稲・米・ご飯プロジェクト2022
自分で作ったお米を食べてみよう!
ふかや村の田んぼを使って、田植え・稲刈り・脱穀籾摺りまでの工程を体験していただきます。出来上がったお米はご自宅でおいしくいただいてください!!
2022年度米づくり体験
6月4日(土曜日) 田植え
10月8日(土曜日) 稲刈り
10月22日(土曜日) 脱穀・籾摺り
脱穀・籾摺り体験(10月22日)
2022年10月22日(土曜日)、本年度の米づくり体験のクライマックスとなる「脱穀・籾摺り体験」を行いました。2週間前に刈って、「はさがけ」しておいた稲を集め、脱穀機にかけてもみ殻を落とした後、唐箕、籾摺り機と機械に通して食べられる状態に近づけます。初めて目にする機械、作業ばかりだったかもしれませんが、子どもたちには毎日口にするお米づくりをイチから体験できる貴重な体験になったのではないでしょうか??
脱穀機使い方の説明
稲の回収
機械の中で回転する歯に穂先を当ててもみ殻を外す仕組みになっています。
手を巻き込まれないように気を付けて。
唐箕(とうみ)です。脱穀機にかけた後のもみ殻を上から投入し、風力でごみを吹き飛ばし選別します。
籾摺り機です。米粒の周りを覆っているもみ殻を外して玄米にします。この状態でも食べられますが、白米にするには次の精米機にかける必要があります。みんな吹き出し口から出てくる玄米に大喜び?です。
精米機です。これは循環型のもので、機械の中を玄米を往復させて精米していきます。「五分づき」など玄米との割合を調整することもできます。この工程が終われば精米の完了です。
稲刈り体験(10月8日)
秋らしく晴れた2022年10月8日(土曜日)、田植え体験から4か月経過したこの日、稲刈り体験を行いました。遠くから見てもわかるほど黄色く頭を垂れた稲穂を、田植えを行った参加者全員で刈り取るものです。最初に王国ボランティアによる刈り取りの実演を行った後、実際に鎌を手に持ち田んぼに入り稲刈りを行いました。刈った稲は手ごろな量で束ねた後、竹で作った台にかけ、乾燥させます。これを「はさがけ」といいます。次は2週間後(10月22日)の脱穀・籾摺り体験!ようやくおいしいお米へのゴールですね!
稲は麻の紐でまとめました。
はさがけです。束ねた稲を真ん中で分け、竹に架けて乾かします。
田植え体験(6月4日)
2022年6月4日(土曜日)、今年度の「稲・米・ご飯プロジェクト」のうち、一番重要な「田植え体験」を行いました(まずは田んぼに植えなければご飯は食べられません)。大人子供合わせて25人の方が、王国ボランティアのサポートを受けながら田植えを体験しました。ほとんどの方は裸足でドロドロぐちゃくちゃの田んぼの中に入り、最初はぎこちなく、でも慣れるうちに正確に植えていました。1時間ほどですべての苗を植え終わり、これで今年の米作りも無事スタートを切りましたね!
王国ボランティアによる実演
更新日:2023年03月27日