熱中症に注意しましょう!!

更新日:2024年04月18日

熱中症対策を強化するため気候変動適応法が改正されました

熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)を新たに創設

過去に例のない危険な暑さなどとなり、健康に重大な被害が生じる恐れがあるときに国から発表されます。

<発表基準>都道府県において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT※)が35(予測値)に達する場合

※WBGTは人が感じる暑さの要因である湿度、日射・輻射などの周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標です。

指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の指定

「気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律」により同法第21条に「指定暑熱避難施設」が規定されました。そこで、本市においても暑さをしのげる場を確保することで、極端な高温時における熱中症による重大な健康被害の発生を防止するため、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を指定します。

クーリングシェルターとは

クーリングシェルターは、熱中症による人の健康に係る被害の発生を防止するため、深谷市が指定した施設で、「熱中症特別警戒アラート」が発表された時に誰でも休息できる施設です。

ロゴ1
ロゴ2

クーリングシェルターを利用する際の注意事項

・開所は、4月第4水曜日~10月第4水曜日(熱中症特別警戒アラートの運用期間と同じ)のうち、原則「熱中症特別警戒アラート」が発表されたときです

・飲料は各自でご用意ください

・指定場所の温度調節はできません

・利用できる日時・場所は、指定施設の開館している日時及び指定した場所のみになります

・その他、利用にあたっては各施設の指示に従ってください

クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)一覧

クーリングシェルター一覧

熱中症に注意しましょう

熱中症は梅雨の合間に突然気温が上がった日や、梅雨明け後に急に蒸し暑くなった日によく起こります。

体が暑さに慣れていないためや感染症防止のため自粛生活が続き体力が落ちているために起こるものです。 熱中症予防として暑さに備えた体作り(短時間のウォーキング等)を行ったり、エアコン等を上手に利用し水分をこまめに取るなどの熱中症対策を行ってください。

熱中症予防のために

熱中症予防のために(表)

 

熱中症予防のために 

熱中症とは

高温の環境下で、体温の調節機能が破たんするなどして、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、発症する障害の総称を熱中症といいます。

暑さ指数(WBGT)を参考にしましょう

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数は熱中症に関連する温熱環境因子(気温、湿度、気流、放射熱)を総合的に評価できる指標で、高温環境の指標として労働や運動時の予防措置として用いられ、ISO等で国際的に規格化されています。

注)単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温と異なります。

暑さ指数の表
温度基準      
(WBGT)  
注意すべき
生活活動の目安
注意事項
危険
(31℃以上)
すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒
(28~30℃)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25~27℃)
中等度以上の生活
活動でおこる危険性
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意
(25℃未満)
強い生活活動で
おこる危険性
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)抜粋

環境省熱中症予防情報サイトをご利用ください。

環境省では、熱中症を未然に防止するために、「環境省熱中症予防情報サイト」を設置し、暑さ指数(WBGT湿球黒球温度)の予測値・実況値の情報提供がされています。

熱中症予防 5つのポイント

次の熱中症対策の5つのポイントを参考に、熱中症を予防しましょう。

1 高齢者は上手にエアコンを

 高齢者は、暑さで徐々に体力が低下し、室内でも熱中症になることがあります。室内の温度を測り、適切にエアコンを使いましょう。

 周りの方も、高齢者のいる部屋の温度に気をつけてください。節電中でも上手にエアコンを使っていきましょう。

2 暑くなる日は要注意

 熱中症は、暑い環境に長時間さらされることにより発症します。猛暑の時は、エアコンの効いた室内など涼しいところに避難しましょう。

 特に、梅雨明けで急に暑くなる日は、体が暑さになれていないため要注意です。夏の猛暑日も注意が必要です。湿度が高いと、体からの汗の蒸発が妨げられ、体温の上昇が加速してしまいます。

3 水分・塩分こまめに補給

 のどが渇く前に水分を補給しましょう。汗には塩分が含まれています。汗をかいたら、水分とともに、塩を含む飲料を飲みましょう。アルコールは、体内の水分を出してしまうため水分の補給にはならず、逆に危険です。

 また、高齢者は汗をかきにくく暑さやのどの渇きを感じにくい傾向がありますので、こまめに水分を補給しましょう。寝る前も忘れずに!

4 「おかしい!?」 と思ったら病院へ

 熱中症は、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状から、ひどいときには意識を失い、命が危険になることもあります。「おかしい」と思ったら、涼しいところに避難し、医療機関に相談しましょう。

5 周りの人にも気配りを

 自分のことだけでなく、ご近所で声を掛け合うなど、周りの人の体調にも気を配りましょう。

 集団活動の場では、仲間の体調に配慮しましょう。

「熱中症予防5つのポイント」は、埼玉県が埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター、さいたま市立病院救急科の協力をいただいて作成したものです。

熱中症予防レシピの紹介

夏は気温や湿度が高くなり食欲が減ったり、汗をたくさんかくことで、体内の水分やミネラルのバランスが崩れ、体調不良をおこしやすくなります。バランスのとれた食事をとり、熱中症にならないように気を付けましょう。 熱中症予防のレシピを紹介します。作り方や栄養価はクックパッド深谷市公式サイト「ふかやごはん」からご確認ください。

疲労回復!フルーツ酢

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香味野菜の冷や汁

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関連サイト

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お問い合わせ先

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