「手づかみ食べ」って、イイこといっぱい!
離乳期の「食育」
「食育」は、健全なからだと心を育むための大切な要素です。特に、離乳期は食育の基礎となる重要な時期であり、なかでも離乳期における「手づかみ食べ」は、手や口などの五感を使うことにより、食べる機能の発達を促すとともに、食べる意欲を引き出す重要な体験となる、大切な過程です。
手づかみ食べ
「手づかみ食べ」は、食べ物を目で確かめて、手指でつかんで口まで運び、口に入れるという目と手と口の協調運動です。手づかみ食べが上達し、目と手と口の協働ができていることによって、食器や食具が上手に使えるようになっていきます。またこの時期は、「自分でやりたい」という欲求がでてくるので、「自分で食べる」機能の発達を促す観点からも、「手づかみ食べ」が重要です。
手づかみ食べの支援のポイント
★手づかみ食べのできる食事に
・ご飯をおにぎりに、野菜類の切り方を大きめにするなどメニューに工夫を。
・前歯を使って自分なりの一口量をかみとる練習を。
・食べ物は子ども用のお皿に、汁物は少量入れたものを用意。
★汚れてもいい環境を
・エプロンをつけたり、テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷くなど、後片づけがしやすいように準備して。
★食べる意欲を尊重して
・食事は食べさせるものではなく、子ども自身が食べるものであることを認識して、子どもの食べるペースを大切に。
・自発的に食べる行動を起こさせるには、食事時間に空腹を感じていることが基本。たっぷり遊んで、規則的な食事リズムを。
出典:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
手づかみ食べ推進のための取り組み
ふっかちゃん子ども用食事マットを配布しています。
保健センター
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更新日:2024年01月26日