市長記者会見発表内容概要(平成30年8月)

更新日:2023年05月31日

【待機児童の解消策・既存の保育施設の整備費を県内初補助】待機児童解消施設整備費補助金の創設

深谷市は、今年の4月の時点で待機児童が42名となっており、その解消が緊急の課題となっております。そこで、待機児童解消のため市独自の取り組みとして、市内の既存の保育施設の増改築などの整備費の一部を補助いたします。

この補助金では、特にニーズの高い『1歳児、2歳児の定員増加』、または『施設全体の定員の増加』にかかる整備費の一部を補助いたします。なお、この補助金は、平成30年度・31年度に増改築などの工事を行う施設を対象とした、期間限定のものとなっております。

今回の待機児童対策は緊急的な取り組みであり、整備の加速化及び法人の負担を軽減するため、2,000万円を上限とした補助対象経費のうち、平成30年度整備分については、市が『8分の7』を補助します。なお、平成31年度整備分については、市が『4分の3』を補助します。

今回の補助により、約120人分の定員増加を想定しており、この数は60人定員の保育所が2園増えたのと同様の効果となります。

今後のスケジュールにつきましては、資料のとおりでございますが、まずは10月の補助金申請の受け付けに向けて準備を進め、なるべく多くの待機児童が入園できるように努力していきます。

【道路の安全を確保!】ブロック塀の撤去等に対する補助制度の創設

6月18日に発生した、大阪府北部を震源とする地震では、小学校のブロック塀が倒壊し、挟まれた女子児童が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。道路に面した塀が倒壊すると、通行人に危害を与えるだけでなく、消防や救助、避難活動の妨げにもつながります。

このことから、地震発生時におけるブロック塀などの倒壊による被害を防ぐため、危険なブロック塀の撤去などに対する補助制度を創設しました。

補助対象は、道路に面したコンクリートブロック塀や組積造の塀で、高さが1.2メートルを超え、地震で倒壊するおそれのあるものを撤去する場合やそれらの塀を撤去した後に安全な塀を造る場合とします。

補助額は、撤去のみの場合は上限10万円です。撤去し、その範囲内に安全な塀を造る場合は上限を20万円とします。詳しい補助内容につきましては、資料をご覧ください。

また、防災を進める観点から、深谷市防災計画で定める緊急輸送道路に面した塀については、撤去のみの場合の上限額を15万円、撤去・再築造の場合の上限額を25万円としています。なお、この補助制度については、10月1日より開始する予定です。

ぜひ、この制度を活用していただき、危険な塀を撤去するなど、安全・安心なまちづくりを進めていただきたいと考えております。

【『県内一斉ノー残業デー』は市内のお店へ!】定時退社推進モデル事業

深谷市は、埼玉県で行っている『働き方改革推進期間』のキャンペーン事業のモデル地域に指定され『定時退社推進モデル事業』を実施することになりました。今回のモデル事業では、9月19日水曜日の『県内一斉ノー残業デー』の帰宅時間帯に合わせ、市内の協力店舗で、割引サービスなどの特典を提供し、定時退社を促します。

当日は、各協力店舗にチラシを持参するか、『県内一斉ノー残業デー』で来店したことを伝えると、さまざまな特典を受けることができます。市内の飲食店や美容院、マッサージ店、音楽教室など多岐に渡る100以上の店舗に協力いただく予定です。

当日は、市役所職員にも定時退庁を促し、各協力店舗の利用を推進します。また、ふっかちゃんも定時に退庁して、ふっかちゃん横丁に遊びに行きます。

このモデル事業をきっかけに、長時間労働是正の気運が高まるとともに、地域経済の活性化につながることを期待しております。市内にお住まいのかたやお勤めのかたはもちろん、市外にお住まいのかたも利用できますので、9月19日は、定時に退社をして、ぜひ市内のお店をご利用ください。

【深谷市2020東京オリンピック・パラリンピックバレーボールキャンプ誘致事業】深谷ビッグタートルで開催!『2018女子バレーボール世界選手権事前試合』・『秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦』

深谷市では、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地として、バレーボールチームの誘致をしています。そこで、誘致活動の一環として2つのイベントを行います。

1つ目は、9月26日水曜日に深谷ビッグタートルを会場として開催する『2018女子バレーボール世界選手権事前試合』です。この試合では、9月末から10月上旬にかけて国内で開催される、「2018女子バレーボール世界選手権」に出場するプエルトリコのバレーボールチームが埼玉上尾メディックスと公開試合を行うもので、市内関係団体に対して応援や、キッズエスコートの協力を依頼します。入場料は無料ですので、世界レベルのバレーボールを間近にご覧ください。

2つ目は、10月20日土曜日に深谷ビッグタートルを会場として開催する『2018年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦』です。この大会では、関東の強豪大学バレーボールチームが熱戦を繰り広げます。特に試合当日の20日は、秋季リーグ戦の最終日になっており、見逃すことのできない試合です。入場料は一般が2,000円、学生が1,000円、中学生以下が無料です。なお、この試合に関しましては、市内在住・在勤・在学のかたを対象に、当日の入場料が半額になる割引券を10月15日月曜日まで配布します。

2試合とも、トップレベルのバレーボールを観戦する、またとない機会です。皆さまのご来場をお待ちしております。

こうしたイベントを通じて市内全体に2020東京オリンピック・パラリンピックバレーボールキャンプ誘致の機運を高めていきたいと考えております。

【ふるさと納税をして一足早くエントリー】ふるさと納税返礼品として『ふかやシティハーフマラソン出走権』を出品

平成31年2月24日に仙元山公園をスタート地点として実施する『ふかやシティハーフマラソン』の出走権を今回初めて、ふるさと納税の返礼品として出品します。

『ふかやシティハーフマラソン』は、毎年、市外からの参加者も多く、ふるさと納税の返礼品として活用することで、『ふかやシティハーフマラソン』のさらなるPRとあわせて『ふるさと納税の寄附金の増収』を見込んでおります。

返礼品の対象となる種目は、ハーフ種目のみで、申込期間は、9月1日から10月31日までの2ヶ月間です。申し込み特典として、出走権に加え、本来のエントリー受付開始より先行して申し込みをすることが可能となります。

また、さらに寄附額を多くいただければ、一般来場者が駐車できるなかで、一番メイン会場に近い駐車場の駐車券付きの出走権もご用意しました。通常出走権の寄附額が1万5,000円以上で、駐車券付き出走権の寄附額が2万円以上となっています。

ぜひ、多くの皆さんの参加をお待ちしております。

【心”まあるく“出逢い旅】第6回ふかやえん旅

「深谷の魅力を伝えたい」、そして、深谷を『にぎわい』と『ふれあい』のあるまちにしたい。そのような思いを持った、深谷を愛する人たちが集まり、市内のお店や公共施設などを会場に、様々な体験型プログラムを実施する企画、『深谷えん旅』を今年も開催します。

『深谷えん旅』は、『食を楽しむ』・『技を学ぶ』・『心に触れる』・『未来を紡ぐ』の4つのジャンルに分類しており、深谷ならではの食を楽しみ、職人の技に触れ、レンガの街並みを散策し、未来を担う子ども達が『ものづくり』を体験できるなど、深谷の特色やお店の魅力を生かしたプログラムを体験することができます。

開催期間は、9月15日土曜日から11月30日金曜日で、プログラムごとに開催日が異なります。各プログラムの予約は、各店舗で9月1日土曜日から先着順で受付を行い、定員になり次第、締め切りとなります。

詳しくは、お手元にお配りした『深谷えん旅公式ガイドブック』をご覧ください。

なお、この公式ガイドブックは、商工振興課、深谷市役所本庁舎、各公民館などで現在配布中です。

『深谷えん旅』の公式ホームページにもプログラムごとの情報が掲載されておりますので、ご覧いただき、ぜひ、深谷に足をお運びください。

【実践的な訓練で防災力を強化!】平成30年度深谷市総合防災訓練

市では、大規模地震の発生を想定し、地震発生時の応急復旧対策を網羅する総合的な訓練として、深谷市総合防災訓練を毎年、実施しており、今年は9月1日土曜日に実施します。

訓練当日は、陸上自衛隊、深谷消防署合同による倒壊建物やブロック塀からの救助活動や、防災協定に基づいたミキサー車を使用した延焼防止活動を実施する『地震災害対応訓練』、自主防災組織による『初期消火訓練』、防災航空センターによる『ヘリコプターによる救助訓練』をはじめとする各種訓練のほか、関係団体による防災フェアを実施します。

またこのほか、深谷市と自主防災会による『避難所開設訓練』を実施します。この訓練は、避難所を開設する際に必要な作業を実際に行う避難所運営に特化した訓練です。今年は、八基公民館で開催し、市の職員と市民が、それぞれの役割を確認しながら協力して訓練を行います。

このように、防災関係機関や事業所、市民の皆さんと合同で行う、実践的かつ効果的な各種訓練を通して、災害対応能力の強化や、防災体制の充実、そして、市民がより防災に関心を持ち防災意識を高めることができるよう、努めてまいります。  

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