市長記者会見発表内容概要(平成31年3月)

更新日:2023年03月27日

【世界遺産と深谷のつながり】『富岡製糸場と深谷の3偉人レリーフ』の設置

渋沢栄一記念館展示室の入り口に、世界遺産『富岡製糸場』の設立に大きな役割を果たした深谷出身の偉人『渋沢栄一』・『尾高惇忠』・『韮塚直次郎』のレリーフを設置しました。

3人はそれぞれ、明治政府で製糸場設立の中心的な役職、富岡製糸場の初代場長、煉瓦などの資材調達のまとめ役として活躍しました。

今回のレリーフ設置は、これら深谷3偉人の顕彰を目的としたものであります。大きさは、縦50センチメートル、横40センチメートルで、銅版でできております。渋沢栄一記念館に入館して左側すぐの場所でみることができます。

なお、一般公開に先立ち、明日3月28日午後1時から渋沢栄一記念館で除幕式を行います。ぜひ、お越しください。

実際にレリーフを観ていただき、深谷の3偉人の功績に思いをはせていただければと考えております。

【渋沢栄一の論語の師】『尾高惇忠PR用DVD』完成

この度、『渋沢栄一翁と論語の里』の活性化を図り、それを構成する重要な人物である『尾高惇忠』と市内に残る尾高惇忠生家への関心と知名度向上を目的とした、PR用DVDを制作いたしました。

『尾高惇忠』は富岡製糸場の設立に関し、渋沢栄一のもと、責任者に任命され、建設資材の調達や製糸場で働く『工女』の募集などに尽力し、設立後は初代の場長を務めるなど、日本の産業発展を支えた偉人です。DVDは、『尾高惇忠』の生涯や業績について渋沢栄一をキャラクターにした『栄一くん』が約20分で紹介するものです。DVDは4月1日以降尾高惇忠生家で来場者向けに上映するほか、団体向けに貸し出しを行う予定です

なお、今回の深谷の3偉人のレリーフ設置及び尾高惇忠DVDの制作費用については、埼玉県三芳町にあります『石坂産業株式会社』創業者の石坂好男氏からのご寄付の一部を活用させていただきました。石坂好男氏は深谷市八基地区の出身であることから今回のご寄付の話となりました。

深谷市では、今回設置したレリーフと制作したDVDを活用し、渋沢栄一記念館や旧渋沢邸『中の家』と尾高惇忠生家を核として『渋沢栄一翁と論語の里』の一層の活性化につなげていきたいと考えております。

【深谷・本庄・熊谷3市で連携】埼玉ゆかりの3偉人広域ガイドマップの配布

この度、深谷市・本庄市・熊谷市の3市で構成する、『埼玉ゆかりの3偉人を活かした3市連携PR会議』では、埼玉ゆかりの3偉人の顕彰を目的とした広域ガイドマップを作成し、配布いたします。

埼玉ゆかりの3偉人とは、深谷市の『渋沢栄一』、本庄市の『塙保己一』、熊谷市の『荻野吟子』の3人で、埼玉県では特にPRしている県内の偉人です。

この埼玉ゆかりの3偉人が、県北の隣り合う3市から輩出されたことがきっかけで、連携してガイドマップを作成いたしました。作成したガイドマップは、ゆかりの史跡などで配布を予定しており、本市では、渋沢栄一記念館、旧渋沢邸『中の家』および尾高惇忠生家をはじめ市内公民館などでの配布を予定しております。

このガイドマップを通じて、これら埼玉ゆかりの3偉人を周知するとともに、県北3市で連携しながら魅力ある県北エリアを紹介し、PR活動を行ってまいりたいと思います。

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