令和4年度活動報告
ふかや緑の王国は、多くのボランティアに支えられています。 毎月の王国整備を初め、「梅まつり」・「森の音楽祭」・「あかり展」などの王国を活かしたイベント の開催など、市民の皆さんに喜んでもらえるような活動が活発に行われています。 緑の王国は自然の大切さや素晴らしさを再発見し、自然と人間が共生できる街づくりを目指す 施設です。 ボランティア一同、「市民がつくり 市民が守り育てる 市民の森」を目指して活動しています。
この自然と笑顔に溢れた場所で王国ボランティアの皆さんと一緒に活動を行ってみませんか? 都合がつく日に参加する形で、自由に活動に参加していただいております。 ぜひ、王国に見学に来てみてください。
2023年3月
今年は例年より桜の開花が早かったようで、入学式前にはみな散ってしまいそうです。梅の開花もやや早かったと思われ、4年ぶりの開催となった3月4日(土曜日)の「第15回梅まつり」には、梅を楽しむ来園者のかたがたが多く見られました。また、今年2023年は、2008年に王国ボランティアの前身である開拓ボランティアが発足してから15周年の節目の年です。それを記念し、3月24日(金曜日)の活動日には餅つき大会を実施しました。15年間の活動をまとめた記念冊子も作成しました。
通常の活動としては、除草作業や、藍・ジャガイモ・トウモロコシの種まきを行いました。

15周年記念パーティー後の集合写真
山野草ガーデンコンポストの整備
山野草ガーデンコンポストの整備
山野草ガーデン整備
ホタルの小川整備
ホタルの小川整備
藍の種まき
ジャガイモ定植(イモを輪切りにして切り口に灰をつける)
ジャガイモ定植作業
種芋を播いて埋めた後、上を歩いて土を固めます。
トウモロコシの種まきのためのマルチ敷き
トウモロコシの種まき
播種したあと、カラス除けにネットをかぶせました。
3月24日(金曜日) 15周年記念パーティー(餅つき)
もち米を焚いています。
2023年2月
春は名のみの風の寒さよ、とは全くその通りですね。立春とは言うものの、人間にはまだまだ寒い季節です。時には暖かくなることもあるので、花の中には早くも咲いてしまうものもあります。また寒さが戻ってしまうとどうすればいいのか困っているのではないでしょうか。人間は特に、一時の暖かさに気を緩めて、風邪を引かないように気を付けましょう(と、経験者は語る)。
さて、群馬の山々に見下ろされながら冬を過ごすこの深谷では、飛ばされそうなほどの強風(山おろし)に吹きさらされる2月です。まだ除草するほど草の生える時期ではないので、風で飛散した葉や枝を掃き集める作業が多くなりました。セツブンソウが見ごろを迎え、だんだん遠方からの来場者も増えていく季節です。ステイホームでこわばった羽を伸ばすため、そして季節の花々を楽しむために来てくださった多くの皆さんを、整備の行き届いた環境でお迎えしたいと思います。
(下)王国通りの落ち葉清掃
ラクウショウの森の清掃
ラクウショウの森の清掃
ローズガーデン バラの剪定
あかり展の陶器の片付け
フローラガーデン整備活動
もみの木サークルの整備活動
王国通りの整備活動
山野草ガーデンにカタクリを植栽しました。
梅まつりで販売するためのサトイモを掘りました。
サトイモのひげ根を取っているところ
ヒーリングガーデン整備
薬草園整備
スモークツリーガーデンのパンパスグラス(ススキ)を抜根しました。

パンパスグラスの抜根

カタクリ植栽
2023年1月
「新しい元号は、令和です」と凛々しい発表があってから、早いものでもう5年(あれ、このセリフは去年も言ったような・・・)。「月日は転がる石のごとし」と誰かが言ったような言わないような気もしますが、ふかや緑の王国は、今年で建国から15周年の節目を迎えました。早いものですね。ボランティアのメンバーにも新旧の交代があったり、園内の樹木も寿命を迎えて伐採するものがあったりと、人にも自然にも入れ替わりは付き物ですが、「市民がつくり、市民が守り育てる、市民の森」を旗印に、今年も深谷を代表する憩いの場づくりに日々汗を流していきたいと思います!
1月の活動は少なめでしたが、落ち葉の清掃を中心に行いました。昨年暮れに浸けたたくあんも樽から取り出し、ボランティアの皆さんで分け合い持ち帰りました。よく漬かっていてとてもよくご飯が進んだことを報告しておきます。
(下)新年最初のボランティア活動。朝礼をしています。
梅園の整備
梅園の散策
ハナミズキ通りの落ち葉掃きをしています
ハナミズキ通りの落ち葉掃きをしています
みんな大好きたくあん!!12月の活動で浸けたものが出来上がりました。
1月27日(金曜日)ボランティア総会を行い、決算報告や役員の選出などを行いました。
2022年12月
2022年も最後の月となりました。相も変わらぬ新型コロナウイルス流行に加え、ロシアによるウクライナ侵略や日本国内では元首相へのテロ事件も起き、しばしば暗澹たる気持ちにさせられる1年だったように思います。しかし四季を彩る植物や樹木に包まれたここ緑の王国は、世間の喧騒とは別の時間が流れているかのように平穏そのもの。でもこれが人間本来の生き方なのでしょう。植物の中には「史前帰化植物」といって、稲作文化が始まった太古の昔から脈々と命をつないでいるものもありますが、人類の歴史に伴走してきた彼らがもし口を開くことがあるならば、今の世界の激動など悪性の風邪のように一過性のものと言うかもしれません。自然は常に人間のちっぽけさに気づかせてくれるまたとない教師です。 12月は活動の日数は少ないですが、落ち葉掃きなど清掃活動を中心に体を動かしました。また先月掘り取ったダイコンをつけものにする作業も行いました。職場体験中の市内の中学生もまじえ、世代を超えて冬ならではの貴重な体験ができたことと思います(下の写真)。最後の活動日には3か月に一度の全体会議を行い、来年以降の活動予定を決定しました。今年は「数年ぶり」という枕詞のつくイベントを複数実施できた一年でしたが、来年も可能な範囲で多くの皆さんが楽しめるイベントを開催できる年になることを祈ります。
サンクンガーデン整備
沢庵づくり 葉と根を切り落とし、全体を柔らかくほぐして漬かりやすいようにしています。
(下)沢庵づくり
沢庵づくり 一つの樽の中に入れるダイコンの数量を計っています。
(下)沢庵づくり ダイコンを樽のすりきり近くまで詰めたら、切り落とした葉で隙間を埋め、ふたとして上の部分を隈なく覆います。重石をのせて出来上がりです。
事務所付近の清掃作業
2022年11月
赤城山の向こうから大地を揺るがすようなからっ風が吹く季節になりました。緑の王国がすべて落ち葉で埋め尽くされ、みんな息も絶え絶えになりながら葉っぱの山の中からお互いを救出する作業に励む今日この頃です。それは冗談ですが、とにかく強風にあおられて紅葉(黄葉)がバーッと散っていく光景は壮観、かつ掃き集めることを考えるとガッカリするものです。「木の葉時雨」なんて風流な言葉もありますが、もっと穏やかな風が吹くところで生まれたのでしょう。深谷のようなみっちり山に囲まれた盆地にあっては「木の葉暴風」とでも名付けたいような季節のはじまりはじまりです。 風への恨み節はともかくとして、11月は草もあまり生えなくなったので、園内の落ち葉掃きなど清掃作業が主なものとなりました。冬から春へ向けての花苗の植栽、また畑では収穫体験に向け野菜の手入れなども行いました。またあかり展の準備作業も行いました。 イベントとしては二つ、11月18日(金曜日)・19日(土曜日)の二日間で「第14回紅葉ライトアップ・あかり展」を行い、夜の園内をライトを入れた陶器の家や小学生が絵を描いた行灯で飾りました。二日間で3108人の皆さんにご来場いただき、秋の夜長の緑の王国を楽しんでいただきました。同じく19日(土曜日)には「わくわく「収穫体験」」として、サトイモとダイコンの収穫体験を行いました。 (下の写真)あかり展の準備作業
ニンニク定植
ロックガーデン整備
サトイモの試し掘り
ヒーリングガーデン植栽作業
ヒーリングガーデン植栽作業
(下)クレマチスガーデンの入り口に新しい看板を設置しました。
あかり展準備作業
あかり展準備作業
あかり展準備作業
陶器の家にあかりを灯す作業
フローラ班・花仲間によるクリスマスリース販売(11月19日)
フローラ班・花仲間による花苗販売(11月19日)
収穫体験(11月19日)
収穫体験 大きいダイコンが取れました。
(上)収穫体験
(下)ヒーリングガーデンの落ち葉掃き
たくあん用のダイコンの収穫
日光に当ててよく乾燥させます。とても育ちがよく、一番大きいダイコンはなんと74センチもありました。
サンクンガーデンにチューリップに球根を植えています。
ヒーリングガーデンにチューリップの球根を植えています。
2022年10月
いろいろとイベントの多い季節がやって来ました。とはいえこんなセリフを口にするのもおよそ3年ぶりです。なんといっても2020年、2021年はコロナ禍の渦中にあり、イベントどころではない状況だったため、多くの場所で多くのイベントが「3年ぶり」と呼ばれているのではないでしょうか。 6月に田植えをした後稲は順調に成長し、8日(土曜日)には稲刈り、22日(土曜日)には脱穀・籾摺り体験をそれぞれ行いました。そしてなんといっても15日(土曜日)には「4年ぶり」の「第14回森の音楽祭&秋まつり」。2020年、2021年は言うまでもないコロナ禍のため最初から取りやめでしたが、2019年の音楽祭は大型台風接近のため直前に中止となったので、本格的な開催はなんと2018年以来「4年ぶり」となってしまいました。開始時間に合わせるかのようにやや大粒の雨が降り出し、あわやと気遣う場面もありましたが、その後は晴れ間も見え、演奏者の皆さんはじめたくさんの方に楽しんでいただけたことと思います。 園内の通常作業としては、花の植え替えや除草、散り始めた落ち葉の清掃作業を主として行いました。(下の写真はあじさい園整備の様子)
サンクンガーデン整備(下も)
ヒーリングガーデン整備作業
ハナミズキ通り池周囲の除草
ニンニク播種
(下)フローラガーデン整備活動
山野草ガーデン整備作業
フローラガーデンの整地作業
フローラガーデン牛糞堆肥の散布作業
米づくり体験(稲刈り・脱穀・籾摺り)
10月8日(土曜日) 稲刈り
刈った後に稲をかける台「はさがけ」の設置。(10月6日、下も)
受付(10月8日、以下も同じ)
ボランティアによる説明
10月22日(土曜日)脱穀・籾摺り
脱穀機の準備作業
籾摺り機の準備作業
第14回森の音楽祭&秋まつり
演奏団体の紹介
2022年9月
9月を過ぎ、暑さも多少和らぎ比較的過ごしやすい季節になりました。あとは大きな台風が来ないことを祈るばかりです。今の時期は咲いている花はそれほど多くはありませんが、ナンバンギセルやオオモクゲンジやヒガンバナ、コスモス、シュウメイギクと、秋を感じさせる草花の移り変わりを観察することができます。地味で目立たないが趣のある吾亦紅や、王国ひろばを飛び交う赤とんぼなど、気づいてみると豊かな自然が見せる様々な側面を楽しむことができます。 9月は除草作業の他に、畑では大根の種まき(下の写真)など冬に向けた野菜の播種作業も行いました。また毎年恒例、11月のあかり展用の焼きものづくりも行いました。だんだん各地でイベントも復活しつつあり、10月には3年ぶりに「森の音楽祭&秋まつり」も実施の予定です。10月以降の活動内容を話し合う全体会議も行いました。
大根用のマルチ敷き
種まき後、上からネットをかけました。
ネットが飛ばないように裾に土をかぶせています。
西門近くの整備
(上)サンクンガーデン整備
(下)ローズガーデン整備
雨天につき、陶芸づくりをしました。
薬草園トキワマンサクの剪定
サンクンガーデン整備
朝礼風景
全体会議
メディカルガーデン除草活動(下も)
焼きものづくり
焼きものづくり
大根は順調に育っています。播種の時かけたネットをはずし、周囲の除草を行いました。
2022年8月
毎日毎日鉄板で焼かれるような暑さが続きます。たい焼きの気持ちも少しはわかるかもしれません。しかしそれにもかかわらず草はぐんぐんずんずん生えてきては通れたはずの道を狭くしてしまうので、草むしり・草刈りは常に頭を悩ます課題です。 そんな暑い暑い暑い8月が今年もやって来、相変わらずマスクを着用し熱中症やハチなどに注意しながらの活動です。ボランティアの皆さんも高齢の方が多い中で、過酷と思える状況での作業もままありますが、くれぐれも自分の体と相談しながら無理のない範囲で取り組んでもらえたらと思います。 8月は夏休み期間中ということもあり、子供向けのイベントも複数開催されました。 4日(木曜日)の「木のオブジェづくり教室」では、園内で調達した木を使い、ウサギのオブジェを作りました。また6日(土曜日)の「第10回どじょうのつかみどり体験」では、園内「ふかや村」にある小川でどじょうを素手でつかみ取る体験を行いました。昨年は新型コロナの感染急拡大で中止となったこともあってか、今年は予約殺到で即日締め切り。正直なんでここまで人気なのか?不思議に思うこともありますが、身の回りで水遊びのできる環境というものが、意外と貴重なのかもしれません。 (下)畑に綿と唐辛子を定植しましたがその周囲の除草活動を行いました。
ハナミズキ通りのクルメツツジにかかったヤブガラシやカラスウリなどの草を除去しています。
正門の清掃
畑の唐辛子と綿を植えた周囲の除草を行いました。
正門の清掃
王国通りの整備作業
(下の写真) 8月19日(金曜日)、昨年の12月に園内の樹木に設置したバードハウス(第13回鳥の審査の部)を取り外し、鳥が営巣(審査)したかどうかを確認し、入賞作品を決定しました(後日発表します)。
バードハウスを木から取り外しています(下も)
全てのバードハウスを受付番号順に並べなおし、営巣の有無を確認しています。
もみの木サークルの除草活動
藤棚の下の除草活動
(下)ヒーリングガーデン整備作業
大根の種まきの準備(さく切り)
大根の種まきの準備(マルチ敷き)
メディカルガーデン除草活動
山野草ガーデン除草活動
せせらぎ通りの除草活動
キッズプログラム木のオブジェづくり教室 8月4日(木曜日)
第10回どじょうのつかみどり体験 8月6日(土曜日)
準備作業(下も)
受付
川の中に大き目の網を敷き、その上にどじょうを放流しました。
口で言うより結構難しい体験です。救済措置?として小さな網の中にとらえたどじょうをつかみどっている光景もちらほら。
2022年7月
あれ?梅雨はどこ行っちゃったんだろう??と思わず山のあなたの空遠く探してみたくなるほど短い梅雨が終わり、早くも長い夏が始まってしまいましたが、かと思うと花仲間ガーデンでは早くもオミナエシが咲いていたりと、なんだかよく分からない季節です。梅雨というよりも熱帯のような雨の降り方になっているような気もします。とはいえ暑さが分からなくなってしまってはおしまいなので、少しでも「モウムリ」と思った時点で一息入れ、無理をしない範囲で活動しましょう。
7月のイベントとしては、2日(土曜日)に「わくわく「収穫体験」」を行いました。トウモロコシとジャガイモの収穫体験でした。例によって酷暑の中での体験となりましたが、皆さん満足のいく収穫体験ができた模様です。
(下)ヒーリングガーデン整備作業
収穫体験も終わったので、まだ実のついているものはすべて収穫し、トウモロコシを切り倒して撤去しました。(下も)
畑に綿と唐辛子の苗を植えました。
緑の王国関係者の方からニンニクをたくさんいただきました。皮をむいて来年の播種用にしています。
7月15日に料理班を中心にピザ焼きを行いました。コロナ禍でほぼ完全に活動休止状態となっていますが、味は変わらず美味しいピザが焼きあがりました。またイベントで提供できるようになるといいのですが・・・
(下)ポップコーンの収穫
ロックガーデン前の清掃
ロックガーデン整備
ふかや村小川の清掃
サトイモの灌水装置の設置
7月2日(土曜日) わくわく「収穫体験」
トウモロコシとジャガイモの収穫体験を行いました。ボランティアはトウモロコシのとり方のサポートやジャガイモ掘りを行いました。
2022年6月
2022年は昨年より1週間ほど早く関東地方は梅雨入りしたそうです。ということは王国ボランティア活動日の(木曜日)・(金曜日)も生憎の雨天で活動中止となる可能性が高くなるハズ・・・だったのですが、なんと「過去最速」の3週間で梅雨は明けてしまい、最高気温40度スレスレというとんでもない猛暑が連日襲来!!人類の運命やいかに・・といろいろと危ぶまれるけふこの頃です。それはそれとして、若葉が一丁前の青葉に成長し、「緑の王国」らしく上(樹木)も下(地面の雑草)も緑色で埋め尽くされる今日この頃、取り組まなければいけない「課題」は少なからずあるので、熱中症に気を付けながら活動に汗を流したいものですね。 6月4日(土曜日)には、広報で参加を募った皆さんに「田植え体験」をしていただきました。王国ボランティアは例年通り、田植えのやり方の指導や植える場所の目安となるロープを持ってサポートという補助的な作業を行いました。 (下)6月2日の夕方、市内の上野台地区や岡部地区を中心に豪雨と降雹被害がありました。その翌日、緑の王国内は枝の落下が目に付く程度でさほど大きな被害はありませんでしたが、通路を一通り清掃して巡回しました。
注目の的のフローラガーデンレンガ敷設作業は月をまたいで無事完成しました。 緑の王国を散策の際はぜひボランティアさんの努力の結晶を足の隅々まで踏みしめて歩いてみてください。
サトイモ周囲の除草
(下)花仲間ガーデンの池に(毎年のことですが)藻が発生したのでそれを除去する作業です。
スモークツリーガーデンに植えられていたポピーをすべて抜根しました。(下も)
豪雨翌日の園内清掃作業(下も)
ロックガーデンの整備作業
(下)王国ひろばの除草作業
ハナミズキ通りの池に落ちた枝などの除去作業
ヒーリングガーデン整備作業
サトイモの除草作業(下も)
藤棚下の清掃作業
サトイモの除草作業
ジャガイモ試し掘り
6月4日(土曜日) 田植え体験
2022年5月
ゴールデンウィークもあっという間に終わり、気づくと新緑の濃さが日々増しているようでじき夏になってしまうなあと感じられる5月です。マスクが息苦しくなるわけです。沈黙を守って活動できればいいものですが、つい気心知れた人と草むしりをしていれば口が緩むのが人情というものですから、今年もマスクとの付き合い方を工夫しながら暑さを乗り越えるしかないのでしょうか。 5月の活動としては除草や花の植え替え、畑にはサトイモの播種といった季節に応じた取り組みが主でしたが、フローラガーデンにレンガを敷き詰めおしゃれな通路を作ったり、4月からはたはたと大空に泳いでいたこいのぼりを片づけたりと、活動会議で話し合った様々な活動にも汗を流しました。 5月29日(日曜日)には、草花に詳しい王国ボランティアの解説による「樹木・草花ガイドツアー」を実施し、広報で募った参加者の皆さんに、園内の樹木や草花について理解を深めていただきました。
(下)サンクンガーデンに植えていたビオラをすべて撤去しているところです。
山野草ガーデン除草活動
こいのぼり作業
サトイモの播種作業
サトイモの播種作業
サトイモの播種作業
(下)王国通りのビオラを撤去しました。
トウモロコシのネットをはずしました。
こいのぼりの撤去
フローラガーデンの元々芝生が生えていたところにレンガを敷く作業をしています。
レンガ敷き作業
こいのぼりの取り外し作業
(下)フローラガーデンに」植えられていたビオラの撤去作業を行いました。
米づくり体験(田植え体験)が近づく中で、ふかや村の小川の清掃作業を行いました。(右も)
フローラガーデンレンガ敷設作業
5月29日(日曜日) 樹木・草花ガイドツアー
参加者は少なめでしたが、ボランティアの微に入り細を穿つ解説を耳にしたことで、これから来園されたときには今までとは違った角度から草花を楽しんでいただけるのではないかと思います。
令和4年4月
相も変わらぬコロナウイルスの流行に加え海の向こうでは陰惨な戦争も始まり、まったく気分がくさくさする世の中ですが、そんな時こそこの緑の王国のような四季の自然であふれる施設が必要とされるのではないかと思います。手前味噌もいいところですが、目まぐるしい情報の波から距離を置き、心を洗い一人に帰るひと時を、ぜひ王国ボランティアが日々心と力を込めて手入れを続けるこの場所で過ごしていただけたらと思います。 新年度となり新しい何かが始まりそうな、かと思えば案外大きな変化もなかったりするような4月ですが、緑の王国は春を感じさせる草花や樹木が日々見る人を楽しませてくれます。そうした中で4月18日(月曜日)から24日(日曜日)までの日程で、「ふかやフラワーウイーク2022」を開催し、昨年と同じように深谷産のたくさんの花で緑の王国の園内を装飾しました。また、大きなものは10メートルにもなるこいのぼりを園内の2か所(正門、ふかや村)に掲揚しました。春から初夏の青空を元気にひるがえるこいのぼり。よく見ると意匠も様々で、金太郎が描かれているものが特に印象に残りました(個人的に)。 フラワーウイークの期間中4月23日(土曜日)と24日(日曜日)には、王国ボランティアによる物品販売も行い、畑で採れたサトイモや、ボランティアで製作したじゅず玉のネックレスやミモザの花と葉を封じ込めたレジンのアクセサリーなどを販売しました。 (下)ハナミズキ通りの除草活動
山野草ガーデン整備
山野草ガーデン整備
ふかやフラワーウイークで販売するためのサトイモを掘っています。
サトイモを覆っていたワラはそのまま肥料として畑にすきこみます。
王国ひろばの除草
王国ひろばの除草
薬草園のニッケイの木の下の除草 木陰でも細かい草がたくさん生えていて、気温が上がって夏めいている感じさえします。
ヒーリングガーデンの除草活動
ハナミズキ通りの除草活動 今年はハナミスキがとてもきれいに咲きそろいました。
薬草園の除草活動
ロックガーデン除草活動
jジャガイモの芽かき作業 一つの種イモから複数発芽しているため、間引いて2、3本程度に整えています。
藍の植栽風景
ふかやフラワーウイーク2022に関した作業風景
4月23日(土曜日)、24日(日曜日)の二日間は王国ボランティアで物品販売などの対応を行いました。 ふかや緑の王国がオープンガーデン会場となっていることもあり、たくさんの方に来場していただきました。
王国ひろば向かいのロータリーに花を配置しています(右も)
こいのぼりの掲揚作業 どのこいのぼりを取り付けるかも相談して決めます。
こいのぼり作業
販売するためのサトイモを小分けに分割しています。
(下)藍の苗の販売や万華鏡づくり体験を実施しました。
こちらはテラコッタ(素焼き鉢)で作った人形「テラコッタドール」です。市民ガーデニングボランティアの皆さんが作ったものですが、この機会に併せて販売しました。(下も)
更新日:2023年03月31日