2~3歳頃に多い質問

更新日:2018年12月27日

Q 指しゃぶりって直したほうがいいのでしょうか

 赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときから指しゃぶりをしています。生まれてからも身の回りのことを確かめようと指しゃぶりをします。これは、とても自然なことです。

 3歳頃までの指しゃぶりは眠い時や退屈しのぎが多いものです。この時期10~20%の子は指しゃぶりをしているので、それほど気にしなくて大丈夫です。無理にやめさせようとしても、爪かみやタオルかみに移行してしまう可能性がありますので、親子で両手を使った楽しい遊びをしたり、たくさんスキンシップを図り、おおらかな気持ちでお子さんを見守ってください。

Q 最近子どもがどもります。どう対応したらいいですか

 どもることを「吃音(きつおん)」と呼びます。吃音とはことばが口から出てくる時に音が繰り返されたり、音が詰まって出てこなかったりするような、なめらかでない話し方のことです。100人に1人の割合で、ほとんどのかたが幼児期に症状が現れるといわれています。吃音の原因はわかっていません。

 「ゆっくり話してごらん」「くりかえさないように」など話す速さや言い方に注文しないようにしましょう。ゆっくり話してほしかったら、大人がゆっくり話して、ゆったりとしたペースを作ってあげましょう。周囲の大人は「どもっても気にしない」態度で接し、話し方ばかりに注目せず、話の内容をじっくり聞いてあげましょう。

Q ことばがはっきりせず、聞き取りにくいことがあります

 3歳頃はまだ、「サ行」が言いにくく赤ちゃんことばになったり、発音がはっきりしないことがあります。ことばの理解があり、やりとりができるようであれば、あまり心配せずに様子を見ましょう。ラッパやシャボン玉を吹く、ストローで吸う、よく噛むなど口の周りを使うことで、滑舌がよくなるので、遊びの中に取り入れてみましょう。

 気になるようであれば、4~5歳を目途に保健センターにご相談ください。

Q トイレトレーニングはどのように進めるのでしょうか

 トイレトレーニングはお子さんによってさまざまな方法がありますが、一般的な方法をご紹介します。

(1)始めるのに適した時期

1.自分で歩いてトイレまで行ける、2.おしっこの感覚がおよそ2時間あく、3.言葉をある程度理解し、簡単な言葉で答えることができる、などができるようになった頃が目安となります。

よく「春から夏にかけてがよい」と言われます。薄着なので衣服の着脱が楽、洗濯物も乾きやすい等のメリットがあります。でも季節に合わせて焦る必要はありません。お子さんの成長と、おうちのかたがゆったりした気持ちで取り組める時期がよいでしょう。またイヤイヤ期に入ったばかりは避けましょう。

(2)取り組み方の一例

1.トイレに関心を持つ:おうちのかたとトイレに行ってみたり、絵本で「おしっこ、うんち=トイレ」という意識づけをする。

2.お子さんの排泄の間隔をおうちのかたが知る:2時間以内の場合はもう少し成長を待ちましょう。

3.生活リズムに合わせて1日に何回かトイレに誘う:起床時、食事前後、出かける前など、お子さんとおうちのかたのストレスにならない程度で誘いましょう。しばらく取り組むうちにトイレでおしっこが出たら「おしっこでたね」など、お子さんと一緒に確認し、一緒に喜びましょう。

4.3.で成功率が上がったら「おしっこが出そうな気がしたら教えてね」と伝え、自分から「トイレ」ということを教えましょう:成功したら一緒に喜びましょう。

5.パンツ(トレーニングパンツ)を履いてみる:まずは昼間に履いてみるのがよいでしょう。

(3)大切なこと

 トイレトレーニングは何度も失敗を繰り返します。大切なことは、どの段階も、成功したら「一緒に喜ぶこと」、失敗しても「叱らない、怒らない」ことです。そのためにはおうちのかたも「そのうちに必ずできる」と信じてゆったりした気持ちで取り組みましょう。また、すでに就園している場合は、園の方法と足並みをそろえるとお子さんも混乱しにくくなるのでお勧めです。

うまく進まないときはいったんお休みして、成長を待ってから取り組むことも有効です。

Q イヤイヤ期で大変です

 イヤイヤ期はおよそ2歳半頃から始まるといわれます。個人差もあり、もっと早くに始まるお子さんもいます。なんでも「イヤ!」と言うことが多く、対応する大人も大変ですね。この時期は、感情のコントロールを学ぶ大切な時期です。大人が無理な要求を受け入れてしまうことを続けていると、子どもは「泣けばなんでもいうことを聞いてもらえる」と間違った学習をしてしまいます。大切なのは「イヤ!」と言ったことに対し「そうかそうか、○○が嫌なんだね」と受け止めながらも、行動は譲らないこと。気持ちをそらせたり、タイミングを変えて再び声をかけたりしてみましょう。

 イヤイヤの内容は年齢、成長によって少しずつ変化します。大人の対応も少しずつ変えていきましょう。

1.お子さんが何にイヤイヤ(イライラ)しているのか、ことばにしてあげましょう。

「○○が嫌なんだね」「○○ができなくて悔しいんだね」「おもちゃを取られて悲しいんだね」など。ことばにしてあげることでお子さんが自分の状況を自覚できます。

2.お子さんのことばをリピートしてみる。自分の気持ちが相手に伝わったと実感できます。

3.いくつか解決策を提示して、お子さんに選ばせてあげましょう。

「ママが手伝おうか?」「お友達に『かして』って言ってみようか?」など本人に考えて選んでもらうことで、自分が決めた満足感を得られます。

Q 支援センターや公園に連れて行っても、ママのそばから離れず、ずっと膝の上にいます。これでは連れて行っても意味がないと思うと気持ちが焦ります

 せっかく遊びに来たのに、みんなが楽しそうに遊んでいる中にどうして混ざっていけないの?すぐそこにあるおもちゃをどうして取りに行くことができないの?家ではあんなに元気なのに外に出ると急にモジモジ・・・なんで?」などママから離れずに膝の上に座っているわが子に歯がゆい思いをしているかたはたくさんいます。でも安心してください。子どもは周りの様子を目で見ることでも経験を積んでいるのです。お友達と遊べなくても、無駄ではありません。

 お友達の中に入っていくのはとっても勇気のいること。「ママのお膝」という安全地帯から周りの世界を眺めて、「よし、大丈夫!」と思えた時、お子さんは少しずつ安全地帯から離れていきます。何週間かかるか、何か月かかるかはお子さんによって違います。それまでの間は、お子さんと目線を合わせ「お友達が○○しているね」と一緒に眺めたり、「一緒に貸してって言ってみようか」と一緒におもちゃを借りに行ってみてはいかがでしょうか。

 無理に「一人で行ってきなさい」などと突き放すのは、より不安を強めてしまいますのでお勧めしません。お子さんの心の準備ができるまで、もうしばらく待ってみましょう。

Q 赤ちゃん返りに困っています。今までできていたことも「やって、やって」というので、イライラしてつい「自分でやりなさい!!」と怒ってしまいます

 赤ちゃん返りは、やたらべたべたする、抱っこをせがむ、おっぱいを欲しがる(触りたがる)、一人でできることをやらない、わがままや欲求の主張が増える、下の子と同じように対応してほしがる・・・など、その子によっていろいろな表現があります。

 赤ちゃん返りをすることは「赤ちゃんのように何もできなくても、自分に手をかけてほしい、関心を向けてほしい」という「甘え」です。そうすることで「自分は何もできなくても大切な存在なんだ」ということを確認したいということです。子どもは「甘え」と「自立」を何度も繰り返しながら成長していくといわれています。「甘え」を十分に受け入れてもらった子どもは、やがて自立していくことができるのです。必要な時期に「甘え」を受け入れてもらえないと不安が強くなったり、攻撃的になったりすることもあります。

 お子さんの「甘え」を受け入れながら、「そのままのあなたがとても大切」というメッセージとともに、たくさんのスキンシップをとりましょう。「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ!」「恥ずかしいからやめて!」などの言葉は効果がないばかりか、余計に赤ちゃん返りがひどくなってしまうこともあります。

 「下の子がいるのに、上の子まで手が回らない!」ということもありますね。ママは上の子に対応してあげて、下の子のお世話や家事はパパやおばあちゃん、おじいちゃんに協力をお願いすることがお勧めです。

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