ボタニカルキャンドル教室
2019年12月11日(水曜日)、小林悦子さんを講師にお迎えして、「ボタニカルキャンドル教室」が開かれました。17人の方に参加していただきました。 普段は森林公園近くのアトリエで活躍していらっしゃる小林先生ですが、今回は緑の王国で、初心者でも安心して制作できるボタニカルキャンドルを教えていただきました。クリスマスを意識したお洒落なキャンドルづくりは、緑の王国では初めての開催ということもあり、皆さん興味津々で教室に参加されたようです。 以下、当日の模様を、詳しく見ていきましょう。 (手元の細かい動作は写真を拡大してご覧ください。)
ボタニカルキャンドルとは?
ボタニカルキャンドルとは、花(ドライフラワー)を中に詰め込んだキャンドルです。 二重構造になっており、最初に着火する芯を入れたベースキャンドルを内側に作ります。それを一回り大きなカップに入れ、隙間に花を配置し、さらにロウやワックスを流し入れ、冷やして固めると出来上がりです。
作業手順・教室の様子
1、ます内側になるベースキャンドルを作っていきます。 紙コップの底に竹串で穴をあけ、芯を通してガムテープで底を二重にとめた後、芯を割り箸で挟み込んで押さえます。
2、無色透明(写真では白く見えますが)のチップを紙コップの下から三分の一程度まで入れます
3、次に色付きのチップを最初に入れた無色チップの上に入れていきます。板状のものは、大体爪の大きさに割っていれるといいでしょう。この写真では皆さんピンク色のチップを使っていますね。 紙コップの最上部まで入れず、上から8mm下がったところまで入れたら終わりです。
4、ロウを流し込み、冷やして固めます。
5、ベースキャンドルが固まったら、紙コップの上からハサミで切れ目を入れ中身を取り出します。ティッシュで水分を拭き、ベースキャンドルをカップの中に入れます。
6、カップとベースキャンドルの隙間に花を入れていきます。 花は厚みのある、開いたきれいなものを4つ程度選び、中央に固定します。 この時、ベースキャンドルより上に花を配置してしまうと、点火したとき花が燃える場合があるので注意してください。
7、花を入れたらワックスを流し入れて冷まします。十分に冷ましたらカップから外します。
8、冷却中です。全体を隈なく冷やすため上から押さえつけ、氷水で急速に冷やします。
9、最後に芯の処理をし、帯をつけ、ラッピングをして完成です。
点火してみると・・・
なかなかいい雰囲気です。ロマンチックで落ち着いた空気を醸し出しています。
左のキャンドルのように、中だけが溶け、外側はきれいに残ります。 100円均一ショップで市販されているキャンドルを入れたり、多肉植物を入れたり、様々に工夫を凝らして長く楽しむことができるそうです。
更新日:2023年03月27日