市長記者会見発表内容概要(令和4年9月)

更新日:2023年03月27日

【原油価格高騰・物価高騰及び新型コロナウイルス感染症に対する対策】令和4年度深谷市9月補正予算

令和4年深谷市議会第3回定例会において議決されました令和4年度深谷市一般会計補正予算第4号及び第5号につきまして、主な事業の概要をご説明いたします。
まず、補正予算第4号におきまして、『農業施策推進事業』では、農業者の経営負担の軽減を図るため、一律5万円の支援金を支給いたします。なお、原油価格・物価高騰の影響が大きい認定農業者や認定新規農業者につきましては、5万円を上乗せし、10万円を支給いたします。
また、園芸用施設で農産物を生産する農業者が省エネ機材を導入する経費の一部を補助いたします。補助率は2分の1で、ヒートポンプや循環気扇などの機器類に上限1,000万円、内張カーテンなどの被覆資材に上限100万円、燃油削減効果のある種苗の購入費に上限10万円を補助いたします。
『水道事業会計 繰出金』では、市民の経済的な負担の軽減を図るため、令和4年12月から令和5年3月の水道料金のうち、基本料金の減免を実施いたします。
『商工業活性化支援事業』では、運送事業者を支援するため、市内のトラック運送事業者に車両1台につき5万円、1事業者の上限を50万円として支援金を支給いたします。
『小学校給食事業及び中学校給食事業』では、食材の値上がりによる保護者の負担軽減を図るため、学校給食に係る食材費の一部を補助いたします。期間は令和4年10月から令和5年3月までの6カ月とし、小学校においては児童1人当たり月額400円を、中学校においては生徒1人当たり月額500円を補助いたします。
『学校体育施設開放事業』では、走り幅跳びのトップアスリートの練習環境を整備するとともに、中学校陸上競技の練習環境の向上を目的として、岡部中学校に公認陸上競技場と同水準の走り幅跳び練習場を整備いたします。
続きまして、補正予算第5号におきまして、『地域通貨導入事業』では、市内経済の活性化を図るため、8月に実施し、ご好評をいただきました地域通貨ネギーのポイントバックキャンペーンの第2弾、第3弾を実施いたします。第2弾では、10月のアウトレットモール開業に合わせ、市外来訪者に対しネギーを周知し、利用の促進を図るため、ポイントバック率10%として実施し、第3弾では、年末年始の消費のタイミングに合わせて、ポイントバック率20%として実施いたします。
『地域福祉推進事業』では、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数の高止まりに対応するため、現在実施している自宅療養者に対する生活支援を継続して実施いたします。
以上が、令和4年度深谷市一般会計補正予算第4号及び第5号における主な事業の概要となります。市では、これらの予算を活用し、原油価格高騰・物価高騰及び新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対する対策を強化する取組みなどを推進してまいります。

【市外からの来訪者にもネギーを周知!】地域通貨ネギー『第2弾ポイントバックキャンペーン』実施決定!

地域通貨ネギーは、市内のお店でのみ利用できる電子地域通貨のため、利用額を増加させることにより、非接触型でのキャシュレス決済の推進および市内事業者の支援を図ることが可能となります。
そこで、市内にアウトレットモールが開業するタイミングに合わせ、市外からの来訪者に地域通貨ネギーを周知するため、ネギー利用時のポイントバック率を通常の1%から10%に増加させる『第2弾ポイントバックキャンペーン』を実施します。キャンペーン期間は、10月1日土曜日の午前9時から10月31日月曜日までを予定しています。1人あたりのポイントバック上限額は、5,000ネギーで、5万円分の利用までが対象となります。なお、キャンペーンは期間の途中であっても、予算額に達し次第、終了となります。ネギーが利用できる店舗は、9月26日現在、776店舗となっており、今後も、より多くのお店で利用できるよう、拡大を図ってまいります。
また、ネギーの利用方法がわからないかたのサポートや、現金チャージ、カードタイプの発行を行うための窓口を、現在行っている市役所本庁舎1階に加え10月4日火曜日からは各総合支所にも設置いたします。これにより、多くのかたにネギーをご利用いただける仕組みづくりを目指してまいります。
なお、ネギーは国で実施しているマイナポイントの対象となっているため、マイナポイントをネギーで受け取ることも可能です。サポート窓口では、マイナポイントの申請補助も行っておりますので、マイナポイントを受け取られていないかたには、第2弾ポイントバックキャンペーンの参加と併せてネギーによるマイナポイントの受け取りも、ぜひご検討いただきたいと考えております。
本事業を通して、深谷市では、より多くのかたにネギーを利用していただくことで、キャシュレス決済の推進とともに、市内事業者の支援を図ってまいります。

【パラリンピアン 小久保寛太選手がゲスト登場】輝け!6年生!3年ぶりの『深谷市小学校親善運動会』

深谷市小学校親善運動会につきましては、小学校全19校の6年生が仙元山陸上競技場に集まり、陸上競技を通して交流を深めるために毎年開催されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、令和元年度を最後に、開催が見送られていました。今年度は、3年ぶりに全小学校6年生、約1,150人が一堂に会し、実施することとなりました。
そして、開会式にはスペシャルゲストとして、市内在住のパラリンピアンである小久保寛太選手をお招きし、デモンストレーションジャンプを行っていただく予定です。小久保選手は、岡部西小学校の卒業生で、東京2020パラリンピックの走り幅跳び、T20クラスで4位入賞を果たした、深谷市が誇る陸上競技選手です。
親善運動会の開催日は、10月4日火曜日で、場所は仙元山陸上競技場です。感染症対策も徹底し、子供たちが安全・安心な環境の中で競い合い、親睦を深められるよう、準備を進めております。
また、親善運動会に向けた各校の練習には、本市の小学生の運動能力向上を図ることを目的とした『深谷市アスリートクラブ事業』として、各小学校に大東文化大学の学生を派遣し、子供たちの技能向上を図っております。
今回の『深谷市小学校親善運動会』のように、今後も様々な行事について、開催の方法を工夫することで、子供たちが輝ける機会を確保していくよう努めてまいります。

【県内初!トライアル・サウンディング】JR深谷駅直結施設を無料で活用しませんか?

このたび、県内初となる『トライアル・サウンディング』の取り組みを、JR深谷駅直結の公共施設を対象に実施します。
トライアル・サウンディングは、市が保有する公共施設などの利用を希望する民間事業者を募集し、一定期間無料で暫定利用してもらう官民対話手法の1つです。
利用が低迷している公共施設の『集客性・採算性』や『使い勝手』などのニーズ・課題を把握し、今後の施設の利活用に直接つなげるため実施します。
今回トライアル・サウンディングの対象とする施設は、JR深谷駅の2階に立地している『深谷駅市民サービスセンターギャラリー2』です。この施設は平成8年に、現在の深谷駅舎が建築された際に市民の利便および文化の向上を目的として造られ、主に絵画展や写真展などの展覧会を行う方々に貸館を行ってきました。しかしながら、近年は、新型コロナウイルス感染症の影響も重なり利用率が大きく低迷しています。
一方、当該施設が立地しているJR深谷駅は、観光客からの人気も非常に高く、東京駅をイメージして造られた駅舎は『関東の駅百選』にも選ばれており、深谷市民にとってのシンボル的な存在となっています。JR深谷駅は観光客だけでなく、周辺に立地する5つの高等学校の学生を始めとした大勢のかたに日々、利用されています。
また、駅の北口・南口には民間路線バスや市のコミュニティバスが複数発着するなど、市内の公共交通の起点となっており、ふかや花園プレミアム・アウトレットの開業に合わせて新たなバス路線も設置される予定です。
こうした、立地ポテンシャルの高いJR深谷駅に直結の施設ということに加え、アウトレットモールの開業や渋沢栄一翁が肖像となる新紙幣の発行を控え、今後さらなる観光客の増加が見込まれることから、当該施設の利活用には大きな可能性があると考えています。
暫定利用の内容は原則自由となっており、例えば物販やサービス業などの商業利用も可能ですし、期間中の売り上げから市に手数料を支払う必要もありません。民間事業者の皆さんの自由な発想で活用していただきたいと思います。
トライアル・サウンディングの実施期間は令和5年4月3日月曜日から9月29日金曜日とし、募集期間は令和4年11月1日火曜日から12月26日月曜日 までとします。
深谷市内外の民間企業や個人事業主の皆さんに、今回のトライアル・サウンディングにご参加いただくことで、深谷の玄関口である『JR深谷駅』から、深谷市の更なる発展、盛り上がりにつながるよう、取り組んでまいりますので、多くのご参加をお待ちしております。

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