透明感のあるボタニカルアクセサリーをつくろう

更新日:2023年03月27日

2019年9月9日(月曜日)、田島みゆき先生を講師にお迎えして、「透明感のあるボタニカルアクセサリーをつくろう」と題したハンドメイドアクセサリー教室が行われました。 4月の「第16回ふかや花フェスタ」でも好評だったボタニカルアクセサリーづくり。1本のワイヤーで、まず外枠を作り、レジン液を塗り重ねて土台としたあと、着色したり植物やビーズを埋め込んで自分だけのアクセサリーとしていきます。 「あえて既成の物を使わず」自由な形式でつくることで、ひとりひとり全く違ったオリジナルなものが出来上がります。少し「いびつ」で「手のあと」が残る方が、おしゃれで素敵なハンドメイドになるということです。

田島みゆき先生
デザイン図

1、まず方眼紙にデザインの下絵を描きます。

ワイヤーで形づくり

2、次にデザイン図に合わせてワイヤーで形を作っていきます。これは外枠となり、この内側にレジン液を塗りこんでいきます。外枠を作った後は、余りのワイヤーを枠にぐるぐると巻いていきます。これで補強することになります。 3、(下の写真)枠づくりができたら、枠の中にレジン液を塗布していきます。これは土台の部分となるので、液をまんべんなく塗ります。ワイヤーが平面から浮き上がっている部分は特に注意深く塗り重ね、固定します。浮いたままだと、隙間から絵具が流れ出すことがあるからです。

レジンを塗る
ランプにあてる

4、ランプの中に入れ、2分待ちます。ランプから発する紫外線にあてることで液が固着します。 以後、基本的には3と4の作業の繰り返しです。

紫外線にあてた後

紫外線にあてた後の様子。レジン液が固まっているのがわかります。

手元拡大

手元を拡大してみました。 串を使ってレジン液や絵具をワイヤー枠に塗り重ねていきます。なかなか根気のいる作業です。

植物を配置

レジン液をポスターカラーで着色し、植物やビーズを配置してみました。何をのせるかが、個性の発揮されるところですね。この状態で再びランプにあて固着させます。

完成間近

完成が近づいてきました。小さい穴の部分にひもを通すことで、ネックレスになります。 レジン液をあえて着色させずに透明のまま固まらせるのもきれいですね。枠からはみ出したレジン液の固まりは、やすりで削ってより見栄えよく加工するそうです。

先生の作品

先生の作品です。レジン液で作られた透明な膜の中に閉じ込められた花びらのかけらが遠くから見ても近くから眺めてもきれいです。

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