市長記者会見発表内容概要(令和2年6月)

更新日:2023年03月27日

【老朽化した空家の解体を促進!】空家等除却に係る土地の固定資産税等の減免制度の概要

空家などを取り壊し更地にすると住宅用地特例の適用がなくなり、固定資産税及び都市計画税が高くなることが、空家などが放置される要因の一つといわれています。

そのため、深谷市では地域の生活環境の改善を図ることを目的に、老朽化した空家などを取り壊した土地について、住宅用地特例が適用された場合と同様に固定資産税等を減免し、老朽化した空家などの解体撤去の促進を図ります。

主な要件としては、取り壊した空家などが昭和56年5月31日以前に工事着手した住宅、いわゆる旧耐震基準の住宅であり、令和2年1月2日から5年以内に空家などを取り壊した土地でございます。

この減免制度の対象者は、空家などを取り壊した土地の所有者または管理者であって、市税に滞納がないかたです。

先ほど説明した減免内容については資料をご覧ください。

また、減免期間は、空家などを取り壊すと翌年度から住宅用地特例がなくなりますので、その住宅用地特例の適用がなくなった年度から3年間とし、令和3年度の課税分から適用いたします。

空家がそのままとなっている理由はさまざまで、1つの施策だけで解決するものではありませんが、まずは、今回の減免制度を空家除却の優遇措置として実施してまいります。

【深谷市独自で『傷病見舞金』を支給】深谷市国民健康保険における傷病手当金・傷病見舞金の支給

深谷市国民健康保険では、新型コロナウイルス拡大防止の観点から、新型コロナウイルスに感染、または感染の疑いがある被保険者のうち被用者、すなわち、雇われている人が、仕事を休みやすい環境を整備するため、『傷病手当金』を支給いたします。

さらに深谷市では、被用者ではなく、傷病手当金の対象とならない個人事業主等である被保険者に対しましても、新型コロナウイルス感染症に感染した場合に安心して仕事を休めるよう、市独自の制度として『傷病見舞金』を支給いたします。

まず『傷病手当金』の内容でございますが、被用者に対し、新型コロナウイルスに感染した、または感染の疑いがあることにより仕事を休んだ場合に、傷病手当金を支給いたします。

支給金額は、国の基準による計算式で算出いたします。

次に、「傷病見舞金」の内容でございますが、深谷市では、個人事業主等である被保険者に対し、新型コロナウイルスに感染した場合に傷病見舞金を一律20万円支給いたします。

支給金額につきましては、傷病見舞金の対象となる個人事業主等については、被用者とは異なり様々な就業形態があるため、一律といたしました。

なお、適用開始日でございますが、傷病手当金、傷病見舞金とも、令和2年1月1日にさかのぼり支給いたします。

【子育て世帯の支援と地域支援の活性化!】子育て世帯向けに『地域通貨ネギー』を支給

新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済的に影響を受けている子育て世帯の負担の軽減と、地域経済の活性化を目的に、子ども1人あたり5,000円分の『地域通貨ネギー』を支給します。

対象の子どもは、平成17年4月2日以降に生まれ、かつ、令和2年6月30日の時点で深谷市に住民登録がある子どもで、約1万8千人を見込んでいます。

配布につきましては、対象の子ども1人あたり、カードタイプの『地域通貨ネギー』を5枚、5,000円分を、世帯ごとにまとめて保護者あてに郵送で7月下旬に配布します。

なお、『地域通貨ネギー』は市内の取り扱い店舗で使用することができ、使用できる期間は、8月1日土曜日から9月30日水曜日までです。

この事業の予算額は、1億397万3千円となっています。

市では、『地域通貨ネギー』を活用することで、子育て世帯の負担軽減はもちろん、地域内での経済を循環させ、市内の事業者支援にもつなげる取り組みとして実施してまいります。

【長期休校を乗り越えて 習慣づくりをリスタート】深谷の子 6つの誓いエンピツ

『深谷の子 6つの誓い』は、平成27年度から、渋沢栄一翁の心を受け継ぐ深谷の教育で取り組んできたもので、『立志の精神』が3項目、『忠恕の心』が3項目あり、子供たちの望ましい学習・生活習慣づくりを目指すものです。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に伴う3カ月におよぶ臨時休校のため、子供たちの基本的な習慣形成が崩れているのではないかとの懸念があり、市内の花園小学校では、このことを課題に学校、PTA、学校運営協議会が協議を重ね、学力向上の基礎として、鉛筆の正しい持ち方を定着させ、望ましい習慣形成を図るために『深谷の子 6つの誓いエンピツ』を作り、全児童に配付することにしました。

『深谷の子 6つの誓いエンピツ』は、『立志エンピツ』と『忠恕エンピツ』の2種類があります。

『立志エンピツ』は、六角鉛筆の3面に『深谷の子 6つの誓い』の『立志の精神』の言葉が入っており、4年生から6年生に配布します。

そして、『忠恕エンピツ』は、六角鉛筆の3面に『深谷の子 6つの誓い』の『忠恕の心』の言葉が入っており、1年生から3年生に配布します。

どちらも配布は6月下旬を予定しております。

学校では、言葉の入った面を、親指と人差し指で持つことで正しい鉛筆の持ち方の定着を図ります。その際、学校で制作した『鉛筆の持ち方動画』を見せながら指導を行います。

子供たちがこの鉛筆を使い、『深谷の子 6つの誓い』を常に目にすることで、子供たちの意識を高め、望ましい習慣形成を目指します。

子供たちの健やかな成長には、望ましい習慣形成が大切です。

今後は、深谷市内各学校のPTA等が会議を重ね、全学校展開につなげていけるよう、子供たちの『深谷の子 6つの誓い』を支援してまいります。

【深谷の夏をクールに盛り上げる!】ふっかちゃん&渋沢栄一ポロシャツ・Tシャツ2020

深谷市と深谷市地域振興財団では、2021年のNHK大河ドラマの主人公、そして2024年に発行される新1万円札の肖像となる『渋沢栄一翁』を『オール深谷』の一体感で応援するため、栄一翁と市イメージキャラクター『ふっかちゃん』のデザインが入ったポロシャツとTシャツを作成いたしました。

ポロシャツとTシャツの左胸には『渋沢栄一翁』と『ふっかちゃん』、深谷駅のイラストが入り、左袖には深谷市シティプロモーションロゴマーク、そして、背中には渋沢栄一翁のデザインを採用しております。

市職員は、毎週火曜日に実施中の『ふっかちゃんCOOL BIZ DAY』などで、着用して深谷の魅力をPRしていきます。

なお、市民向けには『ふっかちゃん』のお誕生日である6月28日から深谷ビッグタートルなどで販売を予定しております。

そして、このポロシャツとTシャツの売上金の一部は新型コロナウイルス感染症の対応を行っている深谷赤十字病院へ寄附させていただきます。

『ふっかちゃん&渋沢栄一ポロシャツ・Tシャツ2020』で深谷が一体となり、『渋沢栄一翁』をPRするとともに深谷の夏をクールに盛り上げていきます。

【~現代に渋沢栄一翁が甦る~】『渋沢栄一アンドロイド』除幕式を開催

株式会社ドトールコーヒーの鳥羽博道名誉会長のご発案で制作を進めておりました『渋沢栄一アンドロイド』を7月3日金曜日に一般公開いたします。

なお、一般公開に先立ちまして、制作にあたり多大なご寄付をいただきました鳥羽会長をはじめ、アンドロイド制作の監修をしていただいたアンドロイド研究の第一人者でもあります石黒浩大阪大学教授などを来賓にお招きし、6月30日火曜日に除幕式および記者発表会を開催いたします。

除幕式および記者発表会の詳細につきましては、お手元の資料の通りでございます。

また、アンドロイドの一般公開につきましては新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前予約制を導入し、見学者の人数を制限したうえで7月3日金曜日から段階的に実施してまいります。

ぜひ、アンドロイドとして現代によみがえった渋沢栄一翁の姿や声を、栄一翁生誕の地である深谷でご覧になっていただきたいと考えております。

そして、アンドロイドの公開に関連しまして、渋沢栄一記念館の再オープンおよび新型コロナウイルス感染症対策による館内の観覧方法の変更につきましてご説明いたします。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休館しております渋沢栄一記念館は、『3つの密』を防ぐための通常の対策に加え、事前予約システムなどを導入したうえで『渋沢栄一アンドロイド』の一般公開と同日の7月3日金曜日に渋沢栄一記念館資料室の一般公開を再開いたします。

来館を希望するかたは、希望日の2日前までに深谷市ホームページまたは電話にて事前予約をしたうえでご来館いただければと考えております。

なお、密集を防ぐため当面の間、団体の受け付けにつきましてはご遠慮いただいております。

予約は6月29日から受け付けを開始させていただきます。

ご来館いただくかたにはご迷惑をおかけいたしますが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐという趣旨をご理解いただき、『3つの密』を防ぎながらのご来館にご協力いただければと考えております。

お問い合わせ先

秘書課
〒366-8501
埼玉県深谷市仲町11-1
電話:048-574-6631
ファクス:048-574-8531

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