漬物

更新日:2014年4月8日

「深谷は関東一の漬物処」ってご存じですか?え!聞いたことがないって?
実は、深谷は関東一、全国でも有数の漬物生産地なのです。野菜の一大産地だからこそ発達したふるさとの味。その魅力をたっぷり味わってみませんか。

深谷漬物の歴史

市内の漬物業発展のきっかけは昭和30年ごろ。東京練馬で作られていた練馬大根が、都市化により深谷へ産地移動してきたことで、たくあん作りが盛んになったことに由来します。昭和50年代には最盛期を迎え、漬物業者は約80軒にもなり、関東一の漬物生産地として名をはせました。現在でも、岡部地区を中心に35軒の漬物業者が営業しており、この数は、実に県内全体の半数を占めています。

大根の天日干し(昭和30年代の漬物生産風景)

写真:大根の天日干し(昭和30年代の漬物生産風景)

漬け込み作業(昭和30年代の漬物生産風景)

写真:漬け込み作業(昭和30年代の漬物生産風景)

たくあん木樽の出荷(昭和30年代の漬物生産風景)

写真:たくあん木樽の出荷(昭和30年代の漬物生産風景)

深谷漬物の力

深谷の漬物の魅力は、何と言っても新鮮な野菜を使用していることです。漬物は、原料となる野菜の力を生かして保存性を高める食品です。特に発酵を伴う物に関しては、野菜の新鮮さが味を大きく左右します。実際、市内では漬物に多く使われる野菜の栽培が盛んで、大根の収穫量は県内1位、きゅうりは全国2位、ねぎは全国1位を誇るなど、新鮮な野菜が豊富にそろっています。
次に、漬物の種類が多いことも特徴です。現在、市内では300種類以上が作られ、全国へ配送されています。埼玉県の漬物出荷額は全国5位であり、そのことから考えても、深谷市の漬物業がいかに盛んであるかが分かります。

脇役から主役へ

和食の名脇役として確固たる地位を築いている漬物ですが、最近では食生活の洋風化などにより、漬物離れが進み需要も低下しています。全国的に見ても、最盛期に約7,000億円あった出荷額は、現在3,500億円を割り込むまでになっています。
そんな中、市内では漬物の需要を広げるため、新たな取り組みが始まっています。

新しい漬物を提案、市内外へPR

市内事業者の連携・融合を目指し平成22年に結成されたプロジェクト「ゆめたまご」では、農家と漬物業者が連携して地場産にこだわった漬物の新商品を開発。新たな地域の味を提供しています。
また、市内外へ漬物をPRするため、平成23年9月には、漬物や漬物を使った創作料理を提供するイベント「漬物BAR」を東京都港区青山で開催。深谷市産業祭などでも同ブースを出店しました。その他、2月にふかや緑の王国で開催された梅まつりでは、漬物の握り寿司を提供するなど、漬物に触れる機会を演出しています。

青山で実施された漬物BAR

写真:青山で実施された漬物BAR

和食の枠を飛び越えて 洋食界にも進出

市内の飲食店では、漬物の魅力を再発見し、新しい提供方法を探る動きが活発になってきています。特に画期的であるのは、和食のはし休めというイメージから、料理の食材というイメージへの転換がなされ、さまざまなジャンルへの使用が始まっていることです。
その先駆けとなったのが、イタリア料理店パンチャ・ピエーナです。漬物を調味料と位置付け、漬物を取り入れたピザなどをメニューに加えています。
また、結婚式場ラヴィス・ヴィラ・スイートでは、漬物を使用したフランス料理のフルコースを提案。漬物の新たな可能性を発掘・発信しています。
今後も、漬物が活躍する場は、広がっていきます。ぜひ、深谷の漬物にご注目ください。

漬物数種

写真:深谷の漬物は、味や特徴がさまざま。幅広い使用が期待できます。

青トマトの漬物串

写真:青トマトの漬物串

出典

「広報ふかや」平成24年12月号

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