花園IC拠点整備プロジェクトの収益の見込みについて
本プロジェクトの収益の見込みについては、平成29年当時の推計として、施設の運営開始から約20年後の時点で約97億円から約87億円の収益を見込んでいると説明してまいりました。
市が実施した造成等の工事の完了や三菱地所・サイモン株式会社との協議による契約期間の延長、周辺環境や各施設の一体性などを考慮したアウトレットモール等の施設計画変更など、推計当時からの変更が生じたため、本プロジェクトの収益について再度試算を行った結果、令和5年2月現在の推計として、施設の運営開始から約30年後の時点で約94億円の収益を見込んでいます。また、設計、測量、造成や道路などの各種工事、物件補償などの初期投資額約51.5億円は運営開始から11年目に回収できると見込んでいます。
なお、あくまでも現段階での見込みの数値であり、物価や地価の変動を含めた社会情勢の変化、その他の要因により数値は変動することが想定されます。
また、市の財政に与える影響を図るため、起債による経費の平準化、合併特例債活用による地方交付税算入見込み額を加味してキャッシュフローの試算を行ったところ、令和5年度以降は毎年キャッシュフローがプラスとなり、全期間の累計では約112億円のプラスを見込んでいます。
更新日：2023年03月27日