ニッケイ
ニッケイ(肉桂)
学名:Cinnamomum sieboldii Meisn. 別名 ニッキ
【科名】 クスノキ科 ニッケイ(クスノキ)属
【形態】 常緑 高木、
沖縄に自生
樹高:10~15m
【花期】 5~6月 黄緑色の小花
【果実】 11月液果、黒紫色熟す
【特記】 内樹皮が香料として使用される。 近縁のセイロンニッケイ(シナモン)やシナニッケイ (カシア)とは異なり、樹皮には香りが弱いため利用価値はないものの、根皮には香りがあり、辛味が強いため香辛料として利用される。 *シナモンの原料はセイロンニッケイです。
【名前】 漢方薬名の肉桂(ニッケイ)を和音読みにしたものです。
*独特の辛味を利用して、八ッ橋やニッキ飴のようなニッキを配合した食品(和菓子など)が各地で作られた。
*ふかや緑の王国の王国通りに2本植栽されています。 樹齢50年以上
樹皮は「シナモン」の香りがします。
■シナモンとニッキの違い
この2つは、どちらも似たような香りがしますが、それは同じ「クスノキ」科の肉桂(ニッケイ)という樹木から取っているものを使っているからです。しかし、それぞれにははっきりとした違いがあり、味も異なります。ここでは、それぞれの特徴と違いを説明していきます。
シナモンはスリランカ産のセイロンニッケイの樹皮を乾かしたものです。樹皮とはいっても表皮ではなく、内側の柔らかいコルクのような皮を使います。この部分は乾かすと丸まるので、その状態がシナモンスティックとして売られています。
花(ふかや緑の王国で撮影)
果実(ふかや緑の王国で撮影)
更新日:2023年03月27日