市長記者会見発表内容概要(平成26年4月)

更新日:2023年06月02日

【県内初】高齢者運動サポート事業『きらめきサポートフィットネス』

市では、高齢者の運動器の機能向上や介護予防を推進するため、民間スポーツクラブと連携し、インストラクターなどの適切な指導を受け、高齢者が自分に合った運動メニューを楽しみながら継続して取り組んでいただくことで、運動習慣を身に付けるきっかけづくりを目的とする介護予防事業を実施いたします。この事業は7月から9月までの3か月間と、10月から12月までの3か月間の2期を予定しており、参加者が、民間スポーツクラブ4か所のうち、希望する1か所のクラブを決定し、「プール」や「トレーニングジム」、「スタジオ」などの多彩な運動メニューの中から、自分の体力や興味に応じて自由に選択し、3か月間楽しみながら継続した運動に取り組んでいただけるよう、支援するものでございます。

対象者は65歳以上で要支援・要介護の認定を受けてなく、医師から運動の制限を受けていないかた、介護保険料に滞納のないかたです。この介護予防事業の特徴としては、「地域の社会資源である民間スポーツクラブと連携した介護予防事業であること」「高齢者自身のライフスタイルや体力、興味に応じ、自由にメニューを選択できること」などがあげられ、これらを内容とする介護予防事業は、埼玉県内においては、初めての試みとなります。

小学校外国語活動アドバイザー

市では渋沢栄一翁の精神を受け継ぎ、広く社会貢献できる人材を育成するという観点に立ち、文部科学省から「英語教育研究開発」の指定を受け、小学校3年生から外国語活動を開始するなど、児童生徒の英語によるコミュニケーションの力の育成に努めております。このような中、新たに教育研究所の知識と経験を有する専門員が、週3日程度、「小学校外国語アドバイザー」として市内小学校を巡回し、実際に学級担任と一緒に授業を行ったりするなど巡回指導を開始します。このことにより、教師の指導力のさらなる向上や、小・中学校の連携をより一層強化してまいります。

併せまして、現在実施している深谷市の早期英語教育の取り組みの一端をご紹介いたします。実践例1は、藤沢小学校の授業例で、体育で学んだ動きを取り入れた外国語活動の実践例です。実践例2は、川本北小学校の卒業式の様子で、児童が卒業式の壇上で将来の希望を英語で話す取り組みです。実践例3は、深谷小学校の取り組み例で、論語を英語で暗唱する活動を行っております。深谷市では、教師の指導力のさらなる向上を図り、今後も児童生徒の英語によるコミュニケーション能力の向上に努めてまいります。

「手紙でつむぐ『ありがとう』の思い」作品集[第6集]刊行

市では、「青淵・学びの郷づくり」と銘打ち、深谷の子どもたちが渋沢栄一翁の心を受け継ぐよう、本市独自の道徳副読本「渋沢栄一こころざし読本」や、四季を通じて深谷のこころをつむぐ「青淵・こころざし歳時記」の発刊、また、「まごころ先生」の派遣、お年寄りに花と手紙を贈る「まごころ訪問」など、さまざまな取り組みを行っております。この、手紙でつむぐ「ありがとう」の思いは、その一貫として、子どもたちの思いやりや感謝の心をはぐくむとともに、「『ありがとう』があふれる深谷の街づくり」を進めようと、手紙の募集を行っております。

6年目を迎え、今回は、これまで以上に一般のかたからの応募が増え、応募総数は過去最高の12,960点に上りました。この度、第6集を刊行し、家族などに宛てたもの、地域のかたや恩師に宛てたもの、自分自身に宛てたもの、そして、震災から3年が経過した、被災地のみなさんに宛てた手紙などが掲載されております。どの作品にも、作者の深い愛情や温かい気持ちが込められておりますので、多くのかたがたに読んでいただき、深谷を「ありがとう」があふれる街にしていきたいと考えております。作品集は、各公民館や図書館などで閲覧でき、また、「広報ふかや」や各地区の「公民館だより」にも掲載してまいります。深谷市では、今後も、「青淵・学びの郷づくり」のさまざまな事業をとおして、心の教育を充実させてまいります。

軽装運動の実施

5月1日の木曜日から、10月31日の金曜日までの期間、節電対策の一環として、軽装運動を実施いたします。この期間中は、式典などの場合を除き、執務時間中は、男性についてはノーネクタイを基本に、女性については華美にならない軽装とし、節電に伴う公務の能率が低下しないよう努めてまいります。

また、節電対策のために軽装運動を実施していることを周知するポスターを掲示するなどして、来庁者のかたがたにも市の取り組みをお知らせし、ご理解とご協力を求めてまいります。なお、今回の軽装運動は、昨年実施した軽装運動の期間を、さらに拡大して実施し、国や県の軽装運動に連動して行うものでございます。

『第11回ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ』『第6回ふかや緑の王国春まつり』

深谷の春の風物詩となりました「第11回ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」を、4月26日(土曜日)、27日(日曜日)の2日間開催いたします。今年のテーマは、「新たな一歩」でございます。これは、ガーデンシティふかや推進事業が昨年度で10年という節目の年を迎え、今年度は次のステージへの一歩を踏み出すときであること、また、去る2月の大雪で被害を受けた花き農家を含めた農業の復興、さらに、この4月から協働推進部が設置され、ガーデンシティふかや推進室も新しい環境の中、協働の主役であります市民の皆様と共に「新たな一歩」を踏み出していきたいという思いから、このテーマといたしました。

メイン会場の深谷城址公園では、来場者の皆様が花と緑に触れ合え、気軽に参加できる多彩なガーデニング教室や、ハンギングバスケット作成実演など、ガーデニングに関連するデモンストレーションのほか、花や植木のせり市、ステージイベント、ねぎの皮むき競争、ふっかちゃんのPR、ガーデニング雑貨の販売、郷土料理をはじめとする飲食の提供など盛りだくさんです。今年の目玉として「みんなで作る!!チューリップの花絵」がございます。これは、新潟県から摘んできたチューリップの花びらを使用し、来場者の皆様のお手伝いで花絵を描くものです。さらに、毎年好評をいただいているガーデニングコンテストでは、「コンテナガーデン」、「ハンギングバスケット」、「オリジナル箱庭」の各部門を開催いたします。すべての作品が会場装飾の一部となり、来場者の目を楽しませてくれます。また、せり市での売り上げをはじめ、市民ガーデニングボランティアによるオリジナル作品の売り上げについても、農業復興の支援に充(あ)てさせていただけることとなっております。

次に、深谷オープンガーデン花仲間主催の「オープンガーデンフェスタ」では、2日間限定で65軒のお庭を楽しむことができます。見学には、民間バス会社やタクシー会社の協力により、「花めぐりバス」や「花めぐりツアーバス」、「花めぐりタクシー」も運行いたします。また、2日間楽しみたいかたは、市内宿泊業者の協力により、花フェスタ特別宿泊割引パックをご利用いただけます。

ふかや緑の王国では、今年も「第6回ふかや緑の王国春まつり」を王国ボランティアの皆さんで開催いたします。新緑の木々やいろいろなガーデンの草花が皆さまをお待ちしております。春まつりでは、そよ風ミニコンサートやツリークライミング教室、キッズプログラムの万華鏡づくりなど、ボランティアの手作りイベントを数多く企画しております。皆さまのご来場をお待ちしております。

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