深谷市の未来を考えてみよう!高校生ワークショップの報告

更新日:2014年3月3日

1.高校生ワークショップの概要

ワークショップの目的

 都市計画マスタープランの目標年次である概ね20年後に、市の中心的な役割を担うのは現在の高校生世代であるため、高校生の感覚で、市に足りないものや市の良いところ、将来どのようなまちになったらより良いかなどについて、率直に話していただき、そのご意見を都市計画マスタープラン策定の参考にすることを目的として実施しました。

開催概要

日時

2010年1月13日(水曜日)午後4時~6時30分

会場

深谷公民館大会議室

参加者

市内高校2年生15名、市都市計画課7名、コンサルタント5名

旗揚げアンケート

当日スケジュール

当日スケジュールの画像

ワークショップの様子

3班に分かれて検討しました

発表タイム

発表タイム

2.ワークショップのまとめ

 3班に分かれて検討した結果、深谷市の将来等について次のようなご意見をいただきました。

市の良いところ、好きな場所・施設、将来に残したいもの

好きな場所

「白鳥飛来地」「深谷駅」「パティオ」「深谷ビッグタートル」「キンカ堂」「深谷文化会館」「ビッグボーイ(レストラン)」「くるりんバス」

市のよいところ

「のどかさ」「花、畑、公園の多さ」「レンガ」「お祭り」「人情」など

将来に残したいもの

「深谷商業高校の二層楼(埼玉県内で唯一大正時代の完全な校舎として現存)」「農林公園」

市の不便なところ、あったらいいもの

不便なところ

「くるりん、路線バス、秩父鉄道の本数が少ない」「公共施設、運動施設等へのアクセスが悪い」「街灯が少ない」「歩道、道路が狭く危険である」「深谷駅周辺がさびれている」「買い物をする場所、遊ぶ場所、人が集まれる場所がない」

深谷市にあったらいいもの

「大型のショッピングモールや大型電気店、映画館、ゲームセンターなど商業系の施設」「駅周辺での多様な施設」「就業の場」「保育園」「市間を結ぶバス便の増加」

  • 一方、大型店の出店による個別商店への悪影響を心配する声もありました。
  • 既存施設のテナントのリニューアルなど既存施設を活用する方向での意見も出されました。

高校生にとって魅力的な都市とは?

  • 都会的な都市としては、熊谷、大宮、高崎、浦安、御茶ノ水、渋谷、原宿、大阪などがあげられ、その理由として、「都市の核となる施設、集客力のある施設がある」「専門店が多くある」「便利、退屈しなさそう」「都会に住んでみたい」等があげられていました。
  • 一方、北海道や沖縄、青森、長野、奈良などの道・県を、自然が多い、暖かい気候、海の幸がおいしそう、景色が良い、などの理由で魅力的な都市としてあげられました。

どうすれば深谷市がもっと魅力あるまちになる?

  • 駅周辺などの都心部は多様な施設の集積等により活性化し、より都会的に、一方で農村部は農業を守って特産物をアピールしていくなど、それぞれの特性を伸ばしていく方向が良いとする意見がありました。
  • 通学路の安全対策や、公共交通の利便性の向上についても、より生活しやすいまちとなるために、必要であるという意見が出されました。
  • 深谷市にゆかりのある偉人やレンガなどを積極的にアピール・活用することや、イベントの開催、キャラクターをつくるなど、PR活動への提案も多く出されました。
お問い合わせ先

都市計画課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6654(都市計画)、048-574-6653(開発指導)
ファクス:048-571-1092
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