ムクロジ
ムクロジ(無患子)

(ふかや緑の王国で撮影)
学名:Sapindus mukurossi 別名 ムクロ
【科名】 ムクロジ科 ムクロジ属
【形態】 落葉 高木、 雌雄同株
本州中部以西 自生
樹高:7~15m
【花期】 6月 黄緑色小さな花がまとまり房状
【果実】 10~11月、約2~3cm果皮 飴色
【特記】 "日本では、庭木にも植えられ、寺や神社に植えられている。
果皮はサポニンを含み、サポニンには水に溶かすと泡立つ成分があり、石鹸代わりに用いられる。種子はかたく、数珠や羽根突きの羽根の元にある黒い玉の材料にされる。"
【名前】 名前の由来には、ムクロジが家にあると病を知らないとして「無患子」(むくろし)と呼ばれるようになったという説、実のなる様子を「ツブナリ」と表現し、これが転訛したとする説、同科のモクゲンジを示す漢語「木樂子」が誤って使われたという説がある。

果実(ふかや緑の王国で撮影)

花(出典:「四季の山野草」)

葉(出典:「松江の花図鑑」)

果実と種子(インターネット上より取得)

種を水につけると、このように泡立ち、石鹸になります。王国自然クラブの皆さんが石鹸遊びをした時の様子です。
*ふかや緑の王国の薬草園に2本植栽されております。
更新日:2023年03月27日