深谷市内循環バスくるリンについての陳情書

更新日:2023年03月27日

深谷市内循環バスくるリンについての陳情書
陳情者名 社会福祉法人日本失明者協会・養護盲老人ホームひとみ園
受付日 平成30年1月23日
陳情内容 深谷市内循環バスくるリンにつきましては、平成28年まではひとみ園から深谷駅まで、深谷駅からひとみ園までという移動を可能とする為の「ひとみ園前」というバス停が設置されておりましたが、平成29年からはそれが撤去されてしまい、ひとみ園から深谷駅まで、深谷駅からひとみ園までという移動が簡単にはできなくなり、非常に不便をしておりますので、「ひとみ園前」というバス停を復活させてください。「藤沢農協前」という名称のバス停でも結構です。
平成29年からは、ひとみ園には電話をするとデマンドバスが来てくれますが、デマンドバスは深谷駅には行ってくれませんのであまり役には立ちません。
今はひとみ園からくるリンバスで深谷駅まで行く場合は、「藤沢公民館」というバス停まで歩いて行かなければなりません。それには徒歩で10分程の時間がかかります。
深谷市外や埼玉県外の人が深谷駅前からくるリンバスでひとみ園まで来る場合は、バス停「藤沢公民館」で下車し、そこから10分程歩いて来てもらうわけですが、藤沢公民館からひとみ園までの道順を説明するのがとても大変です。特に目の見えない人に、藤沢公民館からひとみ園までの道順を電話だけで理解していただくのは大変です。ですから、道順が良く理解できない人は経済的に大変でもタクシーを使用するという結果になっております。目が見える人でも経済的に困っている人は、深谷駅からひとみ園までと、ひとみ園から深谷駅までを時間をかけて歩いております。
深谷市外や埼玉県外の人からは、「ひとみ園は、深谷駅からひとみ園までの交通が非常に不便だからねぇ」と言われております。
そのような状況にありますので、今回の陳情内容を是非とも実現してくださるよう懇願申し上げます。

(資料の掲載は省略させていただきます。)

【回答】
深谷市コミュニティバス「くるリン」は、平成27年4月に運行改定をしております。主な改定内容としましては、従前の定時定路線網で市域を埋める方式から、深谷駅を中心に4路線の定時定路線と市域を5地区に分割し運行するデマンドバスを組み合わせて、市域全域を運行する方式に運行改定をおこないました。
運行改定の目的としましては、市民の身近な足としての利用を第一に考え、地区毎に小回りの利くバス運行を目指したものです。地区毎のバス運行が基本ですが、乗り継ぐことで広域移動が可能なバスとなるものです。
また、鉄道、民間バス、タクシーの公共交通とのバランスも考慮し、現運行へ改定いたしました。
現運行の定時定路線のルート選定は、市民アンケートや利用者アンケート調査により利用ニーズを把握するとともに、これまでのバス利用者数から4路線を選定しました。持続可能な公共交通を目指すため、利用の少ない路線(地区)はデマンドバスヘ転換したものでございます。
深谷市域には、公共施設以外にも各種施設が各地区に点在しておりますので、全ての施設を路線バスで網羅することは困難な状況でございますことをご理解いただき、デマンドバスをご活用いただきますようお願い申し上げます。

 (平成30年3月22日)
担当課 都市計画課

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