笠原可雄(かさはらよしお)

更新日:2023年03月27日

生没年

1912(大正元)年―1990(平成2)年

解説

大正元年11月2日、大里郡八基村血洗島に生まれる。本名は可夫。幼少の頃より絵をよくし、昭和6年、19歳で描いた「早春」は院展に初入選し、昭和11年、当時の文展鑑査展に入選した「送秋」や昭和21年秋日展に入選した「母と子」は、画壇の注目を浴び、ジャーナリズムをわかせた。その後も度重なる日展入選などがあるが、晩年は難病にとりつかれ、長年にわたる病魔との闘いの果て、平成2年10月24日帰らぬ人となった。

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