悪臭の規制について

更新日:2014年12月25日

悪臭の規制について

私たちの日常生活において、においは至る所で発生しており、その種類や原因も周囲の社会生活により発生している場合や自ら発生させている場合など、 身近な問題であると同時に、切っても切り離せない現象でもあります。
また、においの感じ方は、「住環境」、「職場環境」、「においの好み」、「健康状態」、「人種」、「性別」等により、全ての人が同じように感じるとは限らず、 その人の主観的な感覚に大きく影響されてしまいます。
特に「においの好み」により感じ方の違う場合が多く、例えば、ユリやキンモクセイの花のにおいを「良いにおい、落ち着く」と感じる人がいれば、「嫌なにおい、頭が痛くなる」 と感じる人もおり、同じにおいでも感じ方は違います。(同じ強さのにおいでも、嫌いなにおいに対しては過敏に感じる傾向にあり、より臭く感じるようです。)
このため、悪臭については、法令等に基づき規制基準が定められており、工場や事業所(移動発生源や一時的に設置される作業現場等は含まれません。) を対象として発生区域別(A区域:B・C区域を除く区域、B区域:農業振興地域、C区域:工業地域・工業専用地域)でにおいの程度(臭気指数)により規制され、 市では、これに基づく指導等を行っています。
時に、においの発生者も自分が発生させているにおいにより、近隣に迷惑をかけていることに気付いていない場合もあります。
また、市が介入することで、近隣関係がこじれてしまったり、感情的になられてしまうなど、理解を得づらくなる場合もありますので、早目に冷静に状況を説明し、 迷惑していることを伝え、理解を求めてみることも一つの方法です。

深谷市における規制概要については、下記のリーフレットをご参照ください。

悪臭防止法(臭気指数規制)について(PDF:138.2KB)

臭気指数の目安については、下記をご参照ください。

臭気指数の目安(PDF:34.1KB)

臭気指数とは

人間の嗅覚を用いてにおいの程度を数値化したもので、具体的には、もとのにおいを人間の嗅覚で感じられなくなるまで無臭空気で薄めたときの希釈倍数(臭気濃度)を求め、 その常用対数に10を乗じた値です。[臭気指数=10×log(臭気濃度)]

嗅覚測定法にも様々な方法がありますが、日本では、3点比較式臭袋法を「嗅覚を用いる臭気の判定試験の方法」として採用しています。
1人のオペレーター(臭気判定士)とパネル6人以上(パネル選定試験に合格した人)により行われます。
3つの袋のうち2つの袋には無臭の空気を入れ、残りの1つの袋に所定の希釈倍数で薄めたサンプル(もとのにおい)を入れ、パネルは、3つの袋の中のにおいを嗅ぎ、 サンプルが入っていると判定する袋を選定し、これをパネルの正解率が所定の正解率未満になるまでにおいを薄めながら繰り返します。
その検査結果をもとに、オペレーターが所定の方法により臭気指数を算出します。

公害紛争処理制度について

行政機関による公害紛争処理機関として各都道府県には「公害審査会」が、国には「公害等調整委員会」が置かれており、地域において生じた公害紛争を扱っています。
詳しくは、下記のホームページからご確認ください。

埼玉県公害審査会

総務省公害等調整委員会

なお、総務省公害等調整委員会では、暮らしの中の公害でお困りの方から、公害紛争処理制度の利用に関する相談も受け付けています。

  • 公害相談ダイヤル 電話番号:03-3581-9959

受付:月曜日~金曜日 10時~18時
(祝日及び12月29日~1月3日は除く)

事業者のみなさまへ

臭気に係る近隣住民への配慮のお願い

深谷市においても、都市化や時代の流れにより、「空き地や農地だった場所に住宅等が建てられた」、「住宅はあるが、その家の代替わりや引越し等により居住者が変わった」 等により、生活環境は刻々と変化しています。
これにより、「今までは、においの影響が出ていなかった」、「においは出ていたが、近隣住民が、それを迷惑と感じていなかった、または、我慢できた」 といった状況ではなくなってしまうこととなり、その結果、市役所に相談が寄せられることとなります。
工場・作業場・飲食店等、事業活動から発生するにおいは、悪臭防止法により外へ出るにおいの強さが区域別に制限されています。
たとえ弱いにおいでも、悪臭と感じることもありますので、事業者の方は、法令順守に留意することは当然ですが、近隣住民とのトラブル等にならないように適切な臭気対策をお願いします。

まずは、下記のような臭気対策に心掛けてください。

においの発生が考えられる製品、材料、作業工程等がある事業所では、においが漏れていないか定期的に事業所の周辺を徒歩で確認し、 においが確認された場合は早急に対処する。
(確認において、常にそのにおいに係る作業等を担当している人は、嗅覚がそのにおいに慣れてしまっていることも考えられますので、 普段そのにおいに係る作業等を担当していない従業員等による確認が効果的です。)
脱臭装置を設置している場合は、定期的にメンテナンスする。
においが屋外に漏れないように窓の開放は必要最小限とする。
生鮮品等を扱っている場合には、それらの残渣物が側溝や水路へ流出しないようにする。(流出先の側溝や水路で、沈殿→腐敗→悪臭となることを防ぐため)
事業所内(敷地や建物)は、日頃から清潔に保ち清掃や整理整頓を心掛け、見た目の印象を悪くしない。
苦情や相談があった場合は、真摯に対応する。

お問い合わせ先

環境課
〒369-0292
埼玉県深谷市岡2381-1
電話:048-585-5150
ファクス:048-585-0165
メールフォームでのお問い合せはこちら

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