花園IC拠点整備プロジェクト
更新日:2015年5月11日
花園IC拠点整備プロジェクトとは
花園インターチェンジの近接地(事業予定地については位置図をご覧ください)に新たな観光拠点を設置し、市外・県外から人を呼び込み、地域産業の発展に寄与することを目的とした事業です。
このプロジェクトでは、広域からの集客の手段としてアウトレットモール(観光型集客施設)を誘致する「民間ゾーン」と、県北・秩父地域の市町村や地域固有の資源などの交流と連携の促進を図りながら農業と観光の振興に資する施策を展開する「公共ゾーン」を設置する複合型開発です。
本プロジェクトにより、税などの増収による『自主財源の確保』や『雇用の創出』、さらには観光型集客施設への来場者を市内へ誘導することで、多くの経済波及効果が生まれることが期待されます。
現在、市では平成30年度のオープンを目指し、さまざまな調整を行っています。
※施設イメージ図は、三菱地所・サイモン株式会社から提案されたものであり、今後変更となる場合があります。
プロジェクトに関する財政計画
約50億円の初期投資を7年程度で回収の見込み
このプロジェクトは、各種手続きと造成工事及び周辺都市基盤整備などの期間を平成29年度までと設定し、この期間に市が投資する事業費は、約50億円(内訳などについては、下の表をご覧ください)を見込んでいます。
この事業費については、市が行う他の事業を圧迫することがないよう、計画的に起債することで調達し、観光型集客施設を建設・運営する民間事業者からの土地賃貸料や固定資産税などの収入によって、施設運営開始後7年程度で初期投資額を回収できる見込みです。
なお、市は、観光型集客施設を建設・運営する民間事業者の撤退など、万一の事態に備え、民間事業者から多額の保証金を事前にお預かりします。
業務概要 |
平成27~29年度 |
委託費 (各種測量、道路及び造成計画など) |
1.8億円 |
建設費 (造成、関連道路整備、ライフライン整備など) |
26.3億円 |
用地買収・物件補償 (造成及び道路整備に伴う物件補償) |
16.6億円 |
負担金 (駅舎設計・建設費用、駅運行準備、踏切拡幅など) |
4.2億円 |
合計 |
48.9億円 |
20年間の収支計画
市では、事業期間を20年間とし(平成26~29年度の準備期間を含めると24年間)、長期の収支計画を作成し、このプロジェクトが市の財政に与える影響を計りました。
その結果、平成36年度まで(運営開始後7年目)に投資額を回収し、平成49年度時点では累計収支が約130億円の黒字となることが見込まれます。
【長期収支計画のイメージ】
なお、収支計画の試算条件は次のとおりです。
(1)平成29年度末までを工事期間、平成30~49年までを運営期間に設定
(2)借入金に対する利息や地代支払いを含む
(3)合併特例債を活用
(4)土地賃貸料や建物の固定資産税額などは、民間事業者からの提案書を反映
観光型集客施設を建設・運営する民間事業者の公募について
市では、公募型プロポーザル方式により、観光型集客施設を建設・運営する民間事業者の募集を行いました。なお、募集に使用した各種資料・様式及び優先協議者(*)の選定結果については以下のとおりです。
(*)優先協議者とは、市が実施した観光型集客施設の建設・運営に関する提案の公募に対して応募のあった企業のうち、選考委員会における審査を経て市が決定した「他の応募企業に先がけてその諸条件等の詳細を協議・交渉することができる資格を有する者」を指します。
応募に関する各種資料・様式
様式集(1-1及び7-2~)【修正版】(PDF:1,022.4KB)
募集要項等に関する質問及び回答
募集要項等に対して寄せられた質問及びその回答につきましては、以下の添付ファイルをご覧ください。
回答別添資料1.「インフラ整備について」(PDF:107.8KB)
民間事業者の選定結果について
都市計画や会計、建築などの分野の専門家らで構成する選考委員会において、応募のあった提案書を審査し、その審査結果をもとに優先協議者及び次順位優先協議者を以下のとおり決定いたしました。
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応募グループ代表企業 |
施設保有企業 |
設計業務企業 |
優先協議者 |
三菱地所・サイモン 株式会社 |
三菱地所・サイモン 株式会社 |
株式会社 三菱地所設計 |
次順位 優先協議者 |
イオンモール株式会社 |
イオンモール株式会社 |
株式会社 松田平田設計 |
選考委員会での審査結果について
選考委員会での審査結果及び講評については、以下の添付ファイルをご覧ください。
優先協議者との基本協定の締結について
平成27年3月26日(木曜日)、花園IC拠点整備プロジェクトにおける優先協議者である「三菱地所・サイモン株式会社」及び「株式会社三菱地所設計」と市が基本協定を締結しました。
基本協定締結式には、三菱地所・サイモン株式会社 代表取締役社長 山中 拓郎氏にご出席いただき、基本協定書へご署名をいただきました。
今後、事業契約の締結を目指して、プロジェクトの諸条件などの詳細について、協議・交渉を行っていきます。
本プロジェクトに関するご意見・ご質問などがございましたら、下記の担当へお問い合わせください。
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産業拠点整備室
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11‐1
電話:048-568-5002
ファクス:048-574-6665
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