深谷市堆肥生産者リスト

更新日:2024年08月23日

適正な施肥・土づくりに関する情報

おいしい野菜を作るには土壌が重要です。土壌を豊かにするためには肥料が必要です。そこで、国内資源であり、比較的価格が安定している「堆肥」を活用することで、肥料コストの削減が見込めます。

さらに、畜産農家が生産した堆肥を使うことで、耕畜連携を実現し、循環型農業を作り上げることができます。

 

堆肥とは

家畜ふん尿など様々な有機物を原料として、成分が安定するまで腐熟させたものです。化学肥料の代役を十分担うことが期待されています。

 

堆肥を使うメリット

  • 国内資源であり、比較的価格が安定しているため、コスト削減につながります。
  • 土壌改良効果があります。
  • 土壌中の微生物が多くなり、土壌病害虫を抑制する効果が期待できます。

 

堆肥の選び方

土壌診断の結果から、自分の土壌には何の成分が足りないのかを把握し、それに合った堆肥を選ぶ必要があります。

(埼玉県施肥改善指導マニュアルホームページ)

畜種別堆肥の特徴

牛ふん

  • 肥料成分は鶏ふん、豚ふんを堆肥化したものより低いが、肥効が穏やかである。
  • 栄養分をゆっくり分解し団粒構造を形成するため、保水性や通気性がよくなり、ふかふかな良い土を作り出すなど土壌改良効果が高い。
  • ほとんど悪臭を感じることなく、扱いやすい堆肥である。

鶏ふん

  • 鶏ふんの肥料成分は、牛ふんや、豚ぷんと比べ最も高い。
  • 牛ふん堆肥や豚ぷん堆肥よりも肥料成分がはるかに高いため、有機質肥料として施用する方がよい。
  • 木質の副原料を使うことがほとんどであるため、虫害に注意。

豚ふん

  • 肥料成分と分解の速度が、牛ふんと鶏ふんの間くらいでバランスがとれている。
  • 1か月程度堆積発酵させたものは、悪臭が無く、扱いやすく、牛ふんと比較して窒素含量が高いので、土づくりとしての有機物よりも、有機質肥料として施用する方がよい。
  • 肥料的効果が大きいことから、成分含量に注意して、生育過剰等の障害を起こさないように施用量に留意する必要がある。

 

注:こちらの特徴は、あくまで傾向であり、季節等によって堆肥成分のばらつきは、大きくなっています。

深谷市内堆肥生産リスト

注:ご注文の際は、直接、畜産農家へお問い合わせをお願いいたします。

注:販売価格や運搬、散布の有無についても、リストを確認のうえ、直接、畜産農家へお問い合わせをお願いいたします。

注:肥料成分についても、直接、畜産農家へお問い合わせをお願いいたします。

リストへの掲載を希望する方へ

随時、リストへの掲載希望者を募集しております。 リスト掲載の条件は以下のとおりです。

  • 深谷市内の畜産農家であること
  • 埼玉県から特殊堆肥の届出番号を取得していること

(埼玉県特殊堆肥の生産に関する届出のご案内)

 

<申し込み方法>

以下の書類を農業振興課まで、

  1. メール
  2. ファクス
  3. 郵送(農業振興課特産係あて)
  4. 直接(深谷市役所2階23番窓口)

のいずれかの方法でご提出をお願いします。

注:メールアドレス等につきましては、「リスト掲載様式」の中に記載がございます。

<提出書類>

  • リスト掲載様式
  • 特殊肥料の届出番号が証明できるもの

 

注:ご不明な点があれば、お気軽にお問合せください。

参考文献

  • 大阪府家畜堆肥利用マニュアル,大阪府,2022,p.3.

お問い合わせ先

農業振興課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-577-3298
ファクス:048-578-7614

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