市長記者会見発表内容概要(令和3年9月)

更新日:2021年9月29日

記者会見 令和3年9月(PDF:454.1KB)

【安心して療養するために】新型コロナウイルス感染に伴う自宅療養者への支援・PCR 簡易検査キットの配布

 深谷市内では、7月中旬以降、新型コロナウイルスの感染が急激に拡大したことにより、8月のピーク時には230人もの方が、自宅で療養されておりました。
 これまでも感染者数は増減を繰り返しておりますが、今後、感染者が急増する事態を見据え、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をされる方やその同居家族に安心して療養生活を過ごしていただくために、食料品や日用品を無償で提供するなどの生活支援を実施いたします。
 また、併せて、新型コロナウイルス感染症の早期発見、および、その後の対応につなげることを目的として、ワクチン接種の対象にならない12歳未満の子どもの希望者に対し、PCR簡易検査キットを無償で配布いたします。
 両事業の開始は10月1日(金曜日)からを予定しており、『自宅療養者等に対する生活支援』については、5つのサービスを用意いたしました。
 まず、食料品の支援でございますが、こちらについては、自宅療養している感染者向けの『栄養セット』と同居家族向けの『お弁当セット』の2種類、5日分を用意いたしました。特徴として、栄養セットについては、ゼリーや固形の栄養補助食品、レトルトの卵粥、野菜ジュースなど食欲がなくても簡単に栄養補給できるようなものを選定しております。
 また、お弁当セットについては、発熱等の症状のない方が通常の食事を希望することを想定し、4日分の食料・飲料のほかに市内事業者の協力をいただき、昼食用として3食分の宅配弁当をお届けいたします。
 続いて日用品の支援およびゴミの回収支援でございますが、こちらについては、感染した職員からの聞き取り調査を踏まえ、使い捨てできる紙皿や、紙コップ、割り箸、ビニール手袋のほか、歯磨き粉やゴミ袋を用意し、ゴミの回収に関しては、週1回、可燃ゴミに限定して回収を行います。
 次に、『パルスオキシメーター』の貸し出しでございますが、こちらについては、既に埼玉県において対応しているところでありますが、感染拡大の状況によっては、感染した方に届くまでに2、3日を要することと、感染初期の体調の変化を把握するためのバロメーターとなることから、深谷市においても早急に必要な方へ貸し出しを行ってまいります。
 最後に、キャンピングカーの貸し出しでございますが、家庭内感染を防ぐことを目的に、自宅内で感染者と、同居する家族の居住スペースの隔離が難しい世帯へ『療養スペース』として貸し出しを行います。
 こちらは保健所が指示する隔離期間中、利用できます。
 なお、この事業につきましては、深谷市社会福祉協議会にご協力をいただきながら、きめ細やかな支援サービスを展開してまいります。
 続いて、『PCR簡易検査キットの配布』についてご説明いたします。新型コロナウイルスのワクチン接種については、12歳未満の子どもについては対象とならないことから、希望者に対し、『PCR簡易検査キット』を配布するものでございます。多くの子どもたちが、学校や幼稚園、保育園などに通うことから、状況に応じてご活用いただくことにより早期の発見、および、その後の早期対応につながればと考えております。
 なお、対象者が多いことから1人1回限りとし、申請については、窓口での受付に加え、働いている保護者に配慮し、電子申請による24時間受け付けを行います。
 これらの事業の予算は1億2,727万6千円となっております。新型コロナウイルスについては、対策をしていても、いつ・誰がかかってもおかしくない状況となっております。
 深谷市では、感染により自宅療養を余儀なくなれるかたや、同居されている家族、そして、小さなお子さんを持つ保護者の方々が少しでも安心して過ごしていただけるよう支援を行ってまいります。
 そして、今後も関係機関と連携を図りながら、速やかに対応して参ります。

【県北初!市民の命を繋ぐ救急・消防体制】『搬送待機ステーション』の設置と隊員装着資器材の個人貸与

 全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るい、首都圏を中心に感染が急激に拡大したことで救急患者の搬送先がすぐに決まらない『救急搬送困難事案』が全国的な問題となっています。
 今後、感染がさらに拡大した場合には当消防本部管内でも深刻な事態となることも想定されます。
 そこで、新型コロナウイルス感染症への対策を万全なものとし、市民の安全・安心を守るために新たに開始する、救急・消防体制に関する2つの取り組みについてご説明させていただきます。
 1つ目は、『搬送待機ステーション』の設置です。8月は深谷市でも新型コロナウイルスの新規陽性者数が急激に増加しました。新型コロナウイルス陽性患者の救急対応では搬送先の医療機関が決まるまで、長時間を要した事案も数件、発生しました。その際、患者は搬送先が決まるまで、長時間にわたって救急車内で待機頂いており、酸素吸入が必要な場合などは、『救急車の酸素ボンベが足りなくなる』といった事態も想定し、予備用のボンベが保管してある各消防署に一旦戻って待機するなど、運用面で対応していたところです。
 しかし、今後さらに感染が拡大した場合には救急要請もさらに増加し、一度出動した救急車が長時間にわたって他の救急事案に対応できなくなるといったことも考えられます。 
 そのため、さらに感染が拡大した場合でも安定した救急サービスを提供するための取り組みとして、空気が乾燥し感染症が増加する季節を前に、県北初の『搬送待機ステーション』を消防本部の敷地内に設置いたします。
 『搬送待機ステーション』は感染症対策用のエアーテント内に2人分の患者を収容するための簡易ベッド、安定した酸素吸入を行うための酸素ボンベ、血中酸素濃度や脈拍など患者の容体を把握するためのベッドサイドモニターなどを配置し、新型コロナウイルス陽性患者の搬送先が長時間決まらない場合、一時的な待機場所とするものです。
 なお、『搬送待機ステーション』は陰圧式のエアーテントであり、テント内部の気圧が外気圧よりも低くなるため、ウイルスの拡散防止も図れ、救急車は次の救急要請にも対応できる体制が確保されることから、さらなる救急体制の充実・強化が図れるものです。
 この、体制整備に係る予算は1,211万4千円となります。
 2つ目は『隊員装着資器材の個人貸与』です。
火災や水難救助などの災害現場で消防職員が使用する空気呼吸器の『面体マスク』や潜水用マスクおよびスノーケルなどの資器材は、隊員の口などに直接触れる資器材でありますが、現状では、複数の隊員で共用しています。
 使用後には消毒をしておりますが、資器材の形状上、消毒が行き届かない部分もありウイルス除去が不十分となる可能性があります。
 このようなことから、隊員間における感染拡大を防止するため、これらの資器材を隊員共用から個人貸与に変更するものです。
 なお、隊員装着資器材の個人貸与についても県北では初の導入であり、県内27消防本部中、深谷市が3番目となります。
 こちらの整備にかかる予算額は、881万1千円となります。
 以上の2つの新たな取り組みにより、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下におきましても、救急・消防体制の充実・強化を図り、深谷市の消防力を決して低下させることなく、市民の生命・身体・財産を守り、安全で安心なまちづくりに努めてまいります。

【コロナ禍での事業活動をより安心して行うために】市内事業者の換気対策などを支援します!

 新型コロナウイルス感染症への感染防止対策と事業活動の両立において、店舗や事業所の換気対策が有益と考えられています。
 そこで深谷市では、換気設備の導入と、発熱者を確認し注意を促すためのサーマルカメラの購入などについて支援し、経済活動の継続性を図ります。
 事業の対象者ですが、深谷市内において営利を目的とした事業を営んでいるかたで、市内に事業所等を有しているかたになります。
 補助の対象となるのは、外気と内気の空気の入れ替えを目的とする換気扇等整備や窓・網戸の整備をした際の工事費と、換気対策の効果を確認するための二酸化炭素濃度測定器や
事業所等にウイルスが入るのを防ぐためのサーマルカメラや、アルコール消毒器などの備品購入となっており、これらに対し補助金を支給します。
 補助内容ですが、補助率は2分の1で限度額は工事の場合、上限50万円、下限5万円備品購入の場合は、上限10万円、下限5千円となっております。
 補助の対象期間は10月1日(金曜日)から令和4年3月18日(金曜日)までで、申請期間は10月15日(金曜日)から令和4年2月28日(月曜日)までとなっております。
 申請方法は、申請書と必要書類を商工振興課まで提出していただくことになります。
 なお、郵送による提出も可能です。
 この事業の予算は1,281万7千円となっております。
 これらの事業を活用して、感染防止対策をしていただき、コロナ禍においても少しでも安定的に事業を継続していただければと考えております。

新型コロナウイルスワクチン予約・接種状況

 5月22日に65歳以上の高齢者から開始しましたワクチン接種も、現在は12歳以上のすべての対象者のかたが予約可能になり、日々接種が進んでいる状況にあります。
 接種率につきましては、9月26日 現在で65歳以上の高齢者で1回目の接種をしたかたが3万8,517人で92.02%、2回目の接種をしたかたが3万7,825人で90.36%となっており、12歳未満のかたを含む全年齢で1回目の接種をしたかたが7万4,345人で52.06%、2回目の接種をしたかたが6万1,983人で43.40%となっております。
 また、一般のかたの接種を進めるほか、優先的な接種に配慮が必要なかたに早期に接種ができるよう取り組んでおり、受験を控えた中学3年生と高校3年生に優先接種を実施します。
 さらに、妊婦のかたに対してもかかりつけ産婦人科などで接種体制を整備し、妊婦のかたの夫またはパートナーに対しましても専用接種日を設定しました。
 なお、一般の予約枠につきましては、ワクチンの追加供給が見込まれた場合には早急に予約枠を増設し、多くのかたが予約をとれるよう柔軟な対応しております。
 今後もワクチン接種を希望するすべてのかたの接種が早期に終わるよう、引き続き取り組んでまいります。

【深谷市独自の3段階調査の結果】深谷市ヤングケアラー支援のスタート

 深谷市では、学校において『ヤングケアラー』と思われる子供を早期発見し、教育と福祉が連携して、『ヤングケアラー』やその家族を支援する仕組みを構築し、確実に支援につなげるため、ヤングケアラーの調査を実施いたしました。
 深谷市の調査の特徴としては、国や県と異なり、3つの段階で調査を実施したことです。
 第1段階は、質問項目を厳選し、答えやすさに配慮したアンケート調査の実施です。
 市内公立中学校 全生徒3746人を対象に、7月16日から7月20日にかけて、一人に一台配布したタブレット端末により実施いたしました。回答率は94.3%で、3,532人が回答しました。
 第2段階は、評価シートを用いての個別のチェックとなります。 第1段階でのアンケート調査の結果を受けて、担任が、遅刻や早退、忘れ物、本人の表情などの学校生活の様子から評価シートを用いて個別にチェックいたしました。
 第3段階は、『個別の聞き取り調査』です。これまでの調査で実態を把握し、気になる生徒に対しては、生徒に寄り添いながら、本人が行っている具体的なケアの状況や、本人が抱えている悩みや不安を直接聞き取りました。
 このように深谷市では、ヤングケアラーを確実に支援するために、個別の聞き取り調査までに3つの段階を踏み、より正確な実態把握に努めました。  その結果、ヤングケアラーの可能性が高い生徒、ケアの負担が学校生活や日常生活に少なからず影響が出ていると思われる生徒が回答者の約0.76%、27人いることが明らかとなりました。
 この27人については、今後、教育・福祉連携推進会議において関係各課・学校と調査結果を共有し、ヤングケアラーやその家庭への支援方法を検討し、深谷市におけるヤングケアラーへの支援体制を構築してまいります。

お問い合わせ先

秘書課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6631
ファクス:048-574-8531
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