市長記者会見発表内容概要(令和6年9月)

更新日:2024年09月27日

     

【地域通貨ネギーが障害者の自立につながる】授産製品を購入して障害者施設を応援しよう!

本市では、障害者の皆さんが一つ一つ、心を込めて手作りで製作する、『授産製品』を知らないかたが多く、また、施設で働く障害者の平均工賃が、埼玉県が目標とする2万円に達しない施設があるなどの課題があります。

この課題解決のため、地域通貨ネギーを活用した新たな取り組みとして、授産製品の購入に対して、ポイント還元率を通常1%のところ、20%へ大幅にアップするキャンペーンを実施します。

キャンペーン期間は、10月1日火曜日午前9時から12月26日木曜日午後5時までとなります。期間中に、障害者施設など、13の施設で地域通貨ネギーを利用して授産製品を購入すると、決済額の20%分の、ポイントが還元されます。

この取り組みを通して、市民の皆さんが障害者施設の授産製品を知り、購入することで、授産製品の売り上げ向上を応援してまいります。

【栄一翁の精神を学び、つなぐ】『渋沢栄一翁 ジュニアボランティアガイド』を実施!

今年7月3日に、渋沢栄一翁肖像の新1万円札が発行され、深谷市では、『栄一記念館』や旧渋沢邸『中の家』など、栄一翁ゆかりの地に、多くの観光客が訪れております。

このような中、昨年度に引き続き、市内の有志の子どもたちが、郷土の偉人栄一翁を紹介する語り手となり、論語の里を案内する『渋沢栄一翁ジュニアボランティアガイド』を実施いたします。

ガイドには、小学校4年生から中学校1年生の13人が参加します。子どもたちは渋沢栄一記念館解説員や、栄一翁について見識の深い職員などによる全8回の養成講座を受講し、ガイドをするための知識と技術を学びます。深谷の外から見た栄一翁にも触れ、実感を伴った学びをガイド活動に生かすため、講座の1つとして、栄一翁関連施設の見学も行います。また、最終日の閉講式で認定証を渡し、認定されたジュニアボランティアガイドは、1月以降、各月の第2土曜日に、『渋沢栄一記念館』と旧渋沢邸『中の家』で、ガイド活動をいたします。

市では、この、論語の里での渋沢栄一翁の顕彰活動を通して、ふるさと深谷を愛し、誇りに思う心を育み、深谷の次の時代を担う人材の育成を進めてまいります。

【学校給食におけるSDGsの推進】調理時に発生する野菜残さ削減の取り組み

本市は、『深谷市SDGs未来都市計画』の取り組みの1つとして、学校給食における『野菜残さ削減の推進』を掲げています。これまでも市内公立小中学校では、本市の自校方式調理場の強みを生かし、味付けを工夫するなど、食べ残し削減に努めてきたところです。

そして、10月からは、新たに、すべての公立小中学校で調理時に野菜の皮をむかずにまるごと使用し、野菜残さを削減する取り組みを開始します。現時点では、対象の野菜をニンジンに限って実施しますが、今後、取り組みの検証を行い、対象の野菜を拡大する予定としております。

本取り組みによって、年間約200キログラムの野菜残さ削減が見込まれるほか、約1万人の児童生徒に対し食品ロス削減の大切さを学ぶ機会が増加する効果を期待しております。

そのほか、市では学校給食に対するさまざまな取り組みを行っています。

その1つとして、今年度も11月11日の渋沢栄一翁の命日に合わせ、栄一翁も愛した郷土料理『煮ぼうとう』などを提供する『渋沢栄一給食』を実施します。

2つ目として、学校給食が、より一層楽しい時間となるよう、給食食器の更新に合わせ、ふっかちゃん柄の食器を導入しています。

3つ目として、食材費の高騰による保護者負担の軽減を図るため、本年10月から給食費の補助金を大幅に増額します。

今後も、児童生徒に栄養バランスの取れた給食を提供するとともに、食に関する指導を効果的に進めるため、さまざまな取り組みを実施してまいります。

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