熊本地震被災地への職員派遣

更新日:2016年5月31日

深谷市では、熊本地震の被災地へ応急危険度判定士を派遣しました。
その際の、支援活動の様子などを報告します。

どのような気持ちで、被災地派遣・作業に臨んだか

熊本地震については、M6.5の前震が4月14日、M7.3の本震が4月16日に起こり、私が判定活動に出発した4月22日には、既に震災の報道が流れていました。少しでも現地のお役に立たなければと身の引き締まる思いでした。

まち全体の様子はどのようなものだったか

担当となったエリアは、熊本市の東区にある秋津町という場所で、よく報道されている益城町に隣接する地域でした。熊本市職員の話では、昔からの閑静な住宅街ということでした。
活動拠点から担当エリアまでは徒歩で向かいましたが、活動初日は、徒歩では通れたものの家屋や擁壁が崩れて道路に出ていたり、舗装が剥がれて段差があったりと気を付けて歩かないといけない状況でした。3日後の活動終了日には自衛隊などが応急の復旧を進めていて普通に歩ける状態になっていました。ただ、ごみの処理については、収集もできないようで道端に日に日に溜まっていく一方でした。

被災地の様子

今回判定をした建物はどのような様子であったか

判定については、基本的に二人1組でまわりますが、私の組が3日間で判定した建物は、全部で82件でした。【危険と判定された建物は35件(42.7%)、要注意と判定された建物は17件(20.7%)、安全と判定された建物は30件(36.6%)】
建物の被災状況については、一見して倒壊や傾斜がついている建物、壁や基礎がひび割れている建物、外見では全く無傷のように見える建物など様々でしたが、瓦葺き屋根の家屋が多く、大小の違いはありますが、瓦屋根の殆どが被害を受けていました。
今回の判定はあくまで外観からのみの判断でしたが、住んでいる方に話を聞くと、外観が問題ない家屋でも、家の中は壁にひびが入ったり、家具の散乱などで大変な状態だと話していました。
 

調査の様子

避難をしているかたの様子はどのような様子であったか

生活についても様々で、避難している方、夜は避難所で日中は片付けに帰ってくる方、そのまま住んでいる方などいらっしゃいましたが、どの方も数回の大きな地震や、未だ継続している地震活動に疲れている様子でした(1回目の地震があって、さあ事態を立て直さなければというときに2回目の大きな地震が来て心が折れたとおっしゃっていたのが印象的でした)。そのような中でも、お宅にお邪魔して判定活動のことを話すと快く受け入れてもらえたことについてありがたく思っています。

熊本に行く前と後で何か気持ち等で変わった部分はあるか

これまでも深谷市では、住宅耐震化に関する補助や、公共施設の耐震化など地震に対する対策を進めてきていますが、この度の判定活動で被災地をまのあたりにし、改めて地震に対する対策の重要性を痛感しました。今回の経験を生かし、ますます深谷市での地震に対する防災対策に努めていきたいと思います。
最後になりますが、今回の地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

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