感染症情報

更新日:2017年9月22日

RSウイルス感染症の患者が増加しています

特に乳幼児の感染症予防に努めましょう

 RSウイルス感染症は、例年冬季を中心に流行することが多い感染症ですが、今年は昨年以上に、早い時期から流行しており、特に8月に入ってからRSウイルス感染症の患者報告数の増加が続いています。

 今後、さらに患者数が増える可能性もあるので、今後の流行に注意する必要があります。

手洗い、咳エチケットをこころがけて感染予防に努めましょう。

RSウイルス感染症とは

 小児、特に乳幼児に多く見られ、発熱、鼻汁など、風邪に似た症状が数日続き、その後、咳がひどくなる、呼吸をするときゼイゼイするなどの症状がでます。

 多くは軽症で済みますが、肺炎など重い呼吸器症状を起こすことがあり、呼吸器や心臓などに慢性の病気を持つお子さんは特に注意が必要です。

予防のポイント

 主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」や、ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れることによる「接触感染」です。

 このため、流水や石けんによる手洗いをしっかり行うこと、咳やくしゃみの症状がある時は、周囲のかたへの感染を防ぐためマスクをするなどの咳エチケットが重要です。

 また、乳幼児は、ウイルスが付着したおもちゃや手すりなどによって感染することがあるので、アルコールや塩素系の消毒剤等で消毒するなど、こまめに清潔にしてください。

RSウイルス感染症にかかったら

早めに医療機関を受診しましょう。

特に乳幼児は、咳がひどくなる、あるいは呼吸をするときゼイゼイするなど苦しそうな場合は注意が必要です。

厚生労働省ホームページ「RSウイルス感染症に関するQ&A」

埼玉県における梅毒相談、検査について

平成29年の埼玉県内における梅毒の報告数が増加しています。

梅毒は早期に発見し、治療すれば完治できる感染症です。感染不安があるかたは、県内保健所で相談、検査を受けましょう。

埼玉県内の各保健所では、無料匿名検査を実施しています。

各保健所の連絡先、相談日についてはこちらをご覧ください↓↓

 

 

埼玉県保健所における性感染症検査について

厚生労働省 梅毒に関するQ&A

ダニによる感染症予防について

 7月以降、北海道において、ダニを介した感染症「ダニ媒介脳炎や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が確認されています。

予防方法

・病原体を持つマダニに咬まれないようにすることが最も重要です。

・草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのよう

 な肌を露出するようなものは履かないことが大事です。長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、

 帽子、手袋を着用しましょう。

・虫よけ(忌避剤)の併用も効果が期待できます。

 

マダニに咬まれた時の対応について

 野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認します。マダニの咬着(咬みついたまま皮膚から離れない状態)が認められた場合は、無理に自分で引っ張ったりせず、すぐに皮膚科などを受診し、マダニの頭部が残らないように除去してもらいましょう。

 また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、内科などで診察を受けてください。

 

海外渡航における感染症予防について

 海外滞在中に感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し、帰国することができるように、出国前に、海外で注意すべき感染症およびその予防対策を確認しましょう!

感染症によっては予防接種で防ぐこともできます。

渡航先の情報は、大使館、外務省のホームページ等で最新の情報を確認しましょう。

 

イタリア、ルーマニアなどヨーロッパ地域で麻しんが流行しています

 麻しんにかかったことが明らかでない場合、渡航前には、麻しん予防接種歴を母子手帳などで確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討しましょう。

(麻しんの既往歴や予防接種歴が不明の場合は抗体検査を検討すること。)

 帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意しましょう。

出国前の注意事項リーフレット

帰国後の注意事項リーフレット

海外安全ホームページ

厚生労働省検疫所(FORTH)麻しん情報

中南米、アフリカ、アジア太平洋地域でジカ熱が流行しています

 ジカ熱はジカウイルスによる感染症です。主にウイルスを蚊が媒介する(蚊に刺される)ことによって感染します。同じく蚊が媒介するデング熱と同じように発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹などを引き起こしますが、デング熱ほど症状は強くありません。

 アフリカ中央部や東南・南アジア、中央・南アフリカ、オセアニア/太平洋州、米国フロリダ州マイアミ州の一部で患者が確認されていますが、最近、米国テキサス州でも、感染が確認されており、感染地域が拡大傾向にあります。ブラジルでは胎児の小頭症が増加しており、ジカ熱との関連が疑われています。妊婦のかたは流行地域への渡航は控えた方が良いとされ、厚生労働省検疫所(FORTH)が注意を呼び掛けています。

 ワクチンはなく、治療は対症療法となるため、やむを得ず渡航する場合は、蚊に刺されないよう十分な対策をしましょう。

関連リンク

埼玉県ホームページ ジカウイルスに関する情報

厚生労働省 ジカウイルスに関するQ&A

蚊を介する感染症(デング熱)に気をつけましょう

蚊を介する感染症を防ぐためには、蚊を増やさない、蚊に刺されないことが重要です。

 

デング熱の特徴

1 発生状況

  主にアジア、中南米やアフリカなど熱帯・亜熱帯に広くみられます。

  推定で年間5,000万人~1億人の患者が発生しています。

  日本では、昨年約70年ぶりに国内における感染事例が発生し、160例報告されました。

2 感染経路

  ウイルスを保有した蚊(ヒトスジシマカ(いわゆるヤブカ))に吸血された際に感染し、

  蚊を媒介して  ヒト(患者)→蚊→ヒト の経路で感染します。 

  ヒトからヒトへ直接感染することはありません。

3 潜伏期間

  2~15日といわれておりますが、多くは3~7日です。

4 症状

  突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹などがあります。

  感染しても発症する頻度は10~50%です。

  予後は比較的良好であり、まれに重症化することがあります。

5 治療

  対症療法による治療(解熱や水分補給等)を行います。

  有効な抗ウイルス薬はありません。

 

予防法

 

1   蚊を増やさないようにしましょう。

     蚊は、植木鉢の受け皿やプラスチック容器などの溜まった雨水など、小さな水たまりで発生するので、 1週間に1度程度は、雨水が溜まった容器を逆さにするなど、日頃から住まいの周囲の水たまりを  無くすように心がけましょう。

  (蚊は、排水溝や廃タイヤ、植木鉢の受け皿、プラスチック容器などに溜まった雨水などの小さな水たまりで産卵し、増殖します。)

2   蚊に刺されないようにしましょう。

屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、蚊に刺されないよう注意しましょう。

【具体例】

  •  虫除け剤等を使用して、蚊を寄せつけないようにする。
  • 屋外で作業をする場合は、長袖・長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きをさける。
  • 屋内でも蚊の駆除を心がける。

蚊の活動は、おおむね10月下旬頃で終息します。

これらの対策は10月下旬頃までを目安に行いましょう。

関連リンク

埼玉県感染症情報センター

埼玉県庁ホームページ

厚生労働省ホームページ

西アフリカにおけるエボラ出血熱について

 ギニアについて2015年12月29日に、リベリアについて2016年1月14日に、WHO(世界保健機構)は終息宣言をしています。

 シエラレオネについて、2015年11月7日にWHOが終息宣言をしました。しかし、2016年1月15日付、新たにエボラ出血熱患者の発生が確認され、調査が行われています。

エボラ熱の特徴

感染経路

 エボラ出血熱は、エボラウイルスに感染し、症状が出ている人の体液等(血液、分泌物、吐物、排泄物)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない人から感染はしません。空気感染もしません。また、流行地では、エボラウイルスに感染したオオコウモリ、サル等野生動物の死体に直接触れることなどで感染します。

症状

 突然の発熱、頭痛、咽頭痛、下痢、胸部痛、様々な部位からの出血が症状として認められます。現在、ワクチンや特別な治療法がないため、症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。現地の情報に注意してください。

 

発生状況

詳細は、FORTH新着情報(厚生労働省検疫所)をご覧ください。

厚生労働省(FORTH)検疫所

 
お問い合わせ先

保健センター
〒366-0823
埼玉県深谷市本住町17-1
電話:048-575-1101
ファクス:048-574-6668
メールフォームでのお問い合せはこちら