市長記者会見発表内容概要(平成26年12月)

更新日:2023年06月05日

【深谷市独自】こころざし深谷国際塾

深谷市では、渋沢栄一翁の心、「立志の精神」と「忠恕の心」を受け継ぎ、広く社会貢献できる児童・生徒の育成を行っています。国際社会で信頼され、世界の平和と発展に貢献できるリーダーを育成するために、深谷市独自の取り組みである「こころざし深谷国際塾」を実施しており、すでに実施した子ども英会話体験コースでは、夏休みの4日間で、320人の参加者がありました。今回は、国際理解・国際貢献コースを開講いたします。実施日は、平成27年2月7日、8日、14日の3日間で、小学校5年生から中学校2年生を対象とし、定員は30人です。1日目は、教育研究所で、外国人講師から英会話を学び、国際協力の大切さなどについてグループ・ディスカッションを行います。2日目は、東京都新宿区にあるJICA地球ひろばで、青年海外協力隊経験者による講話や、施設見学を通して、世界の食糧問題や教育問題、貧富の問題などについて学びます。最終日は教育研究所で、子どもたちが2日間で学んだことを、英語で発表する場を設けます。自分の考えを英語で発信することによって、子どもたちの表現力を伸ばします。そして、次世代を担うリーダーの育成につなげていきたいと考えております。

【子どもたち自身の手によるネット使用のルールづくり】安心ふっかネット

深谷市では、ネットトラブルやネットいじめなどを防ぐため、子どもたちを中心に、学校、家庭、地域が一体となって、インターネット使用のルールを作成しました。この経緯としては、「いじめ防止対策推進法」を受け、今年度条例を制定し、「深谷市いじめ問題対策連絡協議会」を立ち上げ、その中で、インターネット使用について、共通したルール作りの必要性が指摘されました。そこで、児童生徒、教師、PTAなどが、この問題について協議するとともに、9月26日に、市内の全公立中学校の生徒会長が集まり、「臨時の生徒協議会」を開催し、子どもたち自身で、ネット使用のルールについて活発に話し合い、提言案をまとめました。その後、「深谷市いじめ問題専門委員会」において、専門家から意見を伺い、各団体の賛同を得て、地域が一体となり「安心ふっかネット」を提言しました。『安心ふっかネット』のポイントは、「フィルタリングの設定」、「小学生は夜7時、中学生は夜9時まで」と時間を決めたこと。「困ったときは、友達や大人に顔を合わせて相談する。」ことです。深谷市では、この「安心ふっかネット」によって、子どもたちがネットワーク社会を正しく生き抜けるよう支援してまいります。

【今年は大ホールで開催】第3回子どもの暗唱を楽しむ会

子どもたちの暗唱の発表を通じて、日本語の持つ「美しさ」や言葉の持つ「伝える力」の素晴らしさを体験する場として、「第3回子どもの暗唱を楽しむ会」を開催いたします。子どもの暗唱を楽しむ会は、深谷地方ユネスコ協会が「地域の教育的、文化的発展に寄与する事業」の一環として深谷市教育委員会と共催で行っている事業です。内容は、市内小学校の希望者による暗唱の発表で、教科書で習った詩や、百人一首、論語などを暗唱して、個人またはグループで発表を行うものです。市内の小学校では、普段から国語の授業やその他の教育活動で、音読や暗唱の取り組みを行っており、このような会が、子どもたちにとって貴重な発表の機会となっています。期日は、平成27年1月18日(日曜日)午後2時から、会場は、深谷市民文化会館です。昨年は小ホールで行い、市内11の小学校から、17組145名の児童が参加し、大盛況でしたので、今年は大ホールで行います。多くのかたのご来場をお待ちしております。

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