市長記者会見発表内容概要(令和6年10月)
記者会見 令和6年10月 (PDFファイル: 471.5KB)
【渋沢栄一新一万円札発行記念】秋の祭典『第19回深谷市産業祭』を開催します!
渋沢栄一翁が肖像の新1万円札発行を記念し、秋の祭典『第19回深谷市産業祭』を11月9日土曜日と10日日曜日の2日間に渡り、開催します。
昨年の来場者は、2日間で約7万人おり、開催場所が中心市街地であることを生かし、深谷市役所、市役所通り、中山道の一部、レンガ通りを会場に、約130の企業や団体と連携し、栄一翁のふるさと深谷に、さらなるにぎわいを創出します。
内容としましては、商工部門では、市内の企業が集まり、自社製品の展示や販売、事業紹介などを行うほか、市の友好都市である、新潟県南魚沼市、岩手県田野畑村、静岡県藤枝市、群馬県富岡市が出展し、それぞれの特産品を販売する『友好都市物産展』を実施します。
農業部門では、農業王国ふかや『やっちゃ場』と題して、農業王国ふかやが誇る、農畜産物の販売や飲食の提供、農機具の展示や体験とともに、昨年好評であった『ふかやのうんめぇ!早く食べるんべ大会』の開催、市内高校の写真部による『農業王国の写真展』などを行うことで、深谷の農業を『五感』で味わえるイベントとして開催します。
また、産業祭の同時開催イベントとして、深谷商工会議所青年部により、産業祭会場で屋外ライブイベント『ネギロック』が開催されるほか地元商店街による出店、サンバパレード、フラダンスイベント、キッズダンスパレード、骨董市が開催され、秋の祭典にふさわしい、盛りだくさんの内容となっています。
地元商店街をはじめ、多くの企業・団体が連携、協力して行う、栄一翁のふるさと深谷の一大イベント『深谷市産業祭』は、深谷を楽しみ、深谷をもっと好きになってもらえるよう、各団体が趣向を凝らした内容となっていますので、ぜひ多くの皆さんに来場いただき、楽しんでいただきたいと思います。
【11月は『渋沢栄一月間』】さまざまな行事で栄一翁の遺徳をしのぶ
本市では、渋沢栄一の祥月命日である11月11日にちなみ、11月を『渋沢栄一月間』と位置づけ、市内を中心として各所でさまざまな行事を展開いたします。
また、市立小・中学校では、11月11日月曜日を『渋沢翁語らいの日』として、渋沢栄一翁を語りひたる一日とするほか、11月12日火曜日には、市内の教育機関が一堂に会し活動成果を発表する、『ふるさとふかや・渋沢学フォーラム』を開催します。
それでは、主な行事・イベントについて、ご紹介いたします。
まず、11月11日午前10時から、JR深谷駅北側青淵広場の栄一翁銅像前において、『第30回青淵忌献花式』が竜門社深谷支部の主催で開催されます。どなたでもご参加いただけるものですので、多くのかたにお花を手向けていただければ幸いです。
次に、同じく11日の午後1時30分から、八基公民館において、『にぼうと会』が開催されます。栄一翁が愛した郷土の味『煮ぼうとう』をお供えし、栄一翁の遺徳をしのびます。また、八基小学校児童による校歌斉唱なども行われます。
同じく11日の午後3時から、埼玉グランドホテル深谷において、『渋沢栄一ひとづくりフォーラム2024』が開催されます。栄一翁の精神を胸にさまざまな変革に挑戦してきた企業の知恵を学び、新たな時代を切り拓く『ひと』をつくるためのフォーラムとして開催するもので、今年は、第1部論語編では講談師の神田あおい氏による『若き日の渋沢栄一』と題する講談を、第2部算盤編では昨年度渋沢栄一賞を受賞されました社会福祉法人いわみ福祉会理事長室崎富惠氏をお招きして『福祉と算盤』をテーマにお話をいただきます。
また、11日の午後5時からはJR深谷駅や深谷市役所を藍色にライトアップいたします。市内の事業所においても、株式会社埼玉りそな銀行深谷支店および岡部支店、東京電力パワーグリッド株式会社熊谷支社深谷事業所においてライトアップのご協力をいただけることとなっています。
次に、本市では、深谷市独自の副読本を活用するなどして、郷土の偉人渋沢栄一翁の生き方を学び、ふるさとを愛し、夢をもち、志高く生きる子どもたちを育成する『ふるさと教育』を推進しています。このような中、今年度も、栄一翁の命日である11月11日を『渋沢翁語らいの日』として、栄一翁を語りひたる一日とし、栄一翁に関わる教育活動を行うことで、より一層のふるさと教育の推進と地域へのさらなる啓発を目指します。
活動に関して具体的に申し上げますと、11日には、学校長の講話や道徳の授業など、栄一翁に関する教育活動を実施します。また、この日の給食は、栄一翁が好んで食べた郷土料理『煮ぼうとう』を提供するとともに、『煮ぼうとう給食』について児童生徒や栄養教諭・栄養士による説明を行います。そして、さらには、これらの取り組みを、家庭や地域など各方面へ広く発信していきます。
各学校の特色ある教育活動の1つとして、八基小学校では、深谷市独自の副読本である『渋沢栄一翁こころざし読本』を使った道徳の授業を実施し、6年生の教室では、深谷市親善大使であり、大河ドラマ『青天を衝け』で栄一の幼少期を演じた、俳優の小林優仁さんに、ゲストティーチャーとして、児童を前に『渋沢栄一の役を演じて抱いた思い』や『自らの夢・こころざし』について語っていただきます。また、小林優仁さんも、児童と一緒に『煮ぼうとう給食』を食べ、交流を深めていただくこととなっています。
そのほかの学校でも、『こころざし読本』を使った授業を実施したり、ふかや市商工会が作成した『栄一翁かるた』を活用してかるた大会を行ったりと、各学校で特色ある教育活動を実施します。
これらの取り組みを通して、家庭や地域、深谷市のみんなで栄一翁を見つめ直し、学校・家庭・地域、社会全体で『ふるさとを愛し、夢をもち、こころざし高く生きる子ども』を育てて参ります。
また、11月12日(火曜日)には、深谷市民文化会館大ホールにて、『ふるさとふかや・渋沢学』フォーラムを開催し、市内の幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校・大学が、各園・学校で取り組んだ『ふるさとふかや・渋沢学』を発表します。
そのほかにも、渋沢栄一月間には、市内外において、深谷市および、深谷市と関連のある団体による、さまざまな取り組みが実施されます。詳しくは、資料をご覧ください。市では、渋沢栄一翁が新1万円札の肖像となった記念すべき年の、渋沢栄一月間を通して、栄一翁の精神を多くのかたに伝えてまいります。
秘書課
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更新日:2024年10月30日