市長記者会見発表内容概要(平成30年11月)

更新日:2023年03月27日

【子どものうちから読書習慣をつけるために】『ふかや ふれあい 必読書50』を選定

深谷市では、今年の3月に『第2次深谷市 子供読書活動 推進計画』を策定し、子どもの読書活動の推進に積極的に取り組んでまいりました。

計画の中では、未来を担う子どもが、自主的に読書活動に取り組み、生きる力を身に付けた子どもへと成長するように、子どものころから、読書をする習慣を持てるような環境づくりを進めています。

今回、選定した『ふかや ふれあい 必読書 50』は、赤ちゃんから高校生までを対象とし、読書習慣の定着を後押しするもので、平成19年に選定した『ふかや必読書 30』に選定されていた本を含め、一部変更や追加を行いながら、今年度新たに設置した『深谷市 子供読書活動 推進協議会』において選定作業を進めました。

選定にあたっては、『家族や友達との絆を深めるきっかけとなる本』、『豊かな心を育てる本』、『読むことで夢や希望を持てる本』、『音の響きなど言葉に魅力がある本』、『伝統や ふるさと深谷 を誇りに思うきっかけになる本』の5つの基準を設け、世代ごとに各7冊取り上げ、市イメージキャラクター『ふっかちゃん』特別推薦の絵本『ふっかちゃんとあそぼ』を加えた、合計50冊としています。

なお、名称は、声に出したときに、「音の響き」や「つながり」が良いよう、『ふかや ふれあい 必読書 50』としました。今後、11月25日に深谷市民文化会館で開催する「こども学びスタin深谷」に専用ブースを設置して周知を図るほか、図書館や学校で必読書を配置し、専用コーナーの設置や図書館の団体貸出の活用、宣伝ポスターの制作など、さまざまな視点から、子どもの読書推進の取り組みを進めていきます。

【旬のネギを自分で収穫!】旬感!寒堀深谷ねぎ満喫体験

深谷市では、花園インターチェンジ周辺部を広域的な交流・連携拠点としてとらえ、花園インターチェンジ拠点整備を進めています。さらに市内に人を呼び込み、深谷市を訪れた人が市内を回遊する仕組みづくりに取り組んでいます。

今回、市内を回遊する仕組みづくりの一環として、農業体験のニーズや農業体験による観光振興の可能性などを調査するため、『ふかや物産観光株式会社』と協力して、道の駅おかべ周辺部において、深谷ねぎの収穫体験などを楽しめるモニターツアーを平成31年1月19日に実施します。

今回のツアーでは、さいたま新都心周辺に住む親子をターゲットに実施し、バスで『道の駅おかべ』に来ていただき、道の駅周辺のネギ農家を訪問して収穫体験を行います。その後、『道の駅おかべ』で、泥付きネギを炭火焼きにした『深谷カルソッツ』や『煮ぼうとう』などのネギ料理を作り、味わいます。ツアーの企画と実施は、株式会社 近畿日本ツーリスト 首都圏 熊谷支店が行い、11月20日から、12月26日まで募集をします。

深谷市では今回のツアーを足掛かりとして、これからも、深谷の魅力を生かしたさまざまな体験型観光企画などを行い、深谷を訪れた人が市内を回遊する仕組みづくりを進めていきたいと考えています。

【人と人とをつなぐマッチングサイト】『技活(わざかつ)』サイトオープン!

深谷市では、市民が活躍する機会を促し、市民主体のまちづくりを推進するため、技術や知識を持つ市民の登録制度「深谷市人材バンク」を平成14年度より実施してきましたが、このたび、人材バンクをより多くのかたに活用していただくため、人材バンクに登録されている市民、通称「技人」を、動画や音源、静止画といったコンテンツを用いて紹介するサイト「技活サイト」をオープンしました。

技活サイトは、技人のコンテンツを見て興味を持ったかたと「技人」を深谷市がつなぎ、市民活動の活性化と新たな人財の発掘を行うものです。自治体が技術や知識を持つ市民を紹介する専門サイトは、県内での先行事例はなく、全国的にも珍しい取り組みです。

「技活サイト」の大きな特徴として、サイトをみて紹介してほしい技人を見つけたら、深谷市へサイトを通して紹介依頼ができること、技人になりたい人は、これまでの紙の登録申請でなく、サイトの登録フォームからも申請ができること、技人は、自分の技術や知識を紹介するコンテンツを自らサイトに投稿することができること、などの特徴が挙げられます。

市では、今回の技活サイトオープンの記念イベントとしまして、12月1日 土曜日に、深谷市民文化会館にて「技活の日」を開催します。体験ブースや展示ブースなどをご用意し、総勢17名の技人をご紹介しますので、ぜひ多くのみなさまにお越しいただきたいと考えております。

「技活サイト」と、「技活の日」を通じて、市内にいろいろな技術や知識を持ったかたがいることを知っていただき、イベントの出演や講師の依頼などに技人を活用していただくとともに、技人になりたいという人も増やし、市民活動の活性化と市民主体のまちづくりを推進していきます。

【日本人から『世界人』へ】『こころざし深谷国際塾』を開講!

深谷市では渋沢栄一翁の、『立志の精神』と『忠恕の心』を受け継ぎ、広く社会貢献できる人材の育成を目指して、『こころざし深谷国際塾』を平成31年1月19日・26日、2月3日の3日間の日程で開校します。

1日目は、国際理解を目的とした取り組みとして、他国の料理づくりや英会話の体験学習を行い、2日目は、東京都新宿区にある『JICA地球ひろば』で、青年海外協力隊経験者による講話や施設見学を通じ、今、世界で起きているさまざまな問題について学びます。最終日の3日目は、深谷市立教育研究所で、子どもたちがJICA地球ひろばで学んだことを発表します。

これは、『こころざし深谷国際塾』の総まとめともいえる取り組みで、子どもたちが英語で学習の成果を発表します。こうした体験や発表の機会は子どもたちの自信を高め、将来、子どもたちが国際社会の中で活躍しようとする意欲を伸ばすことにつながっていきます。

深谷市では、今後も『こころざし深谷国際塾』を含めたさまざまな取り組みを通して、主体的に世界と関わり、国の垣根を越えて広く活躍できるグローバルリーダーの育成を図ってまいります。

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