていただき、まずは深谷ベースを知ってもらいたいと思っております。

深谷えん旅 ~心“まあるく"出逢い旅~

市では、今年度、新規事業の『深谷えん旅』を実施いたします。深谷えん旅は、深谷の魅力をまるごと楽しんでもらい、体験してもらいたい。そして、深谷を『にぎわい』と『ふれあい』のある元気なまちにしたい。そのような思いを持った、深谷を愛する人たちが集まり開催する事業です。深谷の特色やお店の魅力を生かした51のプログラムが、市内のお店や公共施設で体験できます。老舗の裏側を見学したり、職人の技を体験するなど、工夫を凝らした企画で、皆さんをおもてなしいたします。『深谷えん旅』の名前につきましては、『皆さんとお店の人との縁(えん)を結ぶ旅』、『みんなで楽しめるエンターテイメントな旅』、『人が集まり円(えん)ができる旅』にしたいという思いを込めております。またえん旅の○(えん)の中には、皆さんの好きな文字を入れていただき、自由に旅してもらう、という意味も込めております。開催期間は、10月26日(土曜日)から12月1日(日曜日)ですが、プログラムによって、実施日が異なります。各プログラムの予約を10月1日(火曜日)から受け付けますので、お気に入りのプログラムを見つけて、ぜひご参加ください。詳細につきましては、深谷えん旅ホームページやガイドブックをご覧いただくか、お問い合わせください。なお、ガイドブックは10月1日(火曜日)から深谷ベース、商工振興課、深谷市役所本庁舎総合案内、岡部・川本・花園公民館などで配布いたします。

森の音楽祭・花の音楽祭

ふかや緑の王国では、第5回森の音楽祭を10月20日(日曜日)に、午前10時から開催いたします。今回の出演団体数は28団体です。今年も、リコーダーアンサンブルや、津軽三味線二重奏など多様な演奏団体がエントリーされています。特別出演は、前回も出演されたフルート奏者の向井めぐみさんと、クラシックから親しみやすい名曲まで幅広いジャンルを弾きこなすギター奏者の池田宏里さんです。同時開催として深谷グリーンパーク・パティオにて「第2回花の音楽祭」が開催されます。こちらは、創作和太鼓や大正琴アンサンブルなど、合計10団体がエントリーされております。当日のイベントとしましては、ふかや緑の王国では山野草の展示、ハーブティーの販売、王国窯焼きピザ販売、NPOによる軽食販売なども行います。深谷グリーンパークでは、フリーマーケットやキッチンカー、フラダンスが開催されます。森の音楽祭、花の音楽祭ともに「音楽を愛し、緑や花を愛する人々が集い、一緒に音楽祭を楽しもう」という趣旨にピッタリな演奏が堪能できるイベントです。皆様のご来場をお待ちしております。

FYGPの今後の取り組みとふっかちゃん写真集およびDVDの発売

市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」は、8月29日に『FYGPふっかちゃんゆるキャラグランプリぷろじぇくと』の機運を盛り上げるため、『ばんがれ!ふっかちゃん決起集会』を行ったところでございます。9月17日から投票も始まり、今日現在4位であり、『ゆるキャラグランプリ』1位を獲得すべく、奮闘中であります。 そのような中、9月18日、25日と深谷駅の自由通路にて街頭PRを行い、今後も基本的に毎週水曜日の朝7時30分ごろから8時過ぎごろまで、街頭PRを行う予定です。さらに、9月21日には、各地区のキャラクターが129体集いました『ご当地キャラこども夢フェスタin白河』にも参加し、ふっかちゃんのPRを行ってきたところでございます。今後の主な出演イベントの予定ですが、今週末の9月28,29日には横浜赤レンガ倉庫広場で行われる『第1回ゆるキャラグルメフェスティバルin横浜』、10月に入り、13日には熊谷市において行われる『第6回ニャオざねまつり』に、19、20日には、滋賀県彦根市で行わるキャラクターの祭典『ご当地キャラ博in彦根2013』、26日には神奈川県相模原市で行われる『潤水都市さがみはらフェスタ2013』、11月2,3日には第8回深谷市産業祭などへ参加する予定でございます。また、今年3月に発売されましたファンブックに続き、写真集およびDVDが10月中旬に発売されることが決定いたしました。まずは、写真集でございますが、タイトルは「ふっかちゃんの『ふかや日和』」となっております。イベントなどでは見られない、普段のふっかちゃんの様子など、プライベートショットが満載の写真集でございます。次にDVDでございますが、タイトルは「みんな大好きふっかちゃん ふっかちゃんの一日」となっております。市役所の会議に参加したり、ねぎ畑でお手伝いしたり、ツイッターやフェイスブックで深谷市の情報発信をしたり、朝起きてから夜寝るまでのゆるいけれど頑張り屋で一生懸命なふっかちゃんの一日が楽しく盛り込まれております。撮影場所は、ともに旧渋沢邸『中の家』をはじめ、市の観光施設や名所を交え、特産物などを紹介しながら、深谷市のPRにもつながるものと考えております。なお、DVDにつきましては、先ほど出演イベントでお話しいたしました、『第1回ゆるキャラグルメフェスティバルin 横浜』において先行販売も行う予定です。

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