市長記者会見発表内容概要(令和4年10月)

更新日:2023年03月27日

【深谷市の高齢者を詐欺被害から守る!】詐欺被害防止機能付電話無償貸与事業

深谷市では、令和4年9月末現在、特殊詐欺による被害が6件、約2,000万円発生しており、1件あたりの平均被害額では、300万円を超えております。こうした被害者のほとんどは、65歳以上の高齢者であり、被害を未然に防ぐために、詐欺被害防止機能付電話を貸与します。
特殊詐欺や悪質商法の犯人は、犯行の形跡を残すことを、とても嫌うため、詐欺被害防止機能付電話は、電話の着信時に『通話内容を録音する』旨の警告メッセージを流すことで、犯行を未然に防ぐ効果が期待できるものです。
なお、対象者は、65歳以上の高齢者のみの世帯および日中において住居に高齢者のみとなることが常態である世帯となります。
貸与期限は、無期限とし、今年度は貸与数として、200台を準備しております。特殊詐欺は、一度被害が起きると高齢者の皆さんの大切な資産であるにも関わらず、大きな額をだまし取られてしまいます。
このような悲しい被害を未然に防ぐための取り組みにより、高齢者が安心して生活できる環境づくりを進めて参ります。

【高齢者の生活を地域通貨ネギーで支援!】深谷市高齢者生活支援事業

コロナ禍において、物価高騰の影響を受けた高齢者の生活を支援するとともに、地域経済の活性化を図るため、65歳以上の高齢者に地域通貨ネギーを支給する『深谷市 高齢者 生活支援事業』を実施いたします。
対象となる高齢者は、令和4年10月1日時点で深谷市に住民登録があり、令和4年度中に65歳以上になるかたで、約4万4千人を見込んでおります。
支給内容といたしましては、1人当たり5千円分のネギーカードを、対象となる高齢者に郵送で配布いたします。12月下旬にネギーカードを発送し、カードの利用期間は、令和5年1月6日金曜日から2月28日火曜日までといたします。
この事業を行うことで、コロナ禍に入って以来本市が進めて参りました、幅広い分野への支援の充実を図り、その実施に地域通貨の仕組みを活用することで、物価高騰の中においても、市民生活と地域経済の活力を維持・向上できるよう、取り組んで参ります。

【アスリート支援プロジェクト】走り幅跳び場整備費用をガバメントクラウドファンディングを活用して調達

岡部中学校に設置する走り幅跳び場整備費用について、資金調達を行うとともに、広く多くの方からアスリートへの応援気運を高めるため、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングを実施します。
目標額は、300万円で、本日10月26日から募集を開始し、令和5年1月20日金曜日を期限とします。申し込みは、ふるさと納税ポータルサイト『ふるさとチョイス』や生涯学習スポーツ振興課の窓口で行うことができます。
この取り組みは、2年後のパリオリンピック・パラリンピックへの気運を高め、市民のスポーツ振興のみならず、パラスポーツの普及促進という観点からも実施しており、今後もスポーツ・パラスポーツの環境整備を行いながらアスリートの支援に積極的に取り組みスポーツの振興を図ってまいるものですので、トップアスリートを応援する観点からも、ぜひ多くの方のご協力をお願いいたします。

【3年ぶりの開催】渋沢栄一の郷 第17回深谷市産業祭

今回、3年ぶりに、秋の祭典『渋沢栄一の郷 第17回深谷市産業祭』を11月5日(土曜日)および11月6日(日曜日)の2日間、開催いたします。
今回の産業祭は、従来からの会場である中山道の一部に加え、新たに市役所通りと市役所本庁舎を使った、新たな会場での開催となります。中心市街地という地の利を活かし、既存商店街と連携しつつ、新たな場所で本市産業の発信を行うことで、祭典ならではの非日常的なにぎわいを、日常へつなげる取り組みを実施してまいりたいと考えております。各部門ともに趣向を凝らし充実した内容となっておりますので、農業部門、商工部門、その他同時開催として行われる催しをご紹介いたします。
まず、農業部門では、農業王国ふかや『やっちゃ場』と題して、『農業王国ふかや』ならではの、多彩な農畜産物の展示や販売、体験などにより、来場者が農業の魅力を感じながら楽しみ、にぎわいと活気のある会場となるよう、農業生産者団体や女性農業者の皆さんと一緒に実施してまいります。内容としては、農畜産物の販売をはじめ、農業機械の展示や体験、『野菜』や『花』のフォトスポットなど、深谷の農業を『知る、買う、験す』空間をご用意します。
商工部門では、商工業製品の展示や販売を行います。友好都市物産展には新潟県南魚沼市、静岡県藤枝市、岩手県田野畑村、群馬県富岡市が出展し、4つの友好都市それぞれの特産品が直接手に入れられる貴重な機会となります。また今回は、渋沢栄一翁の縁により、国立印刷局や北海道清水町からも参加していただきます。国立印刷局のブースでは、渋沢栄一翁の新一万円札発行のPRを行うとともに、印刷技術の展示や体験ができる特別イベントが行われます。北海道清水町は町の開墾に栄一翁が関わったゆかりの地であり、清水町ならではのご当地グルメを出展していただきます。さらに、商工業製品 展示販売ブースといたしまして、市内の企業にお集まりいただき、メイドインフカヤの自慢の逸品の展示や販売、事業紹介などを行います。そのほか、深谷市の農業課題を解決するための知識やノウハウなどを競う『アグリテックアワード』で最優秀賞を受賞したテクノロジーを体験できる、アグリテックブースもございます。
また、同時開催といたしまして、深谷市近郊の高校生によるステージパフォーマンスが披露される『ネギロック』を実施し、会場をさらに盛り上げてまいります。
そのほかにも、会場内をめぐるスタンプラリーをはじめ、骨董市など、家族みんなで楽しめる企画が盛りだくさんとなっています。
今回の産業祭にはおよそ130の企業・団体の参加を予定しております。商店街をはじめ、各企業・団体の皆様と連携しながら、ここでは紹介しきれない“深谷市テイスト”のイベントや見どころ、食べどころを、たくさん企画し、多くのかたにご来場いただくことで、産業祭を通じて、市内店舗などのリピーターとなっていただく機会を創出してまいります。

【11月11日は渋沢栄一翁の祥月命日】11月~12月にかけての渋沢栄一関連イベント

11月11日は渋沢栄一翁の祥月命日です。
そこで、市では、11月を『渋沢栄一月間』として、さまざまなイベントを開催予定です。現在、調整中の内容などもございますが、その概要をお手元の資料に掲載しております。
今後、状況に合わせまして、主なイベントについてはプレスリリースなどで随時、お知らせしていく予定となっておりますが、最新の状況につきましては、『渋沢栄一政策推進課』までお問い合わせください。

【“ふるさと”を味わい、学び、語りひたる11月11日】栄一翁の命日にスポットライト

ふるさと教育を推進している深谷市では、深谷市独自の副読本を活用するなどして、郷土の偉人渋沢栄一翁の生き方を学び、ふるさとを愛し、夢をもち志高く生きる子供たちの育成に努めています。この取り組みにおいて、市内の幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、大学、そして、産業界、自治会などと一体となって、『ふるさと ふかや・渋沢学』推進会議を立ち上げ、その中で『ふるさとを愛し、夢をもち志高く生きる大人』の育成を目指すこととしております。
昨年度より、栄一翁の命日である11月11日を『渋沢翁語らいの日』として、深谷市全体で、渋沢栄一翁を語りひたる一日としました。2年目である本年度は、昨年に増して各校による特色を生かした取り組みが行われます。すべての公立小中学校で学校長の講話、道徳の授業などを通した栄一翁に関する教育活動、『渋沢栄一給食』の『煮ぼうとう』について栄養教諭・栄養士、児童生徒による説明が行われます。
また、特色のある取り組みとしては、タブレットを使ったオンライン交流として、深谷小学校と青い目の人形を所蔵する越谷市立 大沢小学校が交流を深め、八基小学校と栄一翁が興した地である北海道 清水町立 清水小学校が栄一翁の学習報告会で交流を行います。なお、八基小学校には、北海道清水町から阿部一男町長が直接駆けつけてくださることになっております。
その他、『栄一翁かるた』でのカルタ大会、11月11日周辺を栄一翁語らい週間などとして、講演会、体験的な学習、『ふるさと先生』による授業などを実施する学校もございます。これらの活動は学校を通して各方面に発信いたします。例えば学校だよりに掲載し、自治会の力をお借りしまして地域に配布するとともに、学校ホームページにも掲載いたします。
11月11日のさまざまな取り組みを通して、市内の小・中学校、高等学校、大学、家庭や地域とともに、栄一翁について語り合い、ふるさとを愛し、夢をもち志し高く生きる子供を育ててまいります。

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