第11回深谷市環境エコ川柳コンテスト入選作品の発表

更新日:2019年3月13日

環境エコ川柳コンテストの概要

 地球温暖化やごみ問題などの環境問題を、皆さんにも考えていただくことを目的に、平成20年度から本コンテストを実施しています。
 第11回にあたる今年度は、小中学生部門132名139句、一般部門51名93句の作品が寄せられ、審査の結果優秀作品を選出しました。

 たくさんの応募ありがとうございました。

 

 なお、優秀作品は、公民館に掲示するほか、深谷市の環境啓発に活用いたします。

 

優秀作品の紹介(敬称略)

小中学生部門

最優秀賞

ごみゼロで いつも学校 きれいだな (丸山可憐)

【選評】自分達の身のまわりからきれいにすることがエコに繋がります。

優秀賞

深谷ねぎ 白も緑も 美味しいよ (ミーナ(PN))

【選評】身近な食材である葱を詠んだところが良かった。

水道が ながれていたら とめておく (大沢飛悟)

【選評】水道水を詠んだ句は数多くありましたが、この句は作者自身が行動をおこしているところに共感しました。

エアコンの セッテーおんど さげてみる (松戸駿和)

【選評】標語的な句になり易いところを、下五の「さげてみる」が救いました。

節水で 水道代を へらすんだ (古田珠璃)

【選評】この句も前句同様下五が救ってくれました。

会計後 笑顔で使う エコバッグ (田中釉都)

【選評】上五を読んだだけでは何を言っているのか分りませんが、下五によって句意が分りました。

ゴミゼロで 心もきれい うれしいな (小久保杏音)

【選評】心の動きまで表現したところが良かった。

すこしでも 水をへらせば エコになる (山崎穏空)

【選評】そのとおりだと思います。類想句の多かった句ですが、中でも一番まとまっていた句です。

志ざし ポイすてしたら きずつくよ (ねぎか(PN))

【選評】心の内面まで描いた句なので、作品としては最高のできです。と同時に子供らしからぬ句なのでびっくりしました。

エコライフ みんなの町を まもるんだ (平川彩)

【選評】川柳を作るとなると、大人でも子供でも標語的、教訓的になってしまいます。この句は最後の一字「だ」が川柳に近づけました。

ポイ捨ては 環境悪く するんだよ (井上翔哉) 

【選評】川柳は下五によって句の良し悪しがほぼ決まります。この句が良かったのは下五です。作品の意図が分ります。

一般部門

特選

お財布と 腹に優しい 八分目 (林清吉)

【選評】手慣れた手法でそつなく作られています「腹八分目」が良い。

準特選

晴れた日は 屋根で湯が沸く 風呂日和 (町田敏江)

【選評】ほのぼのとした情景が目に浮かびます。

重ね着を エコだエコだと 威張るじじ (小林静枝)

【選評】類想句のない楽しい句になりました。下五の「じじ」を漢字の「爺」にすると顔の輪郭まで見えてきます。

佳作

小銭だけ ペーパーレスの エコ財布 (花花(PN))

【選評】時代の先端を行く作者、昔では考えられない川柳。

再利用 昭和に生きて お手のもの (河田操)

【選評】頷ける句、「おてのもの」に自信が見えます。

駅伝の 熱気暖房 オフにする (ケイ子姉(PN))

【選評】駅伝の好きな人ならすぐ分る句。私も陸上競技が好きなのでこんな経験がありました。

湯たんぽで 心と家計 温まる (天野敏子)

【選評】昔ながらのエコ、これもまた良し。

LED 過信しないよ オンとオフ (田部井光男)

【選評】作為的に作られた感がないではないですが、前向きなところが良い。

ごみゼロで 今年も終わり 良かったな (大谷エイコ)

【選評】平明なところが返って読む人の心に伝わってきます。川柳はこれで良いのです。

節約が 環境守る 一里塚 (安部孝)

【選評】一里塚の句はいくつも見てきましたが、この句の場合は標語になるところをくい止めました。

空き箱も 小さくたたんで リサイクル (ほむじりくす(PN))

【選評】中七を「ちさくたたんで」と読みますと、句がリズミカルになります。

いりません 袋あります 言ってみて (ユカリ(PN))

【選評】おちょくっているように見えますが、自分自身に言い聞かせているようにも見えます。

節電は 小さなエコの 積み重ね (西尾八郎)

【選評】「……は」で始まる句は「……だ」で、結んで説明句となってしまいます。この句は下五がこれを脱してくれました。

エコバッグ 持ってにっこり お買物 (ゆめねこ(PN))

【選評】この句は中七の「にっこり」が句を明るくしました。

ヤシの実に かわってプラごみ うち寄せる (富士山(ふじやま)登(のぼる)(PN))

【選評】この句は中八なので定型にするならば「ヤシの実に かわりプラごみ うち寄せる」となります。余情のある良い句になっています。

ガス2分 あとは余熱で スパゲティ (渡辺康弘)

【選評】この句は下五が五音字のものを四音字に書いたため、破調となってしまいました。定型にするならば「ガス2分 あとは余熱で スパゲッティ」となります。類想句のない良い句になっていますので、佳作としました。

先頭は のっぽの班長 ゴミ拾い (持田義男)

【選評】意表を突いたおもしろい句ですが、これも中八なので破調です。しかし、これ以上推敲すると句がこわれてしまいますので、このまま載せることにしました。

その廃品 分別すれば 資源です (島田憲一)

【選評】上五の破調は許されますが、できるだけ推敲して定型にすることが望ましい。例えば「廃品も」にすると定型になります。

小中学生部門優秀作品(掲示用)(PDF:522.6KB)

一般部門優秀作品(展示用)(PDF:1.1MB)

審査員総評

 川柳が標語や教訓とは違うのは、作者の思いや考えを一句の中に入れるか入れないかです。つまり私はこう思いますという主張です。句の中に自分を登場させることが大切です。

審査員: 酒井青二、手島廣志

選者の句

 利用価値 あって断捨離 まだできず     酒井青二

 少しだけ 考えてみる エコのこと        手島廣志

過去の優秀作品

第1回(平成20年度)優秀作品(PDF:15.2KB)

第2回(平成21年度)優秀作品(PDF:199KB)

第3回(平成22年度)優秀作品(PDF:210.3KB)

第4回(平成23年度)優秀作品(PDF:183KB)

第5回(平成24年度)優秀作品(PDF:186.7KB)

第6回(平成25年度)優秀作品(PDF:195.2KB)

第7回(平成26年度)優秀作品(PDF:131.8KB)

第8回(平成27年度)優秀作品(PDF:137.2KB)

第9回(平成28年度)優秀作品(PDF:71.6KB)

第10回(平成29年度)優秀作品(PDF:95.9KB)

お問い合わせ先

環境課
〒369-0292
埼玉県深谷市岡2381-1
電話:048-585-5150
ファクス:048-585-0165
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