令和2年度活動報告
ふかや緑の王国は、多くのボランティアに支えられています。 毎月の王国整備を初め、「梅まつり」・「森の音楽祭」・「あかり展」などの王国を活かしたイベント の開催など、市民の皆さんに喜んでもらえるような活動が活発に行われています。 緑の王国は自然の大切さや素晴らしさを再発見し、自然と人間が共生できる街づくりを目指す 施設です。 ボランティア一同、「市民がつくり 市民が守り育てる 市民の森」を目指して活動しています。 この自然と笑顔に溢れた場所で王国ボランティアの皆さんと一緒に活動を行ってみませんか? 都合がつく日に参加する形で、自由に活動に参加していただいております。 ぜひ、王国に見学に来てみてください。
2021年3月
3月にもなると園内の様々な樹木や植物が花を咲かせ始めます。春が来るまで蕾や土の中で待っていたのでしょう。人も寒い時期は家の中にいたのが、暖かくなってドレ、緑の王国でも行ってみるかと考えてみるのか、この時期の休日は駐車場に次々車の出入りする光景が見られます。春の名所の一つとして緑の王国の存在を思い出していただけるのはとてもありがたいことです。 花と共に野草(雑草なんていうと昭和天皇に叱られますから)もぴろぴろ生えてくるので、除草作業や、園内の細かい修繕作業などを行いました。園内中央にあるロータリーの周囲の積石の塗装が乾燥し、石が落下しているものが目だったので、にわか左官屋になって積み直す作業には特にボランティアさんたちのものづくりの血が騒いだようです。 その他大河ドラマに関連して今が旬な藍の種まきや、2月に受賞した「みどり香るまち大賞」の副賞として贈呈された香りの木々の植栽、畑を耕しジャガイモの種まき(下の写真)をするなど、日々様々な活動を行いました。
花仲間ガーデンの池に赤い藻が大量発生!!このままでは池全体を覆ってしまいます。
網で藻を掬う作業開始!
だんだん池の面が見えてきました。
1時間と経たないうちにこのとおり。すっかりきれいになりました。 この池には夏場に「アサザ」という黄色い花を持つ植物が育ちます。
山野草ガーデン整備 (下の写真)枯死していたホオノキの伐採作業を行いました。
刈り払い作業。暖かくなりあちこちから草が生えてきました。
3月19日、ボランティア全体会議を行い、4月以降の活動につき話し合いました。
ロータリー周囲積み石の置き直し作業 モルタルを底面に塗り、石のないところには手ごろな大きさの石を組み合わせてきれいに配置しました。
記念植樹の移植
ガーデン案内看板の補修
園内の落枝で柵を作っています。
伐採したケヤキをイス、テーブルとして再利用します。表面を研磨しています。
深谷で今一番盛り上がっている(かもしれない)植物、藍の種まきを行いました。
藍の種は薄い殻の中に入っているので、手のひらですりつぶし、中の黒い種本体が見えている状態で播種しました。
まずはポットに播き、ある程度成長したら畑に移植します。
フローラガーデン除草作業
サトイモ種芋の掘り出し
3月18日(木曜日)「みどり香るまち大賞」副賞植木の植栽
2月19日(金曜日)に授賞式が行われた「みどり香るまち大賞」の副賞として、香りのする木々が授与されました。内訳はジンチョウゲ、テッポウユリ、サクラ(スルガダイニオイ)、カラタネオガタマなど。これらの木々を園内に植栽する作業を行いました。
副賞のうちシャクナゲなどの植栽
副賞のうちサクラを植栽しているところ
副賞のうちジンチョウゲを植栽しているところ
ジンチョウゲの植栽 王国通りのコブシやモクレンの並ぶ裏の空き地に植栽しました。
3月18日(木曜日)ジャガイモ定植用さく切り、3月25日(木曜日)ジャガイモ種播き
2種類のジャガイモを畑に播きました。7月の収穫体験でたくさん獲れるといいな!
ジャガイモさく切り
ジャガイモさく切り
ジャガイモは畑に播く前に半分に切り、断面に腐敗防止の灰を塗りました。
男爵とキタアカリの二種類を播きました。
2021年2月
2月ともなると、フクジュソウ、セツブンソウ、梅など、春のさきがけとして花開くたくさんの植物を見ることができます。そんな新たな季節の中での活動は、咲く花を楽しみながら知らない人にその場所と名前を教えることのできるいい機会かもしれません。 例年2月は梅まつり準備の時期となりますが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、梅まつりは中止となりました。この紋切り型のセリフも何度使ったか忘れたほど頻繁に書いた気がしますが、早く収まりがついて「そういえばそんなこともあったよね」と振り返れる日が来てほしいものです。 日に日に暖かくなり、気づくとそこここから野草も生え始めているので、除草や剪定作業が中心となった2月でした。2月末日には、フローラ班と花仲間ボランティアによる、寄せ植え・花苗の販売も行いました。 (下の写真)果樹園の剪定
正門の除草作業
果樹園剪定
薬草園整備(下も)
お茶の剪定
フローラガーデン整備活動
ハナミズキ通りの清掃
畑に石灰をまいています。
ヒーリングガーデン整備作業
王国通り除草
通用門側駐車場周りの除草作業
ラクウショウの森からツバキを掘り取り、ホタル飼育室裏に目隠しのため植え替えをしました。
ツバキの移植
フローラガーデン入り口に煉瓦を敷石として埋め込む作業を行いました。(下も)
ロータリーの周囲の積石が落下しているものがあるため、修繕作業を行いました。
2021年1月
泣いても笑っても新しい年はやってきます。昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため「こんな年になるはずじゃなかった」と嘆いた人も多かったことでしょうが、どんな年であっても楽しいものにするかつまらないものにするかは一人ひとりの意識次第です。2021年は「まあ、そこそこに」いい年になればいいなと思います。 園内の樹々から葉の散りつくした1月です。落ち葉(最後に散ったラクウショウなど)や風で落ちてきた小枝を集めたりといった作業が中心となります。そうそう、忘れてはいけない漬物! 大根の掘り起こし作業から経過を追ってきましたが、年も明けてめでたく漬けあがりました。漬ける作業に携わったボランティアさんたちも、いい色といい曲がり具合に出来上がった大根に大喜び!!もちろんわたし(この文を書いている人)も、その辺をウロウロしていたおかげで二本ほどいただきましたが、この漬物の美味しかったこと!!花や植物の知識を学べるだけでなく漬物づくりまで体験できるなんて、緑の王国のユニークさも改めて味わいました。
朝礼の様子 今年も元気で健康に、そしてコロナウイルスに感染することなく活動しましょう!!
ラクウショウの森清掃 赤城おろしの吹き荒れる季節となり、細かい小枝が散らばるので回収しています。
王国通り清掃作業 花壇と通路の境に植えられたヤブランは新芽が出ないうちに刈り取ります。
王国通り清掃
王国通り清掃
王国通り清掃
薬草園整備
ラクウショウの森の清掃
ヒーリングガーデン整備
1月22日(金曜日)ボランティア総会を行いました。
西門入り口の清掃
掃いた落ち葉を集積するコンポストを作りました。(メディカルガーデン)
山野草ガーデンコンポストづくり
ホタルの小川清掃作業
漬物ものがたり(第3章)
さてさて、11月からお届けしてきた「漬物ものがたり」もいよいよ最終回となりました。 ヒイヒイ言いながらやっとこさ掘りあげ、キツキツに詰め込んでぎゅうぎゅう押した大根たちと、2か月ぶりの感動のご対面です。 ご開帳の様子は下の写真の通り!!うーん、見事に大根の中の水分が抜け、ぬかもヒタヒタとなって、見るからに「漬物」ですね。今回は3樽つけたのですが、3樽とも塩などの分量を変えてつけたので、まだまだ他の樽の出来上がりも楽しみです。
ふたとして詰め込んだ大根の葉っぱもこの通りたっぷり水分が染み込んでいます。
下へ行けば行くほどよくつかっていますね。
それにしてもこの見た目のものを口の中に入れて「美味しい」と感じてしまうのだから、味覚とは大したものだと思います。
2020年12月
新型コロナウイルスに翻弄された2020年も最後の月となりました。王国ボランティア活動も4月初旬から6月末まで中止。梅まつり、ホタル観賞会、音楽祭、秋まつりも中止と大きなイベントのない寂しい1年となってしまいました。それでも7月以降はボランティア活動を再開し、人数を限定して収穫体験や木のオブジェづくり教室などの小規模なイベントを実行できたことは良かったと思います。暑い中でもマスクをして場内整備という、なかなか過酷な環境の活動にもなりましたが、無事1年の締めくくりができたことを職員、ボランティアともども喜ばしく思います。 12月は活動日数が少ないなりにも園内の落ち葉清掃や水車小屋の改修を進めました。また先月畑から掘った大根を使い、女性陣を中心に漬物づくりも行いました。(下の写真)年明けの活動のお茶のお供に美味しい沢庵が食べられるでしょうか??
正門駐車場手前の下水溝の中を清掃しました。(下も)
落ち葉もおおむね散り終わったので集める作業が主となります。
ヒーリングガーデンの桜を王国ひろばに移植しました。
水車小屋改修作業
(下の写真)サステナブルガーデンにチップを撒きました。
正門の落ち葉掃きをしました。
全体会議を行い来年度の活動につき話し合いを行いました。これをもって今年の活動は終了です。
漬物ものがたり(第2章)
先月畑から掘り取って乾燥させていた「練馬沢庵大根」。充分乾燥できたので、沢庵にすべく漬物づくりを始めます。大根の量を揃えた後、米ぬかに塩、昆布、トウガラシ、ミカンの皮などをよく混ぜ込み、樽に大根を詰め込んでいきます。なるべく隙間のないように大きいものと小さいものを組み合わせます。隙間には大根の葉を押し込み、上から押して余分な空気の入らないようにしていきます。最後に上から重石を載せて完成!
底が隠れる程度に米ぬかを敷きました。
何かがトグロを巻いているように見えますが、きっちり詰められるとちょっとした達成感があります。
体重をかけるようにして上からよく押します。だんだん水分が抜けて全体が沈下していき、いい漬物になります。
2020年11月
正門や王国ひろばのケヤキの葉が盛大に舞い散り始める11月。「木の葉時雨」という言葉があるそうですが、さらさら、ざーっと風に吹かれて無数の色づいた葉が驟雨のように散って行く光景に、秋の深まりと冬への誘いを感じるきょうこの頃の緑の王国です。 例年11月下旬に開催している「紅葉ライトアップ・あかり展」、「秋まつり」ですが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。大規模なイベントはまだまだ開催は難しそうですが、しかし参加者の人数を把握できるイベントということで、11月7日(土曜日)には「いもいも収穫体験」を実施しました。親子連れでも楽しく参加できて心も体も満足できる催しが無事挙行できたことを喜ばしく思います。 また、11月20日(金曜日)と21日(土曜日)の2日間に限り、通常の閉演時間(17時)を2時間延長して、「王国ナイトデー」という時間を設けました。例年の「紅葉ライトアップ・あかり展」のように規模の大きい展示やライトアップは行わず、榛沢小学校の皆さんが絵を描いてくれた行灯と、王国ボランティア活動で制作した陶器の家にライトを入れ、夜の王国に光の世界が浮かび上がるような趣向としました。 終わりの見えない感染症が続いているとはいえ、極度に人の心や社会の流れが委縮、沈滞してしまうのも、また望ましいことではありません。コロナ下の日常を送る皆さんに、ふかや緑の王国という安らぎの空間と時間の流れのあることをこの場で伝え続けていければと思います。 11月の王国ボランティア活動は、除草もひと段落つき、今度は落葉掃きなどの清掃作業が主となります。園内の各ガーデンでは花の植え替え作業などを行いました。ふかや村の水車小屋の屋根の改修作業にも着手し、風情ある佇まいを取り戻しつつあります。 (下の写真1枚目)朝礼風景。ラジオ体操で体を温めてから活動を行います。 (下の写真2枚目)水車小屋改修作業。
フローラガーデン植栽作業
王国ひろばの除草
王国通り両側のガーデンに3色のビオラを植栽しました。
収穫体験準備
フローラガーデン整備
樹木名札の取り付け
樹木名札の取り付け
ハナミズキ通りの池の周りにハナショウブを植えるため土を耕しています。
タマネギの植え付け用にマルチを敷いています。
タマネギの植え付け
ヒーリングガーデン整備
ヒーリングガーデン整備
正門の落葉掃き
藤棚下の除草
藤棚の下に王国ボランティアさんの作ってくれたテーブルと椅子を設置しました。
稲刈りを終え休耕中の田んぼに「蓮華」の種を播きました。春先に蓮華の花が咲き乱れ、そのまま肥料として田んぼに鋤きこめるそうです。今から花畑になる時期が楽しみです。
牧場ガーデンにビオラ、パンジー、キンギョソウを植栽しました。
漬物ものがたり(第1章)
畑に植えた五種の大根のうち、「練馬沢庵大根」を使ってたくあん漬けを行います。 大根なんかスポスポあっという間に抜けるだろう~と軽い気持ちで畑に出たところが、なんとしたことか、この大根はさほどの太さでもないのに引いても押してもビクともせず、無理に引っ張ると「ポキリ」と悲しい音を立てて折れてしまうので、ついにスコップを持ち出して腰を入れて掘るハメに(下の最初の写真)スコップで大根を「発掘」するなんてちょっと考えられないことですよね? おまけにいくら掘っても先端は見えず、スコップを大根に沿って土に深く差し込み「テコの原理」でうりうり掘り起こそうとしてもやはり容易に動いてくれません。そしてここでも強く力を入れると「パキリ」と折れてしまう始末。こんな大根初めてです。何が悪かったのか??それは来年への課題として、とにもかくにも掘った大根をよく洗い、葉の部分を縛って台につるし、乾燥させる作業まで行いました。 こんなに苦労をしたのだから、美味しい漬物になりますように。
大根を洗浄し、葉をひもで縛りつりさげられるようにしているところです。
大根を干しています。 ところでこの台は何なのかというと、花フェスタの時に使用したものです。
王国ナイトデー準備作業
毎年恒例の「紅葉ライトアップ・あかり展」ですが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。ただ、11月20日(金曜日)、21日(土曜日)の2日間のみ、開園時間を19時まで延長し、榛沢小学校の生徒の皆さんの描いた行灯と、王国ボランティアの制作した陶器の家を園内に配置し、「ミニあかり展」のような時間を設けることとしました。 当日は小雨の降る時間帯もありましたが、両日ともおよそ100人の皆さんが来園され、いつもとは違った王国の秋を楽しんでいただけたようです。 (下の写真)陶器の設置作業
榛沢小学校の生徒さんの描いた秋をテーマとした絵を、行灯の枠に貼りつけているところです。
紙に糊をつけ枠に貼っていきます。
行灯を組み立てています
ひろばに行灯を設置しています。さてどんな光景になったでしょうか?
行灯にはライトを入れ、夜の芝生ひろばに光の道のように行灯の列が浮かび上がりました。(右上はボランティアの作った陶器に明かりを入れたもの) 榛沢小学校の皆さん、アイデアと季節感あふれる作品を描いていただき、ありがとうございました!
11月7日(土曜日) いもいも収穫体験
サツマイモ、サトイモの収穫を行いました。ボランティアは収穫前のサトイモの葉を鎌で落としたり、サトイモの掘削作業の補助を行いました。
サツマイモ収穫
サトイモの収穫
2020年10月
極端に暑かった夏も終わり、ようやく秋らしい空模様と気候が訪れるようになりました。8月、9月中はまず活動前に水分補給をするよう職員から指導を徹底したこともあって、活動中に熱中症となるボランティアさんも一人もいず、無事暑い季節が過ぎ去ってくれてひと安心でもあります。 10月18日(日曜日)に開催予定の「第12回森の音楽祭」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とさせていただきました。大規模イベントは各地で緩和の動きも出ていますが、緑の王国で開催されるイベントには深谷市外や埼玉県外からも来園者があるため、このような措置を取りました。その代替として、出演予定者の一部のパフォーマンスを緑の王国内で撮影した動画を制作しましたので、ぜひご覧ください。 というわけで、本来であれば音楽祭の準備などでイベント気分も高まるボランティア活動ですが、主に園内の除草や草花の定植作業が中心となりました。暑さがなくなったため外での作業もやりやすくなりましたが、頼んでもいないのに「ヤッホー」と顔を出す野草は、まだ園内各所に浜の真砂ほどもあります。それでもみんなで力を合わせてきれいにした場所を眺めるのはやりがいを感じる瞬間です。 本来であれば、広報で広く参加者を募集して行う「米づくり体験」ですが、今年は王国ボランティアのみで行うこととなりました。実るほど頭を垂れる稲穂を、ボランティア活動で収穫を行い、脱穀、籾摺り、精米という一連の作業を行いました。お米はボランティアで分け合い、それぞれの食卓に並んだようです。 また、王国ボランティア有志の発案で、ボランティアを対象に園内の樹木を巡回しながら学ぶ講習会も実施しました。とても有意義な時間となりました。 (下の写真)サンクンガーデン植栽風景
炭焼き小屋の除草
ローズガーデン裏の除草
ヒーリングガーデンに定植している様子です(下も)
「この花は何ていうの?」、「それはね・・・」と教え合いながらの作業時間です。
ふかや村南側の生垣に絡まっていた草を除去し、生垣も傾いていたので作りなおしました。
あかり展で小学生の絵を描き場内に飾る行灯。昨年度の紙を水につけ剥がす作業です。雨の日に行いました。
園内のびわを使い、王国ボランティア独自に草木染を行いました。
サンクンガーデン除草
ローズガーデンの裏の緑地帯は毎年ヒガンバナが広がる一帯ですが、まだ球根の植えられていない余白の部分に新しく定植を行いました。
(上から順に) 王国通りに牛糞堆肥を投入 脱穀機の準備 薬草園の整備
10月14日(水曜日) 花仲間ガーデン芝生はり活動
花仲間ガーデンの池の南側には芝生が広がっていましたが、いつの間にか「チドメグサ」という野草が大量にはびこってしまいました。知らない人はここはチドメグサを育てているエリアなのだと思ったかもしれませんが、もちろん勝手に生えてきてしまったので、これをすべて除去し、培養土を加えて土を耕し、新しい芝を敷き詰める作業を行いました。 地面に定着するまでは、芝生の中に入らないようにお願いします!!! (なお、緑の王国ボランティア活動は通常木曜日、金曜日に行っていますが、深谷オープンガーデン花仲間さんの管理する「花仲間ガーデン」の整備作業は毎週水曜日に行っています。)
培養土を加えて地面を均等に均し、トンボで平衡にしているところです。
みんなの力でみるみるうちに芝生が敷き詰められていきます。
10月15日(木曜日) 稲刈り
緑の王国の田んぼを使用して毎年「米づくり体験」を行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実施は見送ることとなりました。 ただ、王国ボランティアの活動の一環として、いつも通りもみを播く作業から始め、この日の活動で刈り取りを行いました。稲は竹を竿のように渡したものに「はさがけ」をし、乾燥させます。
10月29日(木曜日) 脱穀、唐箕かけ、籾摺り
現代的な脱穀機、籾摺り機、そして昔ながらの唐箕(とうみ)を使い、刈り取ったお米は食べられる姿へとなっていきます。精米は30日(金曜日)に行い、これで今年の米づくりは完了しました。
はさがけの準備中
このように端から稲を架けていきます。
雨も降らず、20人ほどで行ったので30分ほどで終了しました。来年は一般参加者の皆さんとぜひ一緒に行いたいですね!! (下の写真)脱穀をしているところ
唐箕かけ ハンドルを回し、風力で米とゴミを分類します。
籾摺り機に米をかけているところ。これを通った状態が「玄米」です。
10月16日(金曜日) 王国ボランティア対象樹木ガイド講習
緑の王国の園内には普段あまり見ることのできない珍しい、貴重な樹木がたくさん植えられています。とはいえ、知らない人間にとっては要するに「木」というだけで、脇を通過してしまうのが関の山。それではもったいない!ということで、木に詳しいボランティアさんの発案で、ボランティア(と職員)対象に、園内を歩き回って樹木をガイドする講習会を実施しました。 この日はおよそ50種の樹木をピックアップして学びましたが、「へえー、こんな木もあるんだ」と感心の連続。とても興味深い時間になりました。
ハンカチノキについての説明
カイノキについての説明
2020年9月
誰もそんなことには気づいていないかもしれませんが、緑の王国の正門の掲示板に、「季節の俳句」というコーナーがあります。王国内の草花や風景に、四季それぞれの俳句を組み合わせて、なんとなく文芸的雰囲気を醸し出して一人で楽しんでいます。(誰がそんな渋いことしているのでしょうか)。8月の終わりから9月の中旬にかけては、「ツクツクボーシ ツクツクボーシ バカリナリ」という正岡子規の句を貼っていました。晩年の子規が病床で詠んだ句ですが、まさにこの句の通りラクウショウの森を抜けて正門へさしかかる途中は、時雨のように「オーシーツクツク」という鳴き声ばかりが響いていました。極端な暑さが続いた夏も、もう終わりです。 9月の活動も、園内の除草が中心です。あちこちのガーデンや園内の道など、土の見えているところは放っておくとたちまち草だらけになってしまうので大変です。「緑の王国」とはいえ、野草の緑で埋め尽くされないように、まだまだ気の抜けない季節です。 今年はあかり展は実施しませんが、毎年恒例の焼き物作りも行いました。新しく加わったボランティアさんは、先輩ボランティアさんにノウハウを教わり、なかなかの力作を作ってらっしゃいましたよ! (下)ハナミズキ通りの清掃活動
ヒーリングガーデン整備(下も)
カエデ通りの除草(下も)
ダイコンの種まき
大根の種まきを行いました。
サツマイモつる返し
サトイモに追肥をしているところです。
事務所の裏側の除草をしました。
9月11日(金曜日)全体会議を行い、10月以降の活動予定などについて話し合いました。
山野草ガーデン整備
山野草ガーデン整備
正門の整備活動
正門の整備活動
タマネギの播種
ヒーリングガーデン整備
薬草園の整備活動
メディカルガーデン整備(上の写真も) 知らない草花を教え合う時間でもあります。
ローズガーデン整備
焼き物作り 陶芸家の時間です。
皆さん個性とセンスに溢れていますねぇ。
中を空洞にするためビンの周囲に粘土を巻き付けるように作っていきます。中にはろうそくやLEDライトを入れてmy sweet homeを輝かせます。
2020年8月
梅雨が明けると待ち構えていたかのように猛暑が人間に襲い掛かる・・・ここ何年かそういうパターンが続いているようで、毎年夏を迎えるのが恐ろしくもなります。殊に今年は新型コロナウイルスの流行があり、マスクを着用して活動する場面も増えています。しかしここまで暑さが厳しくなると、心配になるのは熱中症!!ああ、遠くで救急車の音がする・・・という日がだんだん多くなっているようにも思えます。いつ誰が搬送される側になっても、もう不思議ではない暑さです。活動が終わったら寄り道せずまっすぐ帰宅し、しっかりとエアコンをつけた部屋で休んでください!! さて、再開から1か月が経過した王国ボランティア活動は、つつがなく活動を続けています。 除草作業や草木の剪定作業などが主要な活動ですが、8月6日(金曜日)に「木のオブジェづくり教室」、8月8日(土曜日)に「第8回どじょうつかみ取り体験」をそれぞれ実施し、短い夏休み中の子どもたちへのお楽しみの機会を提供しました。 (下)ヒーリングガーデンの除草作業
ポップコーン用のトウモロコシを収穫
左で収穫したポップコーンは、二つ一組で結んで吊るして乾燥させます。
ローズガーデン整備
ローズガーデン整備

山野草ガーデン整備
山野草ガーデン整備
山野草ガーデン整備
ローズガーデンのモッコウバラの剪定
サツマイモのつる返し
畑に植えたカボチャをすべて収穫し、つるも抜きました。
気がつけば里芋の間から雑草がぴょこぴょこと・・・!熱中症に気をつけながら除草作業です。
ウェルカムガーデンの裏を除草しきれいにしました。(下も)
見上げればモクモクと夏の雲。でもなかなか夕立はきませんね。
8月6日(木曜日) 木のオブジェづくり教室
伐採木や落枝を使って、ウサギやシカを作る教室を行いました。
8月8日(土曜日)第8回どじょうつかみ取り体験
子どもたちのどじょうつかみ取りのサポートをしました。
(準備風景)水を流れやすくするために小川の除草をしているところ。
(準備風景)小川に黒シート敷き
当日、参加者の集まる前に近くにある茶の木の剪定とサツマイモの除草をしました。気になったところはその場で片付けてしまいたいものです。
2020年7月
新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言が発令されたことにより、王国ボランティア活動は4月2日から6月末まで中止となっていました。もちろん王国の歴史始まって以来のことです。ボランティア活動中止期間中は職員で王国の整備を行っていましたが、草刈り作業の大変だったこと!改めてボランティアさんたちの存在の貴重さと人の力の大事さを痛感しました。 というわけで、再開されたボランティア活動も、当然各ガーデンの除草作業から。律儀なボランティアさんたちは活動中もしっかりマスクをしていますが、これからは熱中症が心配な時期です。マズイと思ったら、距離と沈黙を保って粛然と外してください! 新型コロナウイルスに雨天と様々な危惧点はありましたが、7月4日(土曜日)にはトウモロコシとジャガイモの収穫体験を無事行うことが出来ました。ちょうど実施時間中は雨も降らず、参加者の皆さんには楽しんでいただけたことと思います。久しぶりに賑やかにイベントを実施することができ、職員もボランティアさんたちもひと安心でした。
通用門付近の整備(下も)
ボランティアさん手作りの木製のテーブルとベンチをローズガーデンに置きました。
山野草ガーデン整備 (下)南門付近の整備
昨年12月に設置したバードハウス(第11回鳥の審査の部)を取り外し、営巣状態を確認する審査を行いました。
王国ボランティアによる審査風景
ロックガーデン整備
ロックガーデン整備
ヒーリングガーデン整備
薬草園整備
あじさい園整備
7月4日(土曜日)「わくわく 収穫体験」
畑に植えたトウモロコシ(ゴールドラッシュ)とジャガイモ(男爵)の収穫体験を行いました。 例年は1日1回のみの開催で、参加者が100人近くなることもありましたが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、9時からと10時半からの二部制かつ各回定員を2人1組20名に限定して実施しました。 定員の都合上、子どものみで参加した組も多かったので、ボランティアはジャガイモ掘りや、トウモロコシの取り方のサポートを行いました。
更新日:2023年03月27日