市長記者会見発表内容概要(平成30年7月)

更新日:2023年05月31日

【幼少期からの切れ目のない支援】『発達支援アドバイザー』を配置

小中学校では、集団への不適応や学習のつまずきなど、特別な支援を要する子への対応が急務になっております。

そこで、深谷市では、今年度、『発達支援アドバイザー』として、特別支援教育に精通し、専門的な知識や技能を有する教員OBを教育研究所へ2人配置しました。『発達支援アドバイザー』は深谷市独自の取り組みで小・中学校を訪問し、現場の教員に対して、児童・生徒一人一人の教育的ニーズに応じた指導の仕方や個別の指導計画の作成などについて直接支援をします。

これにより、他人とのコミュニケーションに課題があったり、注意力や集中力が続かなかったりするなど、特別な支援を要する子供たちに適切な支援が行えるよう、教員の特別支援教育に係る指導力の向上を図っていきます。

さらに、保健センターや保育園・幼稚園などの関係機関と定期的に情報交換を行い、特別な支援を要する子が小学校・中学校へ円滑に就学できるように、継続的に連携を図りながら支援を行います。

なお、『発達支援アドバイザー』には、より専門的な知見を備えていただくため、県が行っている『発達支援マネージャー』の講習を受講していただきます。

このように発達支援アドバイザーを配置することで、円滑な就学につなげ、子どもたち一人一人の教育的ニーズに応じ、切れ目のない支援を行ってまいります。

【子どもと教員をWアシスト】『英語指導アシスタント・ティーチャー』を配置

深谷市では、公立小学校の5・6年生における外国語指導の充実と、生徒一人ひとりに応じた支援により基礎・基本の確実な定着を図るために、本年度より外国人の『英語指導助手』に加え、市独自の取り組みとして『英語指導アシスタント・ティーチャー』を市内小学校15校に配置しています。

複数の指導者によるきめ細かい指導により、児童の英語力を向上させるための支援と、今後、外国語指導の授業数が増える5・6年生の担任教員への授業支援も行ってまいります。

『英語指導アシスタント・ティーチャー』は、深谷市内あるいは近隣の市町在住で、児童の指導に知識のある方や英語の技能・資格をお持ちの方を公募し、任用しています。年度当初に教育委員会で指導方法などについて研修を行い、5月下旬から各学校での指導を開始しました。市内小学校19校のうち、外国語の専科教員のいる4校以外の15校に、8人の『英語指導アシスタント・ティーチャー』を配置しています。

市では、小学校5・6年生において外国語が教科となる2020年度に向けて、『英語指導アシスタント・ティーチャー』を活用して『児童の学び』と『教員の指導』の両面をサポートし、「夢がかなうふかやの教育」を推進してまいります。

【クールオアシスで宿題しよう!】夏宿~ル・オアシスin公民館

この取り組みは、市内小・中学校の夏休み中に、公民館の指定した部屋を開放し、小学生の学習相談のほか、暑い時期に、子ども達の居場所を提供することを目的として実施します。

具体的には、クールオアシスとして、市内12公民館の指定した部屋を、宿題などができる場所として開放します。基本的には自主学習ですが、小学生には「夏宿せんせい」が、学習相談に応じます。夏宿せんせいは、地域のボランティアや、がんばル~ムの「ちいきの先生」に依頼します。

実施日は、隣の熊谷市で日本最高気温の41.1度を記録した7月23日から8月27日の間で、各公民館で2日から6日程度、午前、もしくは午後の3時間を開放しています。

昨年度から始めた取り組みですが、今年度は英語体験や鈴虫の配布など、各公民館独自のイベントも加えて実施します。そして、工夫をしながら夏休みに定着した取り組みにしていきます。

【スターマインや尺玉の競演】第24回深谷花火大会

深谷の夏の恒例行事である、深谷花火大会を8月5日(日曜日)午後7時から9時まで荒川河川敷で開催いたします。打ち上げ会場は、植松橋付近で、川本総合支所南の河川敷です。花火の提供者数は120件で、合計100プログラムの花火が、真夏の夜空を彩ります。

スターマインの華やかさや、尺玉の迫力を身近に感じることができる花火大会として、好評いただいており、市外からも多くのかたが訪れます。

今年も、たくさんの方のお越しを、お待ちしております。

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